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あの頃 二人の熱で溶けていたアイスが 今は 長い沈黙で溶ける
枯れ木の時も暮れたなら 赤い蕾と陽の匂い いくらか早い朝焼けに 胸は凍てつく寒々と 寂れた…
あの日、僕は蒸気しました 体温が じわりじわり 上昇していくのを感じました 普通じゃない感情…
最初から 達成するのが 難しそうな目標を 掲げないことです。 達成できる 小さい目標を 何…
久しぶり 母と湯船をともにする 小さくなった 背を見ては 長き苦労の年月を しみじみ感じ …
初冬 暖簾に腕押し 予定外の出来事など要らない 果報は寝て待てばいい 春を迎える準備だけし…
すきだよ かわいいね そうやって蜜を運ぶ 蜂のように 愛してるよ 安心してね 言葉の蜜のある場所 ある場所に蜜蜂は飛んでゆく そしてたいせつな ひとにことばの蜜を運ぶ
恋人以上友だちみまんの君と歩く。 んま、みちだ。
悲しみの涙がやめば 虹がかかる 苦しみの時間が終われば 虹がかかる こどもの時とおなじよう…
ぱぱのあごさわったら ぱぱ とげがある 手も足にもとげがある ぱぱ さぼてん
突然話し始める癖があるひとだった 資料を机いっぱいに広げて 半分は私のため 満面の笑みに自…
愛想とは 程よい熟れ具合の 蜜柑だ ツンとした表情で それを 受けとることを拒む子供は 青み…
手品を目の当たりにした 少女が笑いながら つまずき転ぶ 笑顔が 悲しみにそして 痛みに 怒り…
あんまり 大空に向かって泣かないでおくれ わがこよ そんなに泣くんじゃ あの虹が砕けて落ちてしまう そんな小さな 悲しみで砕けるような 虹じゃないといいのだけれど