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自由進度学習のはじめかた

昨日読み始めてまだ半分弱しか読んでませんが、本の紹介をしたくなりました。
著者は小学校教師をしながら、”子ども中心”の学びの場を追求されている。

学ぶ力は、本来人間のDNAに搭載されているもの。
学びを「楽しくする」のではなく、学ぶ楽しさを「取り戻す」

という信念を持ち、教育現場のあり方を試行錯誤されています。

・1年生で「勉強が楽しみ!」と入学した子が、6年生ではほぼ全員が「勉強したくない」と言って卒業する。
・子ども達から”失敗する権