＊DAY5 空を見上げてお腹を空かす / 1月18日（Sat） ---7

お腹が170%でお酒は入らないので、ここでもお水をオーダー。
mamiさんはレモンビールを頼んでいたので一口もらうと、レモンの風味があるおかげですごく飲みやすかった。普段ビールを飲まない私もおいしいなと思った。

シナモンロールを食べていないmamiさんもお腹は空いていないようなので、そんな私たちでも食べやすそうなものを考えてメニューを選ぶ。
と言っても、メニューは写真がなく英語表記なのでなんとなくの予想でしかなく、食べやすそうという基準は難しかった。なので予想外にボリューミーなものが来ないように、どんな料理っぽいかイメージができるものを選んで注文した。

タラのアリオリソース、サーロイングリル、プルポ・ガリェーゴというタコのガリシア料理。
タラのアリオリソースは、トマトも添えられていたのでさっぱりしていて食べやすく、おいしかった。成功！もはや今はもう、食べやすい＝おいしいという方程式になっていた。

プルポ・ガリェーゴも上にかかったパプリカパウダーとオリーブオイルの味付けが絶妙でおいしい。サーロイングリルも間違いないおいしさで良かった。やわらかく、ちょうどいい大きさでありがたい。
いや、ありがたいってもう、お腹がいっぱいなことがダダ漏れだけど……。

タパスの料理はバゲットがついてくることが多いので、これが結構きつかった。食べずに残せばいいのかもしれないが、目の前にくると食べてしまう性分。

そして、やってしまったのがサラダである。サラダとかなら食べやすそうだよね、と話して頼んだ「ロシアンサラダ」が予想外のめちゃくちゃ炭水化物でびっくり。簡単に言えばポテトサラダだった。無知ってこわい。
ジャガイモ、グリーンピース、ニンジン、お肉。味付けはマヨネーズっぽいソース。めちゃくちゃこってりなものが来て、葉物が欲しかった私たちには衝撃。

他にシーフードサラダとかもあったのに、シーフードサラダってほぼエビとかイカだよね、野菜じゃないよねと話し、なんだか分からないのに別の選択肢であった「ロシアンサラダ」を選んだのは何故なのか。そこに根拠など何もない。なんの自信でそれにしたか誰にも分からない。今の我々にはなんともヘビーなサラダを食べることとなった（味はおいしいです）。

お会計のときにカードで支払うと、「JPY」と言う表示が出るため私たちが日本人だとわかる。それを見た店員さんは日本語で「ありがとう！」と言ってくれた。ちょっとした心遣い、コミュニケーションがみんな優しい。

バスの10回券がまだ残っているので、ホテルの近くまでバスに乗って帰る。いつものスーパーで水を買い、家族へのお土産でコーヒーも買った。デカフェのコーヒーもあり、値段もほとんど変わらないので自分用にはデカフェの方にした。（帰って飲んでみたところ、酸味がなくマイルドでおいしい！）
ドリップ用のコーヒー（250g）を３つ買っても1000円しなかったので安いな〜。それでおいしいのが最高。

ホテルに到着。「一息ついたらパッキング始めなくちゃね〜。」と２人で話しながら、ちょっとずつ荷物の整理。
明日帰るのかと思うと、なんだかすでに少し気が抜けて、ぼーっとしてしまうなぁ。