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「治らない」と言われても治ることもある(続編)

先日、「治らないと言われていたのに治ったっぽい」という記事を書いた際に私以外にも痛みを抱えている人が沢山いらっしゃるのだと知った。
以前の記事はこちら。
前回の続編的に書いてみようと思う。

私の痛みが強くなり始めたのは1年半以上も前のことだった。
その数ヶ月前に少しずつ体の中の違和感・・・大腿後面の痺れを時々感じるようになっていた。
気のせい、気のせいと思って過ごしていた。
気のせいと思いたくて
騙し騙し毎日を過ごしていたように思う。

寒くなった頃には、痺れと痛みの頻度が増していた。
どんどんこの症状が強くなっていくことに不安を感じ始めていた。
この頃、お客さまで知人でもあったマミちゃんが下肢痺れが強くなりそれをきかっけとして歩けなくなり、がんが発覚した時期でもあった。
このこともあり更に不安になっていた。

時系列では、発症してからだいぶん後の方になるけど
去年の秋に整形外科に重い腰をあげて受診した。
普通ならこんなに酷い症状なら直ぐに整形外科に受診すると思うのだけど。
整形外科的な診断名は自分でおおよそ見当がついていたけど
西洋医学的な診断名は何になるのかなという関心だけで受診してみた。

坐骨神経痛と言われ、脊柱管狭窄症か腰椎すべり症と言われるのだろうと予想していた。
以前の記事にも書いたように診断結果はすべり症からの坐骨神経痛の診断だった。

「すべり症は、もう治るということは
ありませんね。
ほらこんなに骨がずれていますからね。
痛み止めを飲むしかないですね。
色々、お薬を出しときますね。
これ以上痛くなれば
手術ですが、手術でよくなる保証もないです」

みんなこんな絶望的なことを言われて、家まで帰っていくのか〜と思った。
こんなに強い痛みと痺れを抱えたままで一生薬を飲んでいく…
メンタルが強くない私なら鬱になるしかないような話を普通に宣告するのかぁと思った。

ただ、この痛みは、絶対治すと決めていたので
・・・んなことあるかぁ〜いと思った。

「そっか、整形外科では一般的に治せないという意味ね」と
整形外科の自動ドアを出るまでに理解した。

この痺れには神経に効くキツイ痛み止めじゃないと効かないと言われた。確かにその薬は効くかもしれないくらい強い薬。
一方で副作用も色々あるお薬でもあるので遠慮して、弱めの薬にして頂いたけど案の定、全く効かず1日飲んで終了した。
(因みにそのお薬を服用した認知症の方が記憶障害が悪化した例が先日あった。もちろん、痛みが強い人にとってはやむを得ず飲まないと生活に支障があるかたもいるのでそれも理解できる。私も本当に悩ましい症状だったので)

整形外科に行くまでにはいろんなところに通っている。
YouTubeで人気の鍼灸の先生のところにご連絡した時には
両側の痺れの場合は脳から来ている場合もあるのでみれないと断られ傷ついたり。

ちょっと変わった器具を使うセラピーや足から毒素を出すタイプの足湯のセラピーやら普通の整体にも行った。
漢方もあれこれ試した。
霊媒の人にも浄霊もお願いした。
動画を見ながらいろんなセラピーを実践してみた。
もうここには書ききれないくらい(笑)

同じような症状がある方の参考に少しでもなればと思って書いているので
私がどんな症状だったも書いておこうと思う。

とにかく特に仙骨部〜大腿〜膝後面にかけての痺れが強くて3分以上立っているのが辛かった。
なのでしょっちゅうしゃがんだり地べたに座ったり椅子に座ったりしていた。
座っている時や自転車を漕いでいる時は、今までの自分と何も変わらないのでとても幸せな時間だった。

でも3分も立っていられないと言うことは普通に生活ができないわけだけど、
そのような中、仕事も続けていた。
ずっと同じ場所に立ちっぱなしでケアをしないといけない人や中腰にならないといけない人のケアはできるだけ外してもらうしかなかった。
体重の重いかたも辛かった。
間で一瞬でもしゃがんだりできるようなお宅にはなんとか訪問ができていた。
歩くのも痺れと痛みで辛いのだけどその場にじっとしているよりはまだましだった。
歩行は、10分は続けて歩けなかった。間歇歩行。
こんな状態なので、休みの日は篭りっきりで買い物に行く時だけは休憩しながら短時間で行っていた。
辛い時期にちょっと遠出も試みてnoteの記事にも書いていたけど実は相当辛くその時はロキソニンを飲みながら外出した。でも胃をやられて服用は断念。とにかく電車で出た場合、座れないことには、無理だった。始発の駅を探したり、空いている電車を選んだ。

