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今日の小石(小さな気持ち)の紹介

きょうはこいしとあそんだ

と言う一文をみた

谷川俊太郎先生の

『みんなやわらかい』

にある詩の序文のような一節で

平仮名で書かれていた

気の重い父への様子伺いの前に

着替えながらリビングで

次男が冬休みに私と共有する為に借りてきてくれた図書室の本で

ちょっと、若い子向けだからなかなか手が伸びずいた本。

昨日不調ながら二人気分転換に買い出しにやっと行った先で

本屋の飾り棚エリアに真っ新な谷川俊太郎先生の詩集が飾らせていて

二人で見たなとやっと手にした図書室の


本はわりと最初に後ろを読む癖があります

この図書室の本は初版1999年

誰も借りた痕跡の無い図書カードだけれど、なんだか手に取りやすい肌馴染みしやすくなっている年数の重なりを程よく感じる本

その本の幾つかの詩の中のこの一節から

随分と先に読み進める事ができなくなった


きょうはこいしとあそんだ


色々な場面の想像に頭がまわって

私は着替えを途中に昼のリビングの日差しをうけながら

今日は小石と遊んだ

のかな

きょうという名前の何かかな

それともごくごく、個人的な

今日は恋しいと言う気持ちの自分と遊んだとか

でも私がもう一つ浮かんだのは

今日は来いしと、遊んだ

と意味の山梨の方言の可能性だった

山梨の方言を知っていて

山梨の方言のやわらかな、おいでね(こいし)と言う意味に重なりそうな言葉が

なんだかこの本にピッタリかもって

なんだか嬉しい気持ちになり

急いで冷えてきた身体を今日の服に包んだ。

やっぱり詩は素晴らしいなと

序文だけで満足してしまい先に読み進める間もなく今日が過ぎそうな満足感と

今日の私も包んだのだった。

包むってなんだかクリスマス🎄にピッタリで何かを思い出すな

他にもあるかもな言葉ってたのしい

今日は取り留めなく本を紹介してみました。

今日も読んでいただきありがとうございます

ではまた

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