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ほんとうに怖い 開発での作業ロス のお話

サイバーコネクトツー執行役員の石橋です。

今回はちょっと昔ばなしでも・・・というより開発に関する考え方の話です。

昔のCC2のゲーム開発は基本的に完全に内製制作でした。
外部の会社様と一緒に制作する・・・なんてことはありませんでした。

あるころからプロジェクトも増え・・・協力企業を探すことになりました。

弊社、副社長の宮崎との出会い?もその時でした。

CC2内部だけで制作が無理な状況もあって、お手伝いいただける企業様探しを宮崎副社長(当時は副社長ではないです)と回っていた時の話・・・

開発中に進行がうまくいかない事は日常茶飯事・・・
というかデフォルト・・・初期設定・・・変更不可の初期設定・・・

くらいの日常茶飯事でした。

 そんなときに指示を出せなくて作業ができない、仕様書がなくて作業ができない・・・とか

そんなときの”開発のロス”について、どういうと分かりやすいか?という宮崎から教えてもらいました。

 

例えば 

リーダーの下に5人の作業する人がいるとします。

その下にいる5人は、ひとりに1か月に80万円のコストがかかるとすると

1か月、5人×80万=400万

1か月=20日稼働 

80÷20=5

1日に5万円かかってることになる。

例えば、何かの都合でその5人への指示が出せなくて1日なにも作業が進まなかったとする 

指示がないから作業が進まない、、、、

まぁ長い開発そんなこともあるかもしれないが・・・数値にすると

5人×5万円=25万円 

1日25万円ロスってる・・・という事になります。

もし100人いれば500万

1日で500万・・・

こわっ

 

作業者が増えれば増えるほど、何もしてない時間が増える=ロスする金額が増える。

だから作業者の手を止めない事が大事だよ・・・という話をしていただきました。 

もちろん作業の入れ替えなどをやって手を止めるという事がないようにはするのですが現場を止めることがあるかもしれない時のリスクの尺度を”それにかかるお金”という物差しで考えてみるという話をしてもらいました。

確かにお金に換算という考え方をしてこなかったのもあって、

なるほどな!お金っていう尺度だと分かりやすいと思いました。


 超高額になるとぴんとこなくなると思いますが。
1日手を止めるとどれくらい制作物ができなくなるのか?
という事は考えたことはあるが、お金換算は「なるほどな」と腹落ちしました。

という、昔、副社長から学んだお話でした。

サイバーコネクトツー 執行役員
石橋 洋平