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大人へ絵本memo ~親がでてこない絵本の良さ~

親にくっついていれば願いが叶うと思っている←幻想の時期を自然と解き放すのは他人の助言


そのことに気がつかずに大人になると

のちのち説明が難しくなる



いろんな大人に頼るんだよ



なりたい自分になるには
親以外の人の言葉にも耳を傾けることだと
案に示唆してくれる絵本達

彼らの近くにおいてそっと見守りたい

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『大きな木のような人』
いせ ひでこ (著)
2009年 講談社

パリの植物園で植物学者に出会う少女。



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『ルリユールおじさん』
いせ ひでこ (著)
2011 年 講談社

本を作る仕事をするおじさんの所に通う少女。



言葉ではなく

観察しながら育む

お互いの心が響いてきます。




子どもが小さいときに、他の子を連れて遊んだり、家に泊めたりしました。やり過ぎちゃったのかな。
「あなたはあの子の親じゃないんだから。」
と他の人に言われたことがあります。

親じゃない大人と触れることが成長には大切だと思うけど、そういうことを大人同士も話し合って進んでいかなきゃいけないなって思いました。

親じゃなくても近しい大人として、見つめる。出来ることには対応する。意識して他の子にも見せられる家庭や個人でありたいと思います。


二冊の少女の共通点があるので一緒に読むのがおすすめです。

伊勢英子さんの好きなテーマは植物・自然・パリ・チェロ・ゴッホ・宮沢賢治など。描かれた数多くの作品はどれも手に入れたくなる美術品。