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週報プークス2月 きゅっとするからだ

前回の週報はこちらから。
今週は、爬虫類や両生類の写真が含まれます。苦手な方は、2月21日(水)の投稿は、飛ばしちゃってくださーい。




2月19日(月) 言葉がなくとも

単に、写真や今日あったことをシェアする、ってだけの空間の居心地はよい。そういうところがいくつも持てたらいいなと思う。



2月20日(火) 無題

性加害の告発がされていた映画監督が逮捕された。
すぐに告発をした人々の顔が浮かんだ。
真っ当なことではあるけども、逮捕や起訴は勝利とは違うんだよな、っていつも思う。



2月21日(水) 千客万来?

薪を取りに出ると、積まれたうちの1本に手をかける。腰丈より下の薪の壁を見て、今年は例年よりもよく薪ストーブを使ったなと思う。
連日、暖かったので数日ぶりに触った感覚からおや、と思って、その樹皮を剥がした。
切り出した樹木は薪に使うまでに、芯から水分を抜くためによく乾かしておく。木材屋さんでもそういう工程がある。
で、よく乾いていると、樹皮が剥がれやすくなっていることがある。芯と皮の間にわずかな隙間ができるので、めりっと簡単に取れてしまう。
木材屋さんによっては、あらかじめ剥がしておいてくれるとこもあるみたい(そのほうが燃料の効率がいいらしいよ、知らんけど)。
うちでは、まず手持ちのサイズの小さい端材を組んで、樹皮があればそこに乗せて、燃焼剤とマッチを放り、さらに大きな木を組んでいる。
剥がれてもらえるとラッキーなので、一瞬は良い気分でいたんだけど、そこには先客がいた。

ちいちゃい爪と精一杯広げた前脚が
かわいいねえ、かわいいねえ


ヤモリと思われる。
樹皮そっくりの体表をした黒いヤモリ。
このへんでは、夏の住宅の壁や窓に張りついているのを良く見かける。
薪置き場は屋内なのだが、どこからか入って、越冬のためにうちを選んでくれたのかな。
突然、明るくなったことが不服そうで、身体をむずむずと動かしている。
起こしてごめんね、とつぶやいて、剥がした樹皮をそっと戻しておいた。

薪ストーブのある生活が10年。
こんなの初めてだ。
このままハートフルに締めればいいものを、今までも気が付かなかっただけで火葬していたのではと思ってしまった。



2月22日(木) うすいピンクのおはな

ここ数日の週間天気は、どんどんズレていっている気がする。
寒が戻って、ぶるぶると凍えるほどの雨雪。

夜は、杏さんのYouTubeライブを見る。開始から、むくむくとかわいいタオキのご登場。昨年から杏さんの家族に加わったハスキー犬だ。
ブラウンがかった淡いグレーの毛模様をしている。
パリのラーメンも寿司もそっちのけに、めろめろになってしまった。
みんなもめろめろしてくれ。



2月23日(金) ダンジョン飯が終わってしまった。

最終巻をついに読み終えてしまいました……。
食い意地と好奇と探求が織りなす行く末が、いよいよ終わってしんみりしちゃった。ライオス個人の嗜好が、仲間の人生と世界の命運を揺るがす、とは改めて感じる壮大なストーリー。
九井さんの物語の構成の巧さって、アウトロに重きを置いているから盛り上がりをより楽しめるところにあるんじゃないかな、と思っている。
レッドドラゴン討伐! ファリンがお腹から出てきて蘇生しました!
という盛り上がりのある、仲間とのアドベンチャーでした〜、という想像のつく終わり方をするんじゃなく(ここはここで第一部完ではある。第二部はマルシルが王になるまで)、種と歴史に思惑、紐解かれる土地の由来と、生物の機能を余すところなく使って物語が複雑になっていき、そのたびに皆、ライオスの無謀な案に一か八かでライドオンして、また更なる展開へとギュンと運んでいくのが、すごく面白かった……!!!
毎巻の終わりごとに「次回どうなっちゃうの────?!」が、止まらなくてドキドキする作品でした。
喰われて、喰らい返されるサバイバルの応酬から、そして点は線になり、縁は国になり、ライオスは食卓を関わった皆と囲んで、生き延びたことを祝い、望んだ未来を手に入れる大団円でした。読後感が良(リャオ)。
イヅツミが周りに聞き歩きながら、呪縛から自由になった自分に従うエピソードと、イヌタデがごはんいっぱい食べてるところが見れてうれしい。
ほいで、宴席にいるカカは、あんなに顔つきが濃いひとだったっけ???



2月24日(土) つくたべ観たよ

ぐんと進んで近づくふたり。久しぶりの郊外デートがきっかけで気にしだしたら止まらない、相手はどう思ってた? のつまづきの描かれ方が、優しいなあと思っていて。まず、つまづくけど大きくはすっころばない点。
相手のいるコミュニケーションにおいて、傷ついたり傷つけあったりするときというのは、違和感につまづき膨らませたとき、だと思う。
春日さんと野本さんはお互いに、お互いが幸せそうなところを見ることが眼福、という点が一致しているゆえに! 一度は自分のなかで巡らせ、想い合いを率直な言葉で伝えあっていく。
まだ原作でも、ふたりの間に「喧嘩」や思い込みが先走ってのこじらせ、というものが出てこない。
(これはすごいことだと思う)
そして、ここには矢子と世奈を交えた小さなコミュニティが生まれているし、矢子と世奈も友人として線引きや配慮について、想い合っているところがいいんだよなあ。……いいんだよなあ〜〜〜!(大声)



2月25日(日) 月の名前、ぜんぶ言えるかな?

昨夜は出先から帰宅する途中で、鍵がないことに気がついて、凍えてひきしまる空気のなかでビッショビショに汗をかいた。
しかし、ていねいに巻き戻し(きわめてビデオ的な表現)したことで、鍵はどこにも忘れてないことに気づけた。今日に限って、フーディー a.k.a パーカーを着ていて、前面のポケットに入れっぱなしだったのである。




今週も読んでくださり、ありがとうございました!
過去の週報はマガジンにまとまっています。そちらもどうぞ。

chicca

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