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読初め

2021年の読書初めは、池井戸潤の「アキラとあきら」の再読です。
年末に、葉真中顕の「絶叫」を読み、途中で断念。
決して、難しい内容ではないのだけど、章ごとに場面が替わる小説が
益々と苦手になってきているのと、文体が駄目だった。
章ごとに場面が替わるタイプの小説は、最後にはピタッとはまることは
理解してるのだけど、「最後」まで読む気力がない。
それに、特にミステリーに多いけど、状況説明だとか物語の背景だとかが
やたらと長く、特に大きなエピソードもなく進み、最後にあっと言わせる
ような小説が、今はもう読めない。
我慢に我慢を重ね読み進み、最後に.....というのが、時間の無駄に思えてくる
ある程度(僕の場合50〜80ページ)読み進んで面白くなければ
読むのをやめることにしている。
残りの人生はそう長くないし(笑)世の中には、まだまだ読んでない
本が星の数ほどあるのだから「我慢の読書」がいかに
馬鹿げたことかと思う。

そういう意味で、池井戸潤の「アキラとあきら」は再読に関わらず
物語の初めの方から、ぐっと心を掴むものがあり
流石だなと思った。

今年は何冊読めるかなぁ。
最近、読書量が減ったけど、最低週に1冊は読みたいと思う。

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