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寒い時にほっこり温まるお灸とマッサージ系

お体を温める二つの方法

まだまだ寒い日が続く2月。妊婦さん、産後ママ、女性にとって「冷え」というものはお身体の不調を引き起こしてしまうやっかいなもの。

冷えてしまったお体を温める良い方法はないのかしら?

そう思われてる方も多いと思います。

何はともあれまずはお風呂。


お風呂に入ることで全身の血行がよくなって、ポカポカしてきます。
ポカポカするということは、血流が良くなって代謝が上がるということ。

体内の水分が減るから水分補給を忘れずに。


マッサージという方法

冷えている時にマッサージ?と思われていませんか?
マッサージは皮膚表面からの刺激で毛細血管を開かせ、末端への血液供給が強く期待できる最良な方法の一つです。

人の体は「刺激」の種類を区分けして脳へと知らせる機能があります。

さすられている時のマッサージ
叩く方法のマッサージ
押してあげるマッサージ
引っ張り上げるマッサージ
つまんでコリコリさせるマッサージ
撫でるようなマッサージ
強い圧をかけるマッサージ
一点集中的な刺激法のマッサージ
つねるような鋭い痛みを発生させるマッサージ

被っているものもありますが、ゆったり系と痛い系の刺激は実は、脳へ伝える回路がそれぞれ違います。また伝える速度も実は違うのです。

こうした生理学的な分類によるエビデンスを基にしたマッサージ系調整によって、お体はリラックス方向にあるいは興奮方向にと調整ができます。

でもより効率的に行うにはただマッサージ系をするのではなくて、呼吸法も取り入れるのがより良い方法。

呼吸法を意識するだけでも血流の改善が見られることが多くあります。呼吸を意識してみましょう。

冷えにお灸という方法がおすすめ

お灸ははるか古来より継承され続けている、方法。古来より続いているということは効果やお灸を施術した時の人の反応が良いということが再認識されます。

もしお灸が効果もなく、気持ち良くもなく、不快指数が高いだけだと古来より続きはしません。

先人の知恵というものは現代化学でも立証されつつある、期待ができるもの。実際の経験に勝るものはありません。

お灸を闇雲に行ってもいまいちに

ではお灸をやってみよう!となってもどこにすればいいの??になります。
私たち人の体にはツボと言われるものが全身に分布しており、WHOや日本の国家試験に登録、認識されているツボの数は350個以上!

そしてさらに700以上もあるんです!そしてさらに、正式に認識されていないけれど、効果があるツボなども合わせると無数にあります。

ツボは教科書以外にも、人の体や症状によってツボの位置が変わったり、まったく名前もない場所がその方にとって効果が高い時もあるんです。

でもそれを見つけるのはプロに任せて、セルフで行う時はまずは教科書通りにやっていくのが1番!

ちなみに足裏などで足ツボが有名ですが、正式なツボは「湧泉」というツボだけなのはご存じでしょうか?

また踵にある「失眠」しつみん、と「裏内庭」うらないてい、というツボが認識されていますが、「奇穴」と言われる部類になります。でもこれらは東洋医学で認知され鍼灸院では盛んに行われております。

よくいう「足ツボマッサージ」は実際にはこの三つを押すだけのマッサージ、ということになってしまいます。

足ツボで「反射区」と称され記載されている効果や部位は正式な東洋医学のものではありません。

女性に効果の高いツボは?

まずは超有名な三陰交。

お灸の経験がなくても「三陰交」という名前は聞いたことがあるほど有名なツボ。女性雑誌にもよく登場するツボで、実際の鍼灸治療でも必ずといって良いほど行われるツボです。

三陰交の場所は?


妊婦さん、産後ママ、女性に大切なツボ「三陰交」

三陰交は上の図のように「内くるぶしの頂点から人差し指と小指の幅4本分上」にあります。

骨の淵あたりにあって、押すと痛みが出ます。セルフで行う時は押した時に痛い部位に行ってあげると良いです。

お腹のツボ。中脘、気海、関元、中極、曲骨など

お腹を温めるのはもう誰でもが知っている場所ですね。鍼灸の治療でもよく使われる部位で鳩尾から恥骨まで行うことがあって、女性のお悩み全てに高い期待が持てます。またお灸だけではなくマッサージ系や鍼を行うこともよくあります。

最近では腹診、といって腹部を触ってお身体の状態を観察する方法も鍼灸院以外でもポピュラーになってきています。またお腹を揉み解すことで血流改善や消化器系、婦人科系、自律神経系と多岐にわたる施術効果が期待されている大切な部位です。

また「子宮」というツボは名前が子宮ではありますが、卵巣に効果があると言われるツボです。女性にとっても大切なツボ。おへそから指四本分くらいしたでさらに正中線から指四本分外側にあるツボです。ちょうど卵巣がその下あたりに位置しています。


お腹にはいろいろなお悩みがでてきます。


腹診は鍼やお灸の「国家資格試験」にも出題される、正式なものです。民間療法の方法ではありません。

仙骨(お尻)を温めるということ

仙骨部位は実はものすごく大切な部位で、妊婦さんはもちろん、産後ケア、不妊、PMS、ヒステリー、ストレス、婦人科系全般、自律神経調整、骨盤矯正、姿勢矯正などとてもとても広い範囲のお悩みに対応、影響がある場所です。

仙骨には4つの穴が空いています。これは左右で対になっていて合計で8つの穴があり、それぞれに正式なツボがあります。これを総称して「八髎穴」(はちりょうけつ)といいます。

仙骨を温めてあげることは女性のお悩み解決にまた一歩近づくための必須な部位と言えるでしょう。

妊婦さんへの仙骨調整

ちなみに妊婦さんへの仙骨部位への調整はストレス解消系や逆子、予定日超過の陣痛促進のための調整、腰痛、骨盤痛、安産、股関節痛、不眠、胃腸系などたくさんの効果が期待できる部位でほぼ必ず調整、観察は致します。

仙骨は女性にとって婦人科系をも整えられる、とても重要な部位です。また自律神経が強く支配している領域でもあるために、ストレスや不安、イライラ、興奮状態などに対する治療系としても手技や鍼、お灸調整が必須になる場所と言えます。仙骨を整えて内側から暖まりましょう。

他にもたくさんの効果が期待できるツボがありますが、実際の施術時にお話をさせ頂きます。

温める部位をまとめると


  • 三陰交

  • お腹全体

  • 仙骨

この三つを温めてあげることがおすすめです。

ただし、妊娠中の妊婦様は医師に相談をしてからお灸や温活を行ってください。また三陰交へのマッサージやお灸は鍼灸師に相談の上、行うようにされてください。くれぐれも自己判断での調整は行わないようにされてくださいませ。

ご自宅でお灸とマッサージ系調整を同時に

当院では産後や妊婦様の施術を優先的に行っております。また不妊、妊活の鍼灸や整体、骨盤矯正、姿勢矯正も行っております。

冷えはゆったりできることがまずは大事。変な緊張が続くと冷えが解消されにくくなります。緊張し始めると指先が冷えてくる方は、要注意!


冷えは婦人科系全般と自律神経系を整えていくのが最良です。ゆったりほっこりできるマッサージ系やストレッチ、おきゅうでよい環境づくりを行えたら嬉しい限りです。


冷え性、自律神経のお悩みはお気軽にご相談くださいませ。

妊婦様は妊娠初期から臨月まで承っております。逆子や安産、予定日超過は冷えが強く関わっております。冷え対策は「安産対策」でもあります。

◉ 逆子でお悩みの妊婦様に、逆子のお灸も行っております。
お気軽にご相談くださいませ。



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