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本日の読書

「ラーゲリより愛を込めて」
辺見 じゅん (著), 林 民夫 (Writer)

辺見じゅん氏のノンフィクションをノベルライズしたもの。
第二次世界大戦後、終戦後、シベリアに抑留され
強制収容所(ラーゲリ)で10数年を過ごした兵士たちの
物語だ。
ラーゲリ関係のものをいくつか読んでおり、
その過酷さ、先の見えない苦悩は、想像に難くなく、
戦争が終わった後にも、こういう日本人が多くいたのだと
いう事実は、日本人全てが知らなければならないことと思う。
そういう意味に於いて、読む価値はあるが、
ノベルライズしたライターのせいかどうか、とにかく全体が
軽い。
よく言えば読みやすい。悪くいえば、中身が薄い。
事実(ノンフィクション)が下地になっているから
過剰な書き込み(追記)などが出来ないという
制限はあるのだと思うが、それにしても……

昨日の災害級の大雨から一転。
今は晴れている。
大気中に大量の水蒸気があるため、蒸し暑さが
半端ない。
夕方からの仕事に向けて、あれこれ準備してる最中だ。
みなさんもよい午後を!

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