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本日の読書

「だからダスティンは死んだ」ピーター・スワンソン (著)

出版社紹介文
そのふた組の夫婦は、よく晴れた風の強い日に、屋外パーティーで知り合った。――版画家のヘンは、夫のロイドとともにボストン郊外に越してきた。
パーティーの翌週、ふたりは隣の夫婦マシューとマイラの家に招待される。
だがマシューの書斎に入ったとき、ヘンは二年半前のダスティン・ミラー殺人事件で、犯人が被害者宅から持ち去ったとされる置き物を目にする。マシューは殺人犯だと確信したヘンは彼について調べ、跡をつけるが……。複数視点で語られる物語は読者を鮮やかに幻惑し、衝撃のラストへなだれ込む。息もつかせぬ
超絶サスペンス!

それまで読んでいた本を中断して期待して読み始めた本書。
同著者の「そしてミランダを殺す」がかなり面白かったし、
アマゾンの評価も上々なので、まぁ間違いはないだろうな、と。

ところが!
途中でカラクリが分かってしまうので、そこからは退屈な
読書となった。
最後の最後で、大どんでん返しみたいなこともなく、
あっさりした感じで終わる。
なんじゃこりゃ。
あまりオススメはできません。
星は★★★

途中で中座して読み始めたと書いたが中座したのはこちら。

「私の唇は嘘をつく」ジュリー・クラーク(著)
「モナドの領域」筒井康隆(著)

「私の唇は嘘をつく」は前作の「プエルトリコ行き477便」が
超絶に面白かったので、めっちゃ期待してたのだが、
自分の好きな物語世界ではなく、たぶん、中座したままになるだろう。
「モナドの領域」は筒井作品としては、大変に読みやすく、
軽文学といった感じで中盤までくる。
そこから中座してるので、後半どんな展開になるか楽しみだが、
僕が若い頃から好きだった、いわゆる「筒井文学」とは
乖離しており、もしかすると楽しめないままに終わる可能性もある。


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