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【女性に優しいサロン】二足のわらじを歩む生き方<後編>

月に一度、
身近にいる働く女性にフォーカスし、
ざっくばらんにお話しを伺う連載
《女性に優しいサロン》

私の周りにはパワフルで
魅力的な女性がたくさんいます。
そんな彼女たちですが、
この数年を見ていると
「マインドや人生を変えた」
方々を多く見受けます。
自身もその内の一人。
リアルに体現しているからこそ、
彼女達も何故このタイミングなのか、年齢的なものか、
そしてどう変わっていったのかを
お聞きしたいと強く感じました。
仕事のことや身体のこと、
将来のことで
立ち止まって悩んでいる女性たちへ。
お話しの中から
ちょっとしたヒントを頂き、
人生の一歩を踏み出しましょう。
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第1回目に相応しい岡田さん(Oさん)。
アパレルデザイン会社のCEOであり44歳の彼女は、ファッションデザイナーと薬膳フードデザイナーの二足のわらじを歩み始めました。健康になったから言える、「不調を抱える人に寄り添いたい...」<後編>

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頑張り屋さんこそ、40歳を過ぎ始めると心のバランスを崩す


◼︎ サロンオーナー(M)
私は大きな病気をしたことがないから、そこまで感じはしないけど、
身体が弱い人が健康になる事は、凄く大切な事だって身にしみることかもね。
◼︎ Oさん
そうだね。
◼︎ M
私の場合、お休みをした要因は色々なことが重なったからだけど、
一つにはストレスかな。
今まで一生懸命に働いてきて、小さな会社だからこそ周囲へ気を遣うでしょ。その分ストレスを溜め込んできた。その頃では展示会終了後、1ヶ月近くも疲労困憊が抜けない。起き上がれないの。それまで掛かった事がないような不調も出始めたのも、その頃。
自身ではストレスの解消が上手だと思い込み、気づかないふりをしてきた。そのうちにイライラが募って、彼に八つ当たりし始めた辺りが、限界だったと思う。これでは彼との関係もダメになるな、と。
こうなって、やっと気づけた。一度手放そう、と。
休む事は怖いかもしれないけれど、休んで手に入れられるものの方が大きいから。
ストレスは、どんどん自分を内側に引きずり込む。
お休み中、数人の友人以外とは正直にいうと話しもしたくなかった。
今はそれがやっと取れた感じがする、2年掛かって。
Oさんも言っていた様に、心が健康になってくると気持ちに余裕ができる。ようやく外に目を向けられるようになった。
元の自分に戻ってきた事で、仕事へのやる気も湧いてきた。
でも、このストレスって経験しなくてもいい事だよね。経験しなくて済む方法があれば、少しでも伝えたい。
◼︎ Oさん
がむしゃらに働く時期はあったし、何かにぶつからないと気づかない事もあるね。
◼︎ M
そう。でも行き過ぎはよくない。
30代は耐えられていたことが、40を過ぎると身体だけではなく、気持ちも弱ってくる。
何故かな。
身体が弱って、心が病む?
◼︎ Oさん
逆もあると思うよ。
心から弱り、身体に症状が現れる人もいる。
Mさんは、これからもっと更年期の症状が出てくる歳だと思うよ。

脳と子宮の関係性


◼︎ M
えっ!それが今のところ、ほとんど症状が現れないのよ。
更年期はホルモンバランスが崩れる理由とは知ってはいるけど、人により差があるよね。
◼︎ Oさん
全員が出るわけじゃないね。
振り返ると、Mさんは仕事をお休みしたあたりが、ホルモンバランスの変化があったのかもしれないね、ちょっと鬱っぽくなって。
◼︎ M
そうかも!!
◼︎ Oさん
今は、科学的に脳と子宮の関係性が深いことが実証されているみたいだよ。血液検査をして数値でわかる、更年期だということが。
◼︎ M
そうなのだね。
◼︎ Oさん
でも、あのまま仕事を続けていたら、症状は酷くなっていたかもしれない。鬱々状態とかが。
◼︎ M
私もそう思う。
だから更年期は、ストレスにも関係すると思ったの。
◼︎Oさん
もちろん。
◼︎ M
病は気からなのね、更年期としても。

感情と臓器同士の話し合い?!


◼︎Oさん
なんでも関係するよ。
思考や感情、想いごとや不安、恐れ、慄くことなど、全部に臓器が関係している。臓器同士が話し合っているの。
元々は脳が発信していると言われていたことが、今ではそれは間違いだったと、科学的に立証されている。
◼︎ M
そういう話しは興味あるね。もっと詳しく聞きたい。是非第2回にもっていこうよ(笑

ー薬膳を始めて、アパレルの仕事への係り方は変わった?


◼︎ Oさん
気持ちがどっぷり入らなくなったかな。手を抜くとかという意味ではないけれど。
◼︎ M
それは薬膳を始めたというより、年齢的なところもあるのかな?
◼︎ Oさん
年齢というよりは、「洋服って何なのだろう」と、最初に話したことに繋がる。

ー今後、薬膳をどういう方向へ進めてゆきたいの?


◼︎Oさん
ブランディングを考えている。
どの様な形かはまだ見えてないけれど、薬膳茶だったり薬膳鍋のキットだったり...商品化するかも。
あとは、カウンセリング。
遠い未来、ご近所のご老人にカウンセリングをさせてもらい、お食事を届けたいなと思っている。
◼︎ M
素敵な夢だね。
◼︎ Oさん
夫も手伝いたいと言ってくれて。
◼︎ M
旦那さんも体調良くなったよね。
◼︎ Oさん
そう。だから薬膳の事にも理解があるの。ブランディングと運営の方を勉強し始めたよ。

ー世の中の女性に伝えたいことなどありますか?


今までお話しした中で、色々とヒントになるところもあったけれど。
◼︎ Oさん
自分と向き合って好きな事をやることが、自分のためでもあるし、周りのためでもあるよね。
私は何度も病気をして立ち止まり、その都度振り返ってきているから。
時間に忙殺されないで!

尚

読み逃した方、前編はこちら
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