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継業で蘇った容輝湯さんの魅力的な外観に惹かれて・・

昨日のハイキング帰りに
立ち寄った昔ながらの銭湯が
見た目も中身も魅力的で
紹介も兼ねて書いてみます🤗

銭湯へ向かうまでのぶらり

場所は滋賀県大津市石山駅近く
石山寺が近いとはいえ1駅先で
観光客が訪れることは少なそう…
昔から地元で愛された銭湯なんやろな

予定変更で歩いた末に

昨日は丹後半島へ行く予定でした
(丹後半島は京都府北部)
最北端の経ヶ岬から日本海沿いに
山陰海岸ジオパークトレイルで南西へ…

ジオパークトレイルも東海自然と同様
歩きたい道の1つで機会を狙ってました
そして季節も良くなったので満を辞して🙌
宿も予約して行く気満々でした😄

が、1週間前に土日の天気が微妙と分かり
悩んだ末に予定をキャンセルすることに😖
雨は夕方からとなってたけど
日本海に突き出す半島なので風雨は辛い
しかも遠出で天候悪いのも辛い…

結果、直前で決めれる近場を
歩くことになり最近恒例の
東海自然歩道歩きになりました🌱

29日は滋賀里駅から石山寺駅へ…
大津市内を市街地、山経由で
5時間ほど歩きました
この件については後日書きます✏️

歩いてる道中で見つけたモミジ
桜満開の時期に咲いてた花が散り
プロペラ付きの種になってた🌱

花も種も小さくて気にしないと
スルーしまいがちですが
最近は秋以外もモミジで
季節を感じることができてます😁

モミジの花(4月初旬)

