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【エッセイ】いったもんがち。

仕事は、いったもんがちだ。自分が作家といえば作家だし、俳優といえば俳優なのだ。

僕は昨年の3月に大学を卒業し、就職せずにフリーランスの道を歩むことになった。卒業する数日前、自ら「webライター」と名乗り、記事作成の仕事をいくつか請け負った。

いったもんがちだ。

僕はその日からWebライターになった。専門的な内容を書くには無理があるが、グーグル検索と多少の知恵を使えば文章くらい書ける。僕はwebライターになったのだ。

僕の周りでは、独立してフリーランスとして働きたいと思ってる人もいる。けれど、なかなか独立できない。まずは勉強してから…とか資格をとってから…などと人は言う。

いってしまえばいいだけだ。「自分は〇〇だ。〇〇ができる。」と。

もちろん、コードも書けないのにエンジニアだといったら嘘になる。嘘とハッタリは大違い。嘘は実現できないが、ハッタリは頑張り次第で実現できることだ。

Showroomの前田社長は学生時代、英語ができるようになりたいと思い、英語学習塾の先生になったという。英語の先生になったら、もうやるしかない。

その塾にいた先生方とひたすら英会話の練習をこなし、留学せずに英語力を身につけたそうだ。

テストのスコアとか、資格とか留学実績とかそんなの関係ない。いったもんがち。もちろん、いったら実行するしかない。

でも、言わないと仕事はいつまでたってもやってこない。

副業したい、スキルを身につけたい、独立したい‥そんな人たちは、まず受注しちゃえばいい。

僕は言い切った。そして仕事を獲得し、またその実績を元に言い切る。すると、もっと良い仕事に巡り合える。

このプラスの連鎖

僕はエッセイストだ。また新たに言い切った。いったもんがち。

まだエッセイは10本ちょっとしか書いていない。エッセイストよりも、「エセエッセイスト」の方が正しいのかもしれない。

それでも、僕が毎日エッセイを書き、それを1人でも読んでくれたら、立派なエッセイストだと思う。エッセイストの線引きはあいまいだ。だったら自分で線を引けばいいだけの話。中国と日本の国境とは訳が違う。

数年後には、投稿したエッセイが数百本になり、読者も増えているだろう。もしかしたら、書籍化や雑誌に寄稿しているかもしれない。

僕はエッセイストなのだ。

あなたは、何になりたい?何ができる?いますぐ周りにいってみよう。世間に叫んでみよう。両親に宣言してみよう。

いったものがちだから。


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