ブランディング>マーケティング>広告の順であり、広告は最後であるべき、何ならやらなくても的な業界非忖度なぶちまけエッセイです。面白いと思います。自分で言うのもなんですけど。笑 Vol.2がKindle本売れ筋ランキングのマーケティング・セールス部門無料Top100の1位になってました。(as of Dec.10, 2024)
「ブランディングは脳科学」の後編です。ライザップ、ダイソン、ハズキルーペのコミュニケーションをブランディング観点から深掘り検証します。 ドーパミンな瞬間とは何か? 今週末6/19(日)まで、無料キャンペーンをやってるので良かったらポチしてください。 http://www.amazon.co.jp/dp/B0D6R21FVY
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7年前の話ですけど、某大手広告代理店の担当部長に「POKKA COFFEE、マス広告しない自販機完結型のプロモーション案思いついちゃったんですけど」と言って自主提案プランを持ち込みました。 コンビニに行けば飲料ケースのかなりのスペースを各社の缶コーヒーが所狭しと占めていて、メーカーは新製品発売の度に大量のTVスポットを打つ…20年前、30年前はそんな時代でした。 やがて時代はペットボトルが主役になり、缶コーヒーの占めるスペースは年々減少する一方。 とは言え、缶コーヒーは
○ 「千の言霊」 秀吉の千人茶会 千貫神輿 千羽鶴 千人針 ○ 「千の逆霊」 千人風呂 前回「センベロ」でコトバのチカラを発揮している「千」という単位について触れました。 「千」は数値単位という存在を超えて、言霊化していると私は見立てます。 その意味では「千」はもはや数値ではなく熱量のあるコトバだと思います。大袈裟ですかね。笑 半分笑い話として怒らないで聞いてやってください。 ちなみにいくつか例を上げたいと思います。 古くは豊臣秀吉の千人茶会が
SONY WALKMANのネーミング効果 パワーワード四選について解説 おひとり様 草食系男子 ソロキャンパー 千ベロ ブランディングを構成する要素の一つに、ネーミングがあります。 当たり前のことですが、全ての商品・サービスは独自のネーミングがされているわけです。 私のようなシニアになると、「アレ」とか「ソレ」とか言い出してしまいますけど、ちゃんと名前があるんです!ってメーカーのひとに怒られちゃいますね。 でも、メーカーさんには悪いんですけど、ホントに記憶に残らない
という小文をホームページで書いたので、よかったらみてください… と言いながら、URLの埋め込みが上手くいってなかったので、再トライ causeplan.com/hitome1ntx.pdf
という小文シリーズをホームページで始めました。ちょっとしたブランディングのヒントがあるものを拾ってコメントしてます。よかったら覗いてみて下さい。まずはNike。 http://causeplanning.hp.peraichi.com/home
せっかくなので、古畑任三郎のオープニングトーク風に本稿を始めてみますね。上手くいくかな。 古畑任三郎ファンに怒られそうなので、真似っこはここまでにしておきますね。LOL 古畑任三郎のオープニングトークこそが、この平成初期の大人気ドラマのブランドソーマ※ではないかと思う、と前回書きました。 そして、冒頭古畑さんが言ったように (LOL)、これはヒッチコック劇場※のアルフレッド・ヒッチコック自身によるモノローグに比べて、ブランディングの観点から言うと、優れているんです。何故
今回は三谷幸喜脚本の傑作、古畑任三郎について考えてみたいと思います。 古畑任三郎は、フジテレビ系列で1994年4月からワンクール放送され、その後第2シリーズが1996年、そして第3シリーズが1999年に放映されたヒット刑事ドラマです。 これ以外に総集編が第2シリーズの最後に、スペシャルが計5回、ファイナルが2006年1月に3話仕立てで、そして中学生の頃の古畑の姿を描いた特別編「古畑中学生」が2008年6月に放送されました。 第1シリーズは平均視聴率が14.2%にとどまり
長谷川良品という放送作家の方が田中邦衛さんの訃報に触れて投稿したNoteを読んで、目鱗落ちる的に感心したことがあったので、今回はこのことを中心に書き進めたいと思います。 氏の投稿は「北の国から」で父親の黒板五郎を演じた田中邦衛さんの果たした役割についてです。 役割というのは父親役という意味じゃなくて、田中邦衛が自身の放つ独特のオーラで視聴者を惹きつけ人気番組にした役割です。 結論ファーストでいうと、田中邦衛の放ったオーラは「なさけない」オーラだ、と氏は分析しているんで
「北の国から」は北島三郎の北海道公演が原点なんだそうなんです。 何言ってんだこいつ、って思いますよね。でも、これにはちゃんとしたわけがあるんです。これから説明しますね。 倉本聰の出世作の一つに東芝日曜劇場で、北海道のTBS系列局のHBC北海道放送が氏の脚本で制作したいくつかのドラマがありました。 その中の一つに1976年に制作された単発ドラマ「幻の町」があります。 笠智衆、田中絹代の往年の名優が老夫婦役を演じた名作です。 老夫婦が昔住んでいた樺太の町の地図を記憶を辿
前回、フジテレビの名作ドラマ「北の国から」のブランディングについてあれこれと書きました。 この「北の国から」の原作者であり脚本家である倉本聰氏が「ドラマへの遺言」という本で実に面白い制作裏話を語っていたので、今回はそれをご紹介したいと思います。 「北の国から」はフジテレビ系列で1981年10月から1982年の3月までの2クール、半年間放送された、倉本聰 原作・脚本のドラマです。 都会での生活に疲れ果て、小さな子ども二人を連れて故郷の北海道富良野に戻った男の、大自然に悪
○ フジテレビの「北の国から」の粗筋おさらい ○ 音声とビジュアルの二つで仕込まれたブランドソーマは何か? ○ 純と蛍の兄妹の放つ犬的効果 ○ 父親 黒板五郎の持つ心理的効果 テレビ番組のブランディング解剖の3回目は「北の国から」です。 北の国からは、フジテレビ系列で1981年10月から1982年の3月までの2クール、半年間放送された、倉本聰 原作・脚本のドラマです。 ご存知の方には不要でしょうが、知らない方のために手短に物語をおさらいしときますね。 家業の農業が嫌で
○ ドリフターズの8時だよ全員集合は子供と親の双方をおさえたTBSのキラーコンテンツ ○ 放送期間半ばの小3はいまや定年退職間近 ○ ブランドソーマはオープニングとクロージングにあり ○ 最高視聴率は50.5%の怪物番組 ブランディングの視点でテレビのヒット番組を解析してみるのって面白いですね。解析ってのは大げさですね。解剖?…いずれにせよクセになりそうです。 前回は水戸の黄門について考えてみましたが、引き続き昭和の名番組を取り上げて、ブランディング視点で解剖してみたいと
◯ 長く続いたTVCMシリーズはブランディング上手 ◯ 長寿TV番組も同様 ◯ 昭和の名ブランディング番組「水戸黄門」 ◯ 「水戸黄門」に埋め込まれたブランド・ソーマ ◯ 制作会社のC.A.L.は電通の系列会社、その含意 以前の投稿でシリーズが長く続いたTVCMは、共通してしっかりとブランディングされていた、と書きました。 例としてあげた昭和のTVCM代表例は、ネスカフェ・ゴールドブレンド 、エメロンシャンプー、ブラウン・シェイバーで、それらは其々に固有のブランドソーマ※