元々料理はたいしてしていないけど更にしなくなり、掃除はしたいのに掃除すらままならなかった。
あまりの痛みに動けなくなることもあり、とてつもない恐怖感に襲われることも増えていた。
怖いと誰かに言ってしまえば崩れてしまいそうだった。

それでも家族と一緒にいる時だけは心配をかけたくなかったので市販の薬を飲んだこともあった。
それでも長い時間は効果がないので、座っていればなにも気が付かれないで済んでいた。

3分も立っていられず、10分も歩けない生活・・・これがいつまで続くのだろうかと何度も絶望的な気持ちになっていた。
仕事でみんなに迷惑をかけていることも辛かった。
こんなのが一生続くなら生きている意味ってあるのだろうかとも思った。

*   *   *

この話をしていくのに1つスピリチュアル的な話をしなくてはいけない。
この手のお話が苦手な方もいらっしゃると思うので
まずは、この記事に希望を持って読んでくださった方のために先に三次元的な結論だけを書いておきたい。
以下の有料記事は、それとは別に伏線として別の物語もあったことを書いておきたい。
個人が特定されることはないとは思いながらも配慮が必要な内容でもあるので一部分有料化させていただこうと思う。
自分のまとめのために書いておきたくて書いた部分なので有料記事は読まなくても全然大丈夫な内容になっている。
有料の部分は短い記事で、読む必要は全くない!と最初にお伝えしておきたい。

ということで
なぜ治ってきたっぽいのか・・・を先に書いてしまいたいと思う。

私の骨はレントゲンで見ても綺麗にL4の位置がずれていた。
すべり症では一番メジャーな位置だと思う。
私の平凡さがこんなところにも現れる(笑)

これだけずれ込んでいるから痛みが出て当然だと言う解釈もあるだろう。
ただ、腰椎ヘルニアにしてもヘルニアが出ている人が全て痛みを訴えているわけではないと言うデータがある。
あるいはその逆も然り。
ということはどういうこと?と思い、
レントゲンで見てしまったものは
よーし、見なかったことにしようと思った。

こう言うところは自分でもちょっと好きだ(笑)
イメージ化されたものは強いので、なかったことに。

ということで数ある動画の中から一番参考になったのは前回の記事のコメント欄にも書いたけど
兼子ただしさんの動画。
ふざけてんのか?くらいの楽しい動画だけど
ちゃんと結果を出されていて内容はすごい。
2年くらい前の動画からほとんど観たけど論理的でわかりやすかった。
吉本の芸人さん?ってくらいのトークで以前、爆問の太田さんとクリームシチューの上田さんの番組に出演されていてあのお二人に負けないトークをされていたのは面白かった。

兼子ただしさん(Wikiより抜粋)
早稲田大学大学院スポーツ科学研究科終了されており、最近、理学療法士の免許もとられたようだ。キックボクシングもやっていたかたで少年院に入った経歴もお持ちのかた。
現在は、スポーツストレッチングトレーナーで株式会社スリーエスの代表取締役。

腰が痛いのに腰にはアプローチせずお腹などにアプローチされている。
腰にばかり捉われず全体を視るという視点。
詳しくは、動画を参照していただきたいと思う。

神経をストレッチすると言う概論。なるほどーと思った。
10年以上、訪問看護をしていて、病院の時には整形外科にも勤務していたので理学療法士さんと一緒に働く機会は多かった方だと思う。
優秀な理学療法士さんたちだったけど、この兼子ただしさんの施術のようにここまで劇的に改善するのをあまりみたことはなくて驚いた。
動画のコメント欄を見ていると理学療法士さんからのコメントも時々あり「こんなことを学校で教えてくれなかった。こんなことを教えて欲しかった」みたいなことも書かれていた。
本当にそう思う。

そして彼は「姿勢」についての啓蒙活動としてあちこちで姿勢教育というテーマで講演されているそうだ。
これが本当にしたいことだと話されていた。

とてもヒントになった動画をさがしたのだけどたくさんありすぎて見つからなかった。覚えている限りを説明すると・・・1本のマジックを机に立てて、普通は人間はこんなふうに立てるようになっているけど姿勢が崩れてくるとこれが倒れないようにいろんな筋肉が支えていくようになる。
いい姿勢を保っておけば余分な筋肉のサポートはそれほど必要ではないのに・・・みたいな内容だったと記憶している。

そこで姿勢について色々と自分なりに考えてみた。
私は、猫背で、肩も内巻きカールしているのが日常になってしまっていた。
それは自分でも気になっていたことではあった。

本来の姿勢も忘れてしまうほど長年、悪姿勢のまま過ごしてきた。

片足立ちをしたときにフラフラと不安定になることが多くなっていた。
これはきっと重心がきちっと取れていないせいだと思う。
よく男の人が自転車に乗りながら体幹をまっすぐにして両手を手離ししているシーンを見かけるけど、あれは私の憧れのシーン(笑)
体幹グラングランの私は、秒でこける。
あれができている人は、本当に背筋がまっすぐ!

そこで片足立ちでグラグラしない姿勢を見つけることにした。
すると、私の場合、通常の姿勢よりかなり無理して胸を張って丹田(たんでん:お臍から指本3分下の位置)あたりに重心を落とす姿勢が一番ぐらつかない位置であることがわかった。

この姿勢が私にとってのいい位置なのだということを少しずつ思い出し、できるだけその姿勢を意識するようにした。
そして、兼子さんの本や動画にもお腹側のストレッチが数分でできるのでそれを実践した。お腹を押したり呼吸を活用したストレッチ。

それを繰り返していると1週間くらいでしびれがかなり楽になってきた。
痛みはなくなっていた。
そしてその姿勢を保っていれば、歩行もできるようになり長めの立位もできるようになっていることに驚いた。

現在もうっすらしびれはあるのだけど全く痺れがない時間もたくさん増えている。兼子さんのスタジオに行きたいと思っていたけど、行かなくても大丈夫そう。痛みはない。

痺れが出てきた時には、あ、姿勢が崩れているのかというバロメーターになってくれているのでむしろ痺れが教えてくれているという存在に変化していた。
今では、痺れに対して心から「あー。教えてくれてありがとう!」と感謝できている。同じ痺れなのにこうまで気持ちが変わるのかと思う。
以前は、痺れや痛みが出る度に悲しくなって泣きたくなっていたのに。

つまりは、本来の自分に戻るということだったと思う。
姿勢を正した副産物として、胸を張っているので呼吸がとても深くなったと感じている。どれだけ浅い呼吸をしていたのだろうと反省。
深い呼吸ができるということは身体中の細胞の隅々まで酸素が運ばれたり、副交感神経を優位にしてリラックする状態もできてくる。

自分に起こることは全部自分が招いたことであり、自分に気づきを与えてくれるものが目の前に起こっていると思っている。
今回もまさにそうだったと思う。
胸を張って自分をオープンにしていき解放していく・・・そして丹田を意識して自分軸をしっかり持ちながら生きていく。
今より更にもっともっといい姿勢が完全に自分のものになった時に最終的な治癒が待ってくれているのだろうなぁと思う。
8〜9割くらい改善しているので今の時点でも満足はしているのだけど。

きっとこの記事を読まれた方は、え・・・たったこんなことで良くなったの?って思われると思う。
私も同じように感じたのでお気持ちはわかる。

痛みを抱えていらっしゃるかたの何かのお役に立てたら嬉しい。

当たり前が当たり前ではなくなった時に人は慌てる。
<今>の幸せが
<今>の健康が
どれだけありがたいものか・・・
その真ん中にいる時には気付けない仕組みになっているのかなぁ。

私がすぐにこのことを忘れてしまわないようにまだ痺れを少しだけ残してくれているような気がしてならない。



では、以下は、私の備忘録としてスピリチュアルな部分を少しだけ添えさせていただきたい。私の中ではとても大きな出来事で、今回の症状を改善していく中では大きな気づきとなってくれた。
ただ
前述したように以下は読まなくても全然大丈夫な記事。
くれぐれも・・・くれぐれも購入しなくて大丈夫。
★これからも今回のことについて新たな発見や学びもあるかもしれません。
スピリチュアル点については、以下に加筆していきたいと思います。
それ以外の発見については、上記に加筆していきたいと思います。


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