石山寺駅に近い銭湯

29日のハイキング終点は
京阪石山寺駅でした🚃

駅名にもなってる石山寺は
東寺真言宗の大本山の寺院で
境内案内図だけでも壮大さが分かる

石山寺駅は最寄駅ではあるが
徒歩10分ほどあるため今回は行かず…

足は元気やったけど天気の都合💦
まもなく降雨の予報ということで
雨宿りも兼ねて汗流しに行きたかった

そこで見つけたのが
今回紹介すが容輝湯ようきゆさんでした

最寄駅は1駅隣の唐橋前やけど
1駅乗るんはもったいないし
雨雲の様子みながら歩くことに🙌

京阪石山坂本線

踏切を渡る際に見えた線路に
2つの線路を渡るクロス線がある
これを分岐器の中でも両渡り線
ダブルクロッシング等と言うそう

電車乗ってて駅手前で揺れる時
多くの分岐器(ポイント)を通るが
このクロスで隣の線路へ行く時は
グッと揺れるような気がする😁

余談ですが電車がポイント通る際の
ガタガタという音が好きです🤗

2つの高架下を通る

銭湯へ向かってる道中で
2つの高架下を通りました
地図確認すると日本の大動脈‼️
左が東海道新幹線、右が名神高速
ここ寸断されたらマヒするやろな💦

そいういえば旧街道も
この付近に東海道、中山道があるし
昔から重要な場所やったんやな🌱

寄り道しながら徒歩15分ほどで
無事に目的の銭湯に到着🙌

容輝湯さんの魅力

石山寺駅に近い銭湯を検索し
ここを訪れたんですが
路線沿線やと他にも銭湯があり
どこ行こか少し悩んでました😓

決め手となったのが唐破風からはふ屋根

唐破風屋根に惹かれた理由

唐破風屋根とは、
日本の城郭建築などにみられる
頭部に丸みをつけて造形した破風はふ

正面に来ると屋根の存在感が増す🙌

地図で候補銭湯の写真見てて
この屋根の存在を知って即決定
という決め手となった外観

唐破風屋根は見た目も良いし
建築携わってるから好き✨
っていう理由もあるが
実は特別な思い入れがある🥺

唐破風屋根

このスケッチは建築を学んでた頃
20歳くらいに描いたもの✏️

当時、卒業設計で旅館を検討してて
その玄関部を唐破風屋根にしたかった

唐破風屋根は伝統的な旅館にも
多く使われる印象があり
外観の雰囲気作りのために利用
逆に内部は現代的な雰囲気にして
ギャップを売りにしようとしてました

卒設コンセプト
空からの外観イメージ
内部空間イメージ

外部は低層に抑えつつ
内部は地下を含めて吹抜けに
ギャラリーや地下街一体型の
都市型旅館としてました🤣

卒設コンセプト
卒設旅館の外観スケッチ

ちなみに予定地は京都の祇園
法令を考えたら無理な立地ですが
外観は条例に従いたいという
自己満な卒設でした🤣

実際の卒設はA1サイズ手描き9枚
コンセプト説明は8000字という
学生時代の有り余った時間が
可能にしてくれた内容かもな😄

当時は3D表現も可能やったけど
習得期間がなかったので手描き✏️
今はあまり描かんけど個人的には
手描きの方が雰囲気的に好きです

継業で蘇った創業90年超の銭湯

経営者の高齢化、建物の老朽化
後継者不足、時代の流れ…

最近の話ではないけど
昔から営業されてきた宿や店が
同じような理由で閉業してる😖

僕が日常的に訪問してる喫茶も
先月末で閉店した店があった
行きたいと印つけて行けぬまま…

印つけてるから知っただけで
知らないまま消えていく店も多く
昔ながらの店ほどその傾向が強い

喫茶だけやない銭湯も似てて
再訪目的で探すと閉業してることも多い

・・・

そんな中、今回訪問した銭湯は
2019年に継業けいぎょうされて蘇ったそう🤗

継業とは、生業や事業を身内が
引き継ぐのではなく意思ある第三者に
継いでもらう取り組みのこと

訪問の経緯は唐破風屋根なので
この事実を知ったのは浴室内にて…
容輝の経営は会社という文言を見て✨
浴室ではのぼせるのでのんびり見れず
詳細は後日検索してみた内容です

経営してるという会社は
銭湯継業の専門集団「ゆとなみ社」

銭湯を日本から消さない
をモットーとし私たちが湯を営む(経営)と、湯と人々の営み(生活)からゆとなみと名付ける。

2015年5月、サウナの梅湯(京都市)の継業を皮切りに現在6軒の廃業寸前の銭湯を継業し、日本全国の銭湯を視野に活動の拡大を目論みる。

ゆとなみ社HPより

サウナの梅湯にも
数年前に行った気がする
その時もそんな話を聞いてて
1軒だけの話と思ってたが
まさか6軒も携わってるとは🙌

容輝湯さん含めて各銭湯には
パンフレットがあるようで
自由に持ち帰れます

こじんまりした間取り

あたたかで親しみやすい画風で
描かれた間取りと設備など🎨
新しい設備などはないけど
魅力の伝え方は現代風やろな

朝風呂やその他イベントも充実
銭湯を風呂入る場所だけでなく
地域住民の憩いの場にされてました

もし2019年に継業されず閉業してたら
唐破風屋根に出会うこともできず
継業の魅力を知ることもなかったかも
いろんな意味で継業してくれた
ゆとなみ社さんには感謝したいな🤗

容輝湯
場所:滋賀県大津市栄町17-10
営業時間:14:00〜24:00
定休日:火曜日
料金:450円
TwitterInstagram

継業に至る経緯などは以前募集してた
クラウドファンディングサイト内で
見れるので興味あればどうぞ👇

その他の継業銭湯と関連サイト

感謝と同時に他の銭湯にも
入りに行きたいなということで
メモも兼ねて一覧にします
🌏住所からGoogle mapに飛びます

鴨川湯のインスタ

関連リンクも多数🤗

♨️グッズサイト
銭湯の受付でも販売してました

♨️Instagram

♨️YouTube

銭湯に関する様々なことを
語られてるそうで興味あるので
チャンネル登録して見てみます🤣

継業してる銭湯は現在
関西と中部の限られたエリアですが
全国展開を目論んでられるので
他エリアでも遭遇する可能性ありです

クラウドファンディングなどで
応援できる機会もありそうなので
継続的に追ってみようと思います✨

容輝湯さんの玄関と受付

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