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【イタリアひとり旅】4日目。ドゥオーモへ登るのに必要なのは頑丈な足腰でした。

2023年10月。円安物価高の世の中ですが、20代も残りわずか、ということで強行しました、イタリア旅行!

人生初のヨーロッパ。一人海外は数年ぶり。英語が得意ではないので、ドキドキのひとり旅です。

今回の日程は10日間。ローマ4日間→フィレンツェ3日間→ヴェネツィア4日間。

航空券、鉄道、宿、すべて個人手配なので、好きに予定を組んでみました。その記録をゆるゆると、書いていきます。

1日目の記事はこちら。↓

前日の記事はこちら。↓


ホテルをチェックアウトし、フィレンツェへと向かう。

朝、オーナーは不在のため、直接お礼は言えずのチェックアウトでしたが、メッセージでお礼を伝えました。B&B初めて利用したのですが、思っていた以上に快適で、良かったです。

さて、乗りなれてきたローマのバスも、最後だなぁとしみじみしながら、テルミニ駅に向かいます。

朝食。コルネットとカプチーノ。3.6€。当時のレートで581円。

2階のカフェで朝食をいただきます。クリーム無しのコルネット。やっぱり美味しいです。でもそろそろしょっぱい朝ご飯が恋しくなってきました…。(毎朝、ご飯とみそ汁の人。)一応、毎朝フリーズドライの味噌汁を飲んでいたとはいえ、やっぱりお米が恋しくなります。

それから、駅の中でヴェンキのお店を見つけたので、自分用にチョコレートを数個、購入しました!また見かけたら買おうと思っていたのに、結局買い損ねて、ヴェンキはこの時買ったものだけになってしまいました…。

量り売り。3.73€。当時のレートで603円。日本で買うと倍くらいするはず…!

そんな感じでプラプラしていると、鉄道の時刻になりましたので、ホームに向かいます。フィレッチャロッサ。赤い車体がかっこいいです!今回はビジネスシートを予約しました。

フィレッチャロッサ。ローマ~フィレンツェは1時間30分ほど。

普通のシートだと、荷物置き場が車両の前後のトランク的な場所しかなく、電車の乗り降りの客にまぎれた泥棒に、荷物を盗まれてしまうことがあるらしいと、ネットで知りました。

ただでさえ、ひとり旅で不安しかないのに、荷物を盗まれたらもっと不安になると、ちょっとお高いビジネスシートにしてみました。座席が広いので、大きい荷物でも足の前に入りそう&上にあげられそうだったので。

ちなみに、お高いと言っても片道当時のレートで、5440円。早めに予約したのもあり、そこまで高くなかったです。

ビジネスシート。一人掛けで向かい合わせでしたが、誰も乗ってきませんでした。
何と軽食が付きます。料金に込み込みです。
茶色い手前の袋は、小さなコッペパンみたいなパンでした。

1時間半、あっという間にフィレンツェに到着です!

午後はドゥオーモの予約をしているので、駅の近くのホテルに荷物を預けに向かいます。フィレンツェだけ、よさそうなB&Bを見つけられず、ホテルにしちゃいました。

フロントに着くと、受付の人がゆっくり丁寧に、英語で説明してくださいました。部屋の準備はもうできているから、お部屋に入っていいとのこと。ありがたい…。

ダブルベット、広い天井、快適なお部屋でした!

時刻は12時。ということで、お昼を求めて街を歩きます。ここではランプレドットというフィレンツェ名物を絶対食べると決めていたので、事前に調べていた屋台まで、向かいます。

道を歩いていると、皮のいい匂いがします。フィレンツェは皮製品が有名とは聞いていたのですが、道を歩いているだけで皮の匂いがしてくるのは、知りませんでした。露店がいっぱいで、わくわくします。

カラフルな皮のカバンがいっぱい。

地図を見ながら歩いていくと、ありました!

目当てのお店。

ランプレドットは、牛の台四胃の煮込みをパンでサンドしたものらしく、モツの食感が好きな人は好きなやつですね。ホットソースをかけていただいたので、ちょっと辛かったですが、めちゃめちゃ美味しかったです。口の周りがソースだらけになりました。笑

ランプレドット。

さて、お昼ごはんを食べたら必ず食べるもの、ジェラート探しです。こちらも事前に調べていた、近くのお店に向かいます。

何味にしたかメモし忘れていました。2€。当時のレートで323円。

このジェラートが一番お安かったと思います!味も美味しくて、また食べるものありだなぁなんて思いました。

さて、気が付いたら予約の時間が迫っていたので、急いでドゥオーモに向かいます。

ドゥオーモ。

正式名称は、「サンタ・マリア・デル・フィオーレ教会の大聖堂」らしいです。この一番上まで、階段で登ります。階段です。昔の建物なので、エレベーターはないです。

この階段、絶対大変だろうとは思っていたものの、想像していた以上に、大変でした…。

急な階段。

調べたら、464段あるようで、永遠と急な階段をぐるぐると登っていきます。いつゴールなのかと、気が遠くなるを防ぐため、途中から数を数えながら登ってみました。正確さはないですが、気はまぎれます。笑

途中で見られる、最後の審判。

登っている途中で、最後の審判に一番近い場所に着きます。係の人が「止まらないでくださいー」とアナウンスしているので、歩きながらの鑑賞にはなりますが、圧巻です。

更に登り続け、ようやく、展望台です。

左の建物が、ジョットの鐘楼。

晴れていて良かった!登る前は少し雨がパラパラしていたので心配でしたが、登ったら青空です。遠くの街で見渡せます。

赤い屋根がやっぱり、日本とは違うなぁなんて思いながら眺めること数分。体力も回復したので、降ります。降りるのも、登りと同じ階段です。

登りと同じ階段。つまり、人がすれ違うのです。狭い階段でのすれ違い、大変でした…。無事地上につき、一番最初に探したのは、ベンチです。足が、がくがくでした。。

周りには、ドゥオーモの周辺には、似たような建築物がいくつか集まっていました。

サンタ・クローチェ聖堂
サン・ジョヴァンニ洗礼堂

今回は旅の予定上、この日にドゥオーモ、翌日にジョットの鐘楼に登るだけにしていたので、他の建物には入りませんでした。どれもゴシック様式?でしょうか。見た目がとても素敵で、フィレンツェ滞在中、何度もこの広場を訪れて、眺めていました。


フィレンツェの街を散策。

さて、足も回復してきたので、街をふらふらすることにしました。フィレンツェの街は、本当に街並みが素敵で、今回の旅で一番好きな街になりました。とにかく建物が可愛いです。

何気ない街並みが、とても素敵。

プラプラ歩いていると、市場を見つけました。1階はお店、2階はフードコートになっていました。もう少し日が暮れてきたら、こちらの2階で晩御飯をいただこうと思います。

市場。
こんな感じのお店が数件ありました。

まだご飯までは時間があるので、一度ホテルに戻り、今度はコインランドリーに向かいます。

というのも、事前に調べた際に、ローマとヴェネツィアだと、ホテルの近くにコインランドリーが無さそうでした。唯一、近くにありそうだったのがフィレンツェでしたので、ここで一度お洗濯です。

洗濯機と乾燥機。観光客や地元の人も多く利用していました。
洗濯3€。乾燥4€。合わせて当時のレートで1132円。
洗剤も売ってました。

そしてここで私は見つけてしまいました…。向かいにポンピがあることを。ローマで買って美味しかった、あのティラミスです。まさかまた会えるとは思いませんでした…。洗濯を回している間に、即購入。今日の夜ごはんの後に、いただきます。

POMPIの外観。

洗濯と乾燥を終えると、ちょうど夕方。少し早めの晩御飯ということで、先ほどの市場に向かいます。

今日の晩御飯は、トリッパです。こちらも事前に調べていました。牛の第二胃の煮込みです。モツ大好きなんです。バケットをつけてもらいたかったのですが、頼み方がわからず、断念。

トリッパ。

もちろんこれだけでは足りなかったので、パスタも購入しました。ワインも頼んじゃいました。実はようやくイタリアでの初ワイン。2つ目の都市に移動できて、ようやく気持ちに余裕が出てきました。

ラビオリ。ラビオリってなんだっけと思いながら注文したら出てきました。

人生初めてのヨーロッパで、女一人、ということもあり、かなり不安と警戒心が強く、楽しみながらも、ずっとドキドキしていました。ようやくワインを飲めて、満足です。

十分食べて、帰りにスーパーによって、ホテルに戻りました。この時買ったものはこちら。お水とチョコレートです。

軟水と、後に大量買いしたチョコレート。合わせて2.77€。当時のレートで449円。

イタリアのお水は、硬水。日本のお水は、軟水。お腹を壊すのが嫌で、ローマの時からずっと、軟水を買って飲んでました。一番買っていたのが、こちらのSant’Annaのお水。赤ちゃんの顔が付いているラベルなので一番わかりやすかったです。値段もそこまで高くなかったと思います。

それから、Baciのチョコレート。後日これを大量買いします。スーパーで2袋くらい買って帰ります。それくらい美味しかったです。お土産の定番品と事前に調べていたので、小さいものを試しに買って食べてみたら、ナッツがとってもおいしくて、即気に入りました。

ポンピのティラミス。ピスタチオ。

デザートのポンピのティラミス。ピスタチオ味。他にも苺とかいろいろあったのですが、ピスタチオにしました。ナッツの味か香ばしくて、軽くて、美味しかったです。本当に日本にできてほしい…。

外国のテレビ番組をぼーーーっと眺めながら、就寝です。明日はちょっと足を延ばして、ピサに向かいます。

翌日の記事はこちら。↓


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