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アウトプットの最初の一歩はどうしたらいい?(noteのはじめ方)

昨日の朝、通勤電車の中でTwitterのタイムラインを眺めていると、ふむふむさんのツイートからこちらのnoteにたどり着いた。

note+SNS……気になる。アウトプットのコミュニティってなんかいいな。

アウトプットが大切だということは、私も普段からTwitterやnoteなどで発信していて痛感している。もちろんネット上だけではなく、リアルな仕事や生活においても。

自分の発信を通じて、自分自身の学びや気づきになったり、誰かの役に立てたり、何かが動きだしたりといったことはたくさんあった。アウトプットを続けていると、いいことが起こるのだ

アウトプットってなんぞや

「アウトプット」なーんて言うとそれっぽく聞こえるけれど、これがまた悪いところだったりもする。やったことのない人、苦手意識のある人にとっては、とてもハードルが高く感じるのではと。

「私にはできない」「見ているだけでいい」となるのは、この“それっぽさ”に一因があるように思う。

アウトプットとは、何かを生み出すこと・発信すること。自分の中にあるもの(知識や情報、経験)を外に出す、形にするということ。――ほら、なんかもう難しい感じ。

私は、もっと身構えずに、もっとラフにやればいい、と考えている。ざっくり言うなら「自分以外の人になんか言う」ぐらいのイメージ。

巷では「有益な情報を」「ターゲットやペルソナを設定して」「Giveの精神で」…とか言われているけれど、最初はスルー。小難しく考える必要は全然ない。大丈夫。


アウトプットにも段階がある

私はアウトプットにも段階があるのではと思う。

▼アウトプットに興味を持つ
▼自分の中にあるものを外に出す(for自分、オフライン)
▼外に出したものを世に出す(for他者、オンライン)
▼アウトプットの質を高める(内容の充実、相手を想定)
▼アウトプットでつながる(発信を通じて新しい人や情報と出会う)

思いつきで今ざっと書いてみたけれど、きっとこんな風にステージがあるのではないだろうか。最初の一歩を踏み出せない、という人はきっとこの前半部で止まっているのかも。

たとえば、アウトプットとはよく聞くけれど、その良さや効果があまり分かっていない、取り組みたいレベルではないとか。

あるいは、自分の考えや情報を「外に出す」「形にする」「表現する」方法が分からないとか、苦手意識があるとか。

また、形にはできるけれど、自分以外の人に見せるのは抵抗がある、恥ずかしいとか。

もしくは、世に出す方法が分からないとか。ネット上ならnoteやTwitter、Facebookなどの使い方が分からない、怖いとか……


「アウトプットのはじめ方」とひと口に言っても、この段階によって必要な“手ほどき”は変わるだろう。

ある程度慣れてくれば、いい循環が生まれてアウトプットが楽しくなる。「もっと多くの人に見て欲しい」「もっとためになる情報を届けたい」といった欲が生まれれば、その後は主体的なサイクルができてくるはずだ。


どうやって始めるのか・何を書けばいいか

ここではまずnoteを「どうやって始めるのか」について考えてみる。

noteに登録を済ませたら、初期設定や基本の考え方などはこちらを参考にしていただくとして。


「さて、何を書けばいいか」というところで止まってしまう人も多いだろう。何でもいいと言ったって、そういうのが一番困る。「今日の夕飯、何がいい?」と家族に聞いて「何でもいいよ」という返事が一番困るのだ。

方針や発信したいこと、知ってほしい情報が決まっている人は、もちろんその内容を書き始めればOK。一気に書かなくても、少しずつでいい。小分けに書いていても、noteには後で「マガジン」としてまとめる機能もある。

頭の中がぼんやりしていてまとまらないなら、紙に思いつく限り書き出すのもオススメ。きちんと整理したい人はマインドマップを使うのもいいと思う(私は使いこなせていないけれど)。検索すれば、無料で使えるツールも結構ある。


それでも、まったく筆(カーソル)が進まないという場合。最初の手がかりがなくて困ったな…という人もいるはず。

noteには「お題」というものがある。これはとても親切な企画だなーと思う。

お題やテーマが決まっていると、それがきっかけになって書きやすい。大喜利感覚でもいいし、自分がインタビューされていると思って回答するのもいい。

私も昨日、この中の「#はじめてのインターネット」というお題に沿って、経験を思い出しながらnoteを書いてみた。

特にオチもないエッセイで恐縮だけれど、記憶をさかのぼる中でインターネットの歴史を調べ直してみたり、「ネオ・デジタルネイティブ」と呼ばれる世代があることも初めて知った。

それに、このnoteを共有したことで「うちの娘も同じ!」「父親の職業が同じだった」といった反応をいただけて、またひとつ共感の輪が広がった。


お題ではイマイチ、という場合は「あいうえお作文」風だっていい。

【あ】愛について/あの日の思い出/ありがとうの効果
【い】生き方を考える/印象をよくする方法/椅子のこだわり
【う】海と青春/ウサギ小屋の観察/うんちの行方
【え】鉛筆のメリット/縁を感じた経験/映画の感想
【お】お母さん像/奥ゆかしい女性とは/美味しい食パン

…こんな風に、きっかけがあれば色々とテーマは出てくる(これまた完全な思いつき)。あいうえおシリーズなら、当面ネタには困らない。

「文章」を書くのが苦手なら、「一問一答」形式で、自分に10の質問をしてみる、というのもいいかもしれない。

noteでは文章に限らず「イラストや図、写真」、または「音声」なども投稿できる。自分が無理なくできる方法で始めるのがいい。余計な無理は禁物。



もし今読んでくださっている方で、noteでの発信は未経験、という方はぜひ何でもいいので始めて欲しいな、と思う。クオリティは二の次!

ちなみにアウトプット関連ではこちらの『アウトプット大全』が断然オススメ。ベストセラーなので、すでに読んだことのある方も多いかと。

クオリティは二の次!…と言っても、分かりやすい文章を書きたいという方はこちらをどうぞ。

それでは、また明日。



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