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どんな宗教書、心理学書、スピリチュアル書より役に立つひとこと

人は不遇を経験しないと、宗教やスピリチュアルには
繋がらない。
熱心にそれらをやってる人も多く知ってるし(金かけてます!)
熱心でなくとも、神社仏閣巡りをしたり、パワーストーンの
ブレスレットをしたり、御朱印をもらったり、あやれこれやの
形で、そういうものとの繋がりを求めてはいると思う。

僕は10代の頃(まだ発達障害という概念さえなかった)
辛くてたまらない時、加藤諦三や秋山さと子を始めとする
生き方の指針みたいな本をけっこう読んでいた。
しかし苦しみはなくならない。

30代の初めに天地が逆転するような経験をし
それからは熱心にスピリチュアル系のことをやった。
引き寄せの法則、オポノポノ、パワーストーン収集、
瞑想、熱心な祈り……..
お金も相当かかっていると思う。
がしかし、願ってるような結果は得られなかった。

そういう経験をし、それから20年以上の歳月を経て
思うのは、「他人に影響を与える祈り」は
叶わないということだ。
極端な例でいうと、A子さんを好きになり
付き合いたいが、A子さんは子持ちの主婦。
こういう場合、実際的な暴力や略奪でもしない限り、
スピリチュアルなことで解決しようとしても無理だ。

僕が今、痛烈に思うのはこのひとことだ。

総て良し

すべてよし…..
「終わりよければ全てよし」ではなく、
今、あるもの、自分の環境、悩み、病気、
面倒くさい人間関係….それら総てを含めて
「良し」ということだ。
その人に必要だからこそ起こっていることで
次のステップへ進む「経験せざる得ない」ことを
僕らは日々、経験しているのだ。
神というか、大宇宙というか、宇宙の法則には
善も悪もない。
ただただ「存在」してるにすぎない。
憎き犯罪者、一方、人が良すぎる人。
そのいずれもが、宇宙の法則の元では平等なのだ。
良い、悪いで判断すると判断を誤る。
かといっても、オウムみたいになっても、
「今の社会」は容認しないが。

総てを受け入れること。
実はこれがお釈迦様の教えの極意だと思う。
そして、意識して「今に在る」状態を意識すること。
この2つを確実に励行できたならば、全ての悩み、苦悩は
雲散霧消するでしょう。

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