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ゲーム開発会社の管理職になって気をつけている5つのこと

サイバーコネクトツーの山岡です。

サイバーコネクトツーに入社して12年。2021年に執行役員に登用いただいてからはや2年が経ちました。

一日一日が終わるたびにお風呂に入りながらその日を振り返るのですが「あの時はこうした方が良かったなぁ」「対応、間違っていたかもなぁ」などと反省することが多いです。

反省ばかりしても仕方がないので、今回は自身が管理職として出来ていないなぁ、と感じていることを明言しておくことにしました。

なので、サイバーコネクトツースタッフの皆さん、私が出来ていない部分があれば(心の中でも構いませんので)容赦なく突っ込んでくださいませ。

①感謝の気持ちをもつ

私自身、管理業務がメインでクリエイティブは行っていません。今の仕事ができるのも、常に情熱と妥協しない姿勢で制作にあたっている開発スタッフ、サポートスタッフがいるからこそ。

そして、作品作りのための最高の環境と最大限のサポートを行ってくれている業務部スタッフ、取引先の方々や家族の支援があるからこそ。

立場上、仕事では小言や厳しいことも言いますが、常に感謝の気持ちをもつことを忘れず、積極的に伝えていきたい。

②忙しいと言わない

管理職は判断や方針の決定など指示命令系統のハブの役割でもある。判断や決定、報告や相談を待っているスタッフや同僚、上司や上長が常に存在する。

忙しいからと言って待たせる、遠慮させてしまうことはスタッフの行動が遅れ、会社の利益を損なわせてしまうことにつながる。なので、立て込んでいても一次返答や時間を捻出する。

いくら機嫌が悪くても表に出さない。相手に気を遣わせる時間が無駄になってしまう。いつでもどこでもどんな内容でも相談しやすい人でいる。

③聞く耳を持つ

意見や相談をしにくい人にならない。言っても無駄な人、聞いてくれない人にならないようにする。

意見や指摘をもらったら、まず意見をもらったことに感謝し受け止める。自身にあらためるべき考えや言動があれば行動へ移す。

自身の不完全な部分に気付き、行動することで自身が成長できる。結果、組織やチームの成長につながる。

④活躍してもらうことを考える

部下や上司が活躍することが会社の成長、利益貢献につながる。なので自分がやるべきことは部下(上司)に手柄を取ってもらうように行動すること。

・部下が成功する(評価される)ように導く
・上司が成果を最大限出せるよう、つねに情報を把握、整理し提供する
・やろうとしていることが円滑に進むように根回しを怠らない
・問題があれば共に考え解決法を示す。ただし責任は取る

時には厳しく指導することも必要ですが「どうすれば活躍してもらえるか」を考えると、なにをすべきかが見えてくる。

⑤自分がいなくても良い組織を目指す

無責任に聞こえるかもしれないが、自分の代わりができるスタッフがいる、又は部下が同じ目線、レベルで仕事ができる組織が理想の組織。

その為には、自分の持っているノウハウを出し惜しみすることなく伝え、思考や振る舞いを教え、最大限の育成をする必要がある。

結果、いらない人になっちゃうかもしれないけど、会社としては新しいチャレンジが出来るし、代わりの人がいる組織は本当に強い組織だと思う。

まとめ

以上、自分自身が管理職として出来ていないなぁと思うことを振り返ってみました。

特に「①感謝の気持ちをもつ」は後で反省することが多いし、「③聞く耳を持つ」はよく不機嫌オーラ出ちゃってるし、「⑤自分がいなくても良い組織を目指す」はマネージメントをどう浸透させるかに苦戦中。自分自身まだまだ未熟な部分も多く、日々努力していきたいと思いつつ、最後はこの方の名言で締めたいと思います!


「人間が生きていくうえで大事なことは、朝、希望を持って目覚め、昼は懸命に働き、夜は感謝と共に眠る。この気持ちだと思います。」麻生太郎

今日も一日、がんばりましょう!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!

サイバーコネクトツー 執行役員
山岡 寛典