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高鍋町と餃子PR連携協定、そして高鍋町ふるさと応援大使に

一般社団法人焼き餃子協会は、全国各地の餃子文化を広めていくことをミッションとして設立しておりますが、その端緒として、宮崎県児湯郡高鍋町とその餃子文化を広めるための協定を締結し、高鍋町ふるさと応援大使として委嘱をいただきました。

高鍋町出身者ではないふるさと応援大使としては、2例目となります。大変恐縮ながら、しっかり務めていきたいと思います。


餃子の聖地、高鍋町

高鍋町には創業半世紀以上の老舗が2店舗あって、人口2万人の町民の人気を二分し競い合い続けていることや、その2店舗が町内の様々な飲食店に餃子製造技術を伝え、餃子が食べられる店が17店舗も存在すること、そしてそれが高鍋町だけでなく宮崎県下にまで広がり始め、宮崎市が家計調査で宇都宮市や浜松市を破って「ぎょうざ支出金額・購入頻度で2年連続日本一」となるきっかけにもつながっており、高鍋町は宮崎の餃子の聖地としてもっと知られるべきだと私は考えています。

また、高鍋町は九州有数のキャベツの産地であることや、豚肉だけでなく牛肉や鶏肉の餃子も作られており、またパンや手羽にも餃子の餡を用いた食品さえも作られていて、幅広い餃子が生まれている町でもあります。

つまり、高鍋町には餃子の歴史と技術があり、餃子産業が広がっている町であり、餃子文化が根付く町なのです。

また、宮崎県の境界線が餃子のかたちだとすれば、高鍋町は焼き目の中心にあると言えるでしょう。

https://www.town.takanabe.lg.jp/soshiki/chiikiseisaku/7/3/2080.html

高鍋町で「義務餃育」を始めたい

高鍋町は、古くは高鍋藩として秋月家3万石の城下町であり、歴史を感じる街並みがあります。高鍋藩は藩校「明倫堂」を創設して、文教のまちとも呼ばれています。
高鍋藩が輩出した上杉鷹山公は、以下の有名な言葉を残した名君として多くの方に知られているのではないでしょうか。

為せば成る
為さねば成らぬ何事も
成らぬは人の為さぬなりけり

私の考える「義務餃育」

こんな高鍋町だからこそ、その餃子文化を教育の中に取り込んでいけないかと考えました。給食で餃子を出すというのは過去にも例がありますが、他には例えばこんな授業が小学校でできないでしょうか

  • 算数の四則演算を餃子で学ぶ

    • 例)よういちろうくんが餃子3粒、てつじくんが餃子4粒を食べました。全部で何粒の餃子が食べられたでしょうか?

    • 例)1パック12粒の餃子が4パックあります。餃子は何粒あるでしょう?

    • 例)1粒17gの餃子を2千粒作りました。全部で何kgになるでしょう?

  • 餃子を通して地理や歴史を学ぶ

    • 例)餃子に使われるキャベツはどのような地域で生産されているでしょうか?また、その理由を考えましょう。

    • 例)焼き餃子が第二次世界大戦後に日本で普及した理由は?

    • 例)宮崎の餃子の歴史を調べてみよう

  • 餃子の焼き方を科学する

    • 例)餃子の焼き目をつくる「メイラード反応」とは?

    • 例)麺類が「のびる」とはどのような状態でしょうか?

    • 例)どのようにして、小麦粉から餃子の皮を作るのでしょうか?

    • 例)餃子を焼いてみよう

  • 宮崎の餃子の歌を歌ってみよう

  • 餃子を読もう

    • 例)パラダイス山元さん著「読む餃子」を読んでみよう

    • 例)蜂須賀敬明さん著 「焼餃子」を読んでみよう

高鍋町では教育の中で各所に餃子が使われていて、結果的に高鍋出身の方は高鍋の餃子をよく理解し餃子文化を誇りに思って卒業していく、というイメージを勝手に妄想しております。
教育においては身近なものをよく理解することから始めてほしいと思うのはもちろんのこと、私のような者が高鍋の餃子をPRするより、高鍋町で育った方が高鍋町の餃子をPRしてくれた方が、はるかに意味があると思うので、長期的な視点で高鍋町の中で「義務餃育」を取り組んでいただきたいと思います。
これが、高鍋町の餃子文化発展につながっていくと思うのです。

「義務餃育」実施を目指して、高鍋町の餃子ふるさと納税クラウドファンディング開始

義務餃育を導入するにもお金が掛かるということで、高鍋町ではガバメントクラウドファンディングを開始しました。クラウドファンディングという名前が付いてますが、要は実施期間限定のふるさと納税です。

特に目玉としては、6店の餃子と餃子パン1個が1セットになっているもので、送料などが個別にかからないことを考えるとこれが一番お得です。

ぜひ私も「餃育実習」しに行きたいので、ご支援をぜひ。なお、9月末までの期間限定となっておりますのでお早めに。

※ふるさと納税の仕組みについて詳しくはこちら

高鍋町は餃子だけじゃない

高鍋町が餃子の町であることを全国の方々に知って頂きたいことはもちろんなのですが、それ以外にも高鍋町には様々な名産品がございます。

黒木本店

「百年の孤独」や「中々」「㐂六」など世界に評判の高い焼酎を作っているのと、最近では宮崎県産の大麦を使った純国産ウイスキーも作っている黒木本店さん。ぜひ高鍋の餃子と一緒にお召し上がり頂きたい。

ゴボチ

宮崎空港などでも人気のお土産である、ごぼうチップスです。おやつとして直接食べるもよし、サラダの具材にしたり、うどんに乗せたりと食べたかのバリエーションもさまざま。
餃子を食べる際のお口直しに使ってみるのも良いかもしれませんね。

高鍋大師(観光)

https://www.pref.miyazaki.lg.jp/contents/org/shoko/appeal/jaja/19_07.html

持田古墳群の中に現れる謎の石像群。独特の雰囲気があるので、高鍋町に行ったらぜひ行ってみてください。高鍋町の観光マスコットにもなっています

たか鍋大使くんのバリエーションもさまざまあるので、町歩きしながら探すのも楽しみの1つです

機会があれば高鍋町に行ってみて

まずは高鍋町の餃子を食べてほしいということで、ふるさと納税ページでも「進捗報告」で催事出店予定が掲載されています。

でも、やっぱり高鍋町に行ってお店で食べてもらうのが一番美味しいんじゃないかと思うので、ぜひ機会があれば行ってみてください。ちなみに高鍋駅から市街地までめっちゃ遠いのと、駅のプラットフォームから改札まで階段しかないので、可能なら車で行くのがおすすめです。

その際はぜひ、こちらを参考にしていただければと思います。

宮崎県ひなた餃子連合会 餃子のまち高鍋コース

東京餃子通信 高鍋町編

毎日餃子TV (一部が高鍋町の餃子店巡りです)

高鍋町のお祭りでは高鍋町の餃子店が並びます。もし行かれるなら、こうしたお祭りに合わせて行くのも良いかもしれません。


ということで、高鍋町を全ての地球人に知っていただくべく、高鍋町ふるさと応援大使として頑張ってまいりますので、ぜひ今後ともよろしくお願い申し上げます。

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