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仕事は楽しいよ、という声が溢れる社会に



木曜日、あることが引き金で、感情が大爆発し嵐を起こしました。

そう、夏の台風です(笑)

ざっくり要約すると、“仕事を楽しみたい”という感情が根源にあって、この2か月くらいモヤモヤ思っていたことが一気にせきをきって溢れだしたという感じです。

◇◇◇


ところで、
みなさん、仕事楽しいですか?


◇◇◇

私はまだ新卒1年目で、入社して4か月しか経っていないペーペーですが、仕事楽しいなって思ってます。

毎日新しいことを発見するのも、課題を自分なりに乗り越えることも、あらゆることを割り切って逞しくなっていくことを実感するのも、プレゼンをやり遂げた時も、英語のメールを打ったり、会議で海外のお客さんと関わる瞬間も、分からないことを先輩や上司に教えてもらって考える瞬間も。ぜんぶ楽しい。

私なりに壁にぶち当たって、悩んだり凹みながら仕事したこともあるけど、それでも総じて楽しいなって思う。

◇◇◇

ずっとずっと違和感に思ってた。

社会人になって、「社会人結構楽しいよ。」と後輩に言うと、「え、そうなんですか?」と驚かれる。

上司に「仕事結構楽しんでます」と伝えると、「これから苦しくなるよ(笑)」と言われる。

なんでこんなにも、世のなかでは“仕事=苦しい、楽しくない、辛い”という価値観や概念が当たり前になってしまっているのか。

私が学生の時は、社会人は大変なことだらけなんだろうな、楽しくないんだろうなぁと思ってた。働きたくないのに就活する矛盾ね、と友達と盛り上がっていた。
時々、社会人を楽しそうにしている先輩を見ると、心の底から意外に思って驚いた。

マイナストーンの暗い満員電車、年々増加するうつ病の休職率、居酒屋で隣の席から聞こえてくる会社の愚痴、深夜12時に帰宅する親、窒素と同じくらいの濃度で蔓延する不満や愚痴。
(酸素って打とうとしたけど、冷静に窒素の方が多いなって思いました(笑))

そりゃ、仕事は大変で苦しそうだよなぁ。



“仕事=苦しくて当然”、“仕事=楽しいものじゃない”
その概念を、変えるべきだと思う。



この発言自体、不快に思う方もいるかもしれないし、炎上してもおかしくない発言かもしれないけど、
少なくとも私は、人生の80%近くを占める「仕事」なんて、絶対に楽しくあるべきだと思うし、楽しみたくない?

そのための努力ならしたいし、そう思える人が一人でも増えるように、社会全体が変わっていく必要があると思う。

仕事を楽しんでいる人がチームに増えたら、メリットしかないし、それを「仕事は苦しいものだよ」と言う圧力で、希望や夢、やりがいを潰してほしくない。


「楽しいことだけじゃなくて、苦しいこともあるよ。」という言葉が聞きたいんじゃなくて、
「苦しいこともあるけど、楽しいことも沢山あるよ。」と言える社会人、先輩、上司になりたい。

と、研修時のトレーナーさんに騒ぎ立てたら、

「いいじゃん。夢がある先輩で。そうなりなよ。」と言われたので、私は夢がある先輩になります!と宣言しておいた。


◇◇◇

もちろん、私には見えない苦しさや大変さは絶対に沢山あると思う。
楽しいなんて、言えないくらい余裕がなくなって、苦しい時期だって絶対にあるし、それらを乗り越えたからこそ、社会人をずっと続けたり、管理職になられている方も沢山いると思う。

でも、それを分かった上で、私はやっぱり、「仕事は楽しいよ。」って胸を張って言い続けられる社会人で在り続けたいな。


木曜日、正直その価値観が分からなくなった。

「楽しく仕事をするって、間違ってるの?仕事楽しいっていう発言って、タブーなの?」

感情が大荒れをした結果、親友に1時間電話に付き合ってもらい、残業終わりの同期にぶっつけ、(しかも真夜中、本当にごめん)。

みんな真剣に考えてくれて、

「あこの絶対に仕事も含めて人生全部楽しんでやるっていう気概と姿勢が本当に素敵だと思うから、最大限のリスペクトと共感」
とまで言ってくれて、あ、私ひとまず今の姿勢を貫こうと思えた。

たとえたった一人でも、私の生き方と価値観を「素敵」と伝えてくれる人がいたら、無敵になれるんだなと思えた瞬間だった。


◇◇◇

びっくりしたのは、思いの外、私のこの疑問と姿勢に共感してくれる友達が多かったこと。

「私も仕事楽しいよ!」という反応を各方面からもらった。

そして、その楽しさも追及すると人それぞれ違うのがまた面白いなと思った。

他部署の同期とトレーナーさんと華金をしたときに、私が先ほどの持論を展開したところ、「仕事の何が楽しいの?」という話になり、一人一人楽しいことが違ったことが判明した。

「仕事中の雑談が楽しい」「学生の頃は見えなかった組織の仕組みを知れることが面白くて楽しい」「デスクワークよりは動き回る仕事が楽しいな」

「あこは?」と聞かれたから、

「うーん、私は英語を使うことが楽しいかも。英語のメールを打つだけで楽しい。」

と答えた。

そうしたら、帰りの電車で同期に、

「根本的に何が楽しいん」と、めちゃくちゃ深堀されたから(就活かよ(笑))真剣に考えた時に、
私は、自分で考えて、自分の想いをこめたものを他者に共有したり、何かを動かすことが楽しいんだろうなと思った。

この英文、どうやって翻訳して社内に流したら他のチームに動いてもらえるだろう、
この市場にどうやってどんな戦略で乗り込むのが良くて、それをどうやって他者に伝えようとか。
日々の何気ないメールから、大きなプレゼンまで、ぜんぶに自分の想いを込めて発信すること自体が楽しいんだろうなと思った。

仕事における「楽しさ」が一人一人違う分、きっと「苦しさ」「大変さ」も無数にあって、だから、この世には「仕事」の形は十人十色なのだろう。


◇◇◇

仕事の「楽しさ」は都度都度変わっていくと思う。
けど、総じて「仕事楽しい」と言える状態でいたい。

苦しいことがあっても、苦しさよりも、楽しさが上回る働き方をしたいし、生き生きと働くことを諦めたくないなぁと思う。

「仕事は苦しいものだよ」と遠い目をして、諭す大人になりたくない。

“苦しい=美徳”じゃなくて、“楽しい=最強”だと思うなぁ。

大学生は楽しい。でも、社会人はもっと楽しい。

そうやって、歳を重ねるごとに、ステージが上がるごとに、楽しさが増えていく。そんな概念が社会の「当たり前」になったら、素敵だなと思うのです。


◇◇◇

感情ダダ漏れの記事でごめんなさい。

最終的にいろいろ考えたけれども、
今の「働き方改革」や「パワハラセクハラ禁止」も究極的には、仕事を心地よいものにする社会の努力なのだと思います。

まだまだ改善する余地は沢山あるけど、少しずつ、前に進んでいるし、私が今こうやって仕事楽しいよって言えるのも、そうして「守られている」環境にあるから。

だから、これを引き継いでいくのは、今の私たち若手世代の責任でもある。

楽しもう、幸せな働き方にしよ!!


◇◇◇

そんな感じで、長くなりましたが本日はここまで。

読んでくださりありがとうございます。


美味しい桃のパフェを食べました🍑


あこ














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