【転職者インタビュー】IPOを目指す組織の一人目経理になるために
シーベースに転職したメンバーに、入社の決め手や期待を語ってもらう転職ストーリー、経理の瀧村が登場です。
管理部門の一人目経理として担うミッションや、子育てをしながらの働き方、そしてIPOに向けた意気込みなどを語ってもらいました。
福利厚生についてもいくつか詳細に説明してくれていますので、ぜひ参考にしてみてください。
私は22年1月に株式会社シーベースへ入社しました。これまでの経歴は、新卒で入社したシステム会社で財務経理部に配属、途中3度の産休、育休を取りながら約15年勤務、シーベースが2社目です。
どんな可能性に惹かれて入社を決めたのか、ご紹介します。
転職を決めた経緯
前職は私が入社する前年に上場しており、上場企業の経理が担当する業務を一通りは経験することができ、次はどうキャリアアップしていくべきかと思いながらも、子育てと仕事の両立に手一杯で目の前の業務をこなす日々でした。
そのような中、事業構造改革による希望退職募集が始まりました。年齢的にもちょうど40歳を前にしていい節目かもしれない、また、上場を経験した先輩方から「IPOは大変だけどやりがいがあった」といった話を聞いていたこともあり、自分も経理として一度はIPOをやってみたいという気持ちもあったことなどから転職活動を始めました。シーベースはエージェントの募集で見つけて応募しました。
なぜシーベースを選んだのか?
以下の3つのことを感じた為です。
IPOを目指していたこと、面接の雰囲気
これまで外部委託していた経理業務の社内内製化を担うことが募集要項の一つでした。IPOに、その中でも、一人目経理としてほぼイチから携われるフェーズであることに大きな魅力を感じました。
面接では、少数精鋭の人数であり、やらないといけないことはたくさんある、やりたいことはどんどん手を挙げて取っていってほしいという話を聞き、これまでの経験が活かせるだけでなく、新しい世界が広がっていくことが具体的に想像でき、わくわくしました。
他にも同様にIPOフェーズの会社の経理職の面接を受けましたが、「●●はできますか?●●の経験はありますか?」と即戦力としていかに使える人か?のやり取りが多かった中、シーベースの面接では、「経験で足りないところは何かあると思いますか?」といった、自信がない不安要素も丁寧にくみ取ってもらえ、それを分かった上で採用を進めてくれているというとても安心感がある場で、社員を大切にしてくれそうな会社だという雰囲気が感じられました。
面接でお会いした方は全部で3名ですが、一緒に働きたいと思う方ばかりで気持ちが盛り上がりました。
フルリモートで、家庭と仕事の両立ができること
実は応募時はフルリモートであることが要件には載っていませんでした。
前職ではコロナ禍後、業務内容で可能な人はリモート勤務を選択できる体制になり、週1回程度の出勤頻度を選択していたため、時間を有効に使えることを実感していました。
シーベースのオフィスへの通勤時間が許容範囲内で応募しましたが、面接時、フルリモートに移行中であることを聞き、なんて自分にマッチしているんだろうと感動したことを覚えています。
フルリモートでのオンボーディングはどのようにするのか?入社前は不安に思うこともありましたが、むしろ全員がフルリモートだからこその、情報の共有、フラットであること、コミュニケーションの場の設定やその質の高さを徹底、随時見直しされており、自分でもびっくりするくらいすんなり馴染めたと思いますし、その後入社した人達も何人もいますが、あっという間に馴染んでいます。
また、通勤時間がないおかげで時短制度を使うことなくフルタイムで働くことができています。毎日、18:15分頃Slackにお疲れ様でした!と投稿し、そのまま保育園に走ってお迎えに行きます。
下の子はまだ小さいので急に体調を崩すことがありますが、リモートであればやらなければいけない最低限の業務は子供の様子を見ながらできますので、自分にとっては本当にありがたい限りです。
リモートならではの課題もありますが、
・家にいることが多い自分の家事負担が重くなりがち
・運動不足
どちらもどう仕組み化して改善するか試行錯誤していますが、もちろん今の働き方を手放すほどの悩みではありません。
事業への共感
360度フィードバックを実際に受けたことはなかったですが、存在は知っていました。上司からの一方的な評価だけでは一面的な結果です。同僚、部下からの評価により多面的な視点でフィードバックし合えば気づきも多いですし、上司の違いによって評価の結果が違ってしまうような理不尽なことも避けられるのではないかと思っていました。
とはいえまだ主流ではなく、これからさらに伸びていく分野であり、社会的に意義のあるサービス提供に関わることができるというのは大きな魅力でした。
入社してみて
業務内容は想像通り、やるべきことをどんどん進めていく日々です。
運用を考え、実践して、翌月にはまた他の運用を考えて実践して・・と定例業務がどんどん増えています。定例業務はいかに効率化してオペレーションし、新しい改善、取り組みに費やす時間を増やすことを念頭に置いています。
社員を大切にしてくれそうな会社、という面接時に感じた期待通り、社員が学ぶ場や仕組みづくりが多くあります。
組織開発や人材マネジメントについて、同じ書籍を参加者で読み、内容について対話しながら理解を深めるブックカフェや、顧客が何を求めているのかを顧客自身に語って頂き、またそれを対話しながら理解を深める顧客理解研修は、会社の事業内容を理解するのにとても役に立っています。
社会人として身につけておくべき思考法についてや、自身のキャリアプランについて考える研修など、一般的にはその人が自分でやることかな?と思うような内容についても、社員の成長と幸せのために必要ではないか、という意図で提供されています。
私はこれまで、業務に直結する経理知識を習得することは熱心でしたが、このように幅広い学びの場を得ることで、新しい世界が広がっていることがとても楽しく感じています。
また、週一回の全体朝会、月一回の経営フィードバック会議、年初のキックオフなど、会社の状況や経営陣の考えを全員がフラットに共有できる場として設定されています。それも一方向に情報を伝えるだけの場ではなく、ブレークアウトルームで少人数に分かれて対話する時間が設定されており、みんなが参加者として作り上げる場になっています。
このように対話の場が随所に設定されていることで、単なる雑談からは分からない、他の人の考えや意見に触れることができ、より深いコミュニケーションに繋がっています。
入社当時、シーベースの人はみんな自分の意見を言うのが上手だな~と思ったのですが、日々このような場を踏んでいるからなのですね。
今後シーベースで実現、挑戦していきたいこと
まずは管理部門としてIPOを成功させることです。
IPOを通じて、社内体制を強固なものにするとともに、世間一般にシーベースの知名度をあげ、ファンを増やす、その結果、360度フィードバックが日本のあらゆる組織に根付いて、社会がよりよくなっていくといいなと思います。
一緒にはたらく仲間へのメッセージ
入社して毎日が濃密であっという間に過ぎていく感覚です。
管理部門はこれからますます忙しくなります。少数精鋭の組織であり一人一人がかけがえのない存在で大切な仲間です。
これまでの経験を活かしながら、さらに新たな気付きと学びで成長していきたいと思ってもらえる人にジョインしてもらえるとうれしいです。
一緒に学び合い、チャレンジしていきましょう!
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