見出し画像

「ひとりドライブ」セルビア国境に近い町ヴィシェグラードへ


#わたしの旅行記
おはようございます!dobro jutro! ボスニア・ヘルツェゴビナ(BiH)の首都サラエボからです。


日本はGWですがBiHも!

週末とLabor Dayが重なり4連休です。さてどこへ出かけましょうか?東欧生活の良いところは人口が少ないので日本と比較すると交通渋滞はなく行楽地も空いているので車の旅が快適です。

ヴィシェグラードへ1泊

BiHの魅力は険しい岩山と川です。自然を楽しもうと自宅のサラエボ市からヴシェグラードまで「ひとりドライブ」することにしました。距離は約115KM 2時間くらいです。

道中90%険しい山道で
運転が疲れました
地図はGoole mapをオフラインでも
使用できるように設定
スルプツカ共和国の旗です
セルビア系の人々が多く住む
エリアです

雄大なドリナ川をパチリ
ヴィシェグラードは
欧州自動車道路761号線(M5号線)の
ウジツェとサラエボの間に位置しています
セルビアとの国境から20KMの位置です
セルビア領内でサヴァ川に合流します

ソコルル・メフメト・パシャ橋

市内を流れるドリナ川に架かる
Most Mehmed-paše Sokolovića
オスマン帝国の宮廷建築家だった
ミマール・スィナンが
16世紀末に手がけた橋です
当時のオスマン帝国の
建築水準の高さを例証する
産業遺産として
2007年にユネスコ
世界遺産に登録

全長は 179.5 M面積は1.5ヘクタールと巨大です。旧ユーゴスラビアのノーベル文学賞受賞作家イヴォ・アンドリッチの代表作『ドリナの橋』の舞台です。
(Please read what I wrote earlier about Andrić.)

石で組まれています
二度の大戦で激しく損傷した為
再建されました
尚、橋はボスニア紛争の
悲劇の場所としても
知られているので
辛い場所です

街はアンドリッチだらけ

ヴィシェグラードと言えばアンドリッチですが街中に彼が溢れています。

建物にも描かれています

Andrićgradアンドリッチグラッド

Andrićgrad | www.andricgrad.com

2014年に正式オープンされた映画館、カフェ、お土産物屋さんなどがある街です。とにかくヴィシェグラード1番の観光地なので多くの人が訪れていました。駐車場はセルビアナンバーの車が多かったです。

Andrićgrad
岩の砦をくぐると
沢山のお店が営業
カフェには鈴なりのお客さん
お土産物やさん
ピンクベージュと
パープルを合わせる
ファッションは
真似してみたい
映画の町として集客をしており
3つの映画館があるシネコンです
目を引く巨大モザイク画が
建物のアクセントに
文豪アンドリッチの像
Vloggerも撮影中
市役所、カルチャーセンターもあり
ヴィシェグラードの中心地です

街の北にはセルビア正教会のCrkva Svetog Cara Lazara(聖ラズロ教会)があります。教会は聖ラズロの聖遺物が収められている聖堂となっており、ビシェグラードのセルビア人コミュニティにとって重要な宗教施設です。

直前には結婚式が
行われていました
レンガや石材を使った独特の装飾が
施されています
その美しさは
見る者を魅了します
セルビア正教会の祭壇と
イコノスタシス等は
「ヒエロン」(Хирон)と
呼ばれていて
ギリシャ語で「聖なる場所」
という意味があるとの事
ヒエロンには、
祭壇、イコノスタシス
教会内の聖具室や聖歌隊席など
聖堂の聖なる場所に関連する
すべての要素が含まれるそうです

観光列車チルコTuristički vozić Ćirko

ヴィシェグラドの橋の前から
アンドリッチグラッドまでです
観光客に大人気

お食事🍚情報

クルナKruna

来るな!だなんて千客万来が期待できそうなお店ですが多くのお客さんで賑わっていました。お店もボスニア語と英語表記があり店員さんはとても親切でお手洗いも清潔でした(駐車場は分かりにくいのでお店の人に伺ってください)

セルビア系の町なので
豚肉を食べることができます
久しぶりに食べました
重すぎました
運転があるのでカプチーノ

ゲストハウス

Krunaさんはゲストハウスも営んでいてレストランから50メーターほどの場所に木造アパート風な宿泊施設があります。

私も1泊3500円で宿泊しました
シャンプー、ボディーソープ類は
一切ありません
シャワー、トイレは部屋にあります
かなり古くて
面倒な事態に遭遇しましたが
1泊するだけと割り切りました

明日はさらに東へ進みセルビア国境近くにあるドブルン修道院(Dobrun Monastery)へ行ってみます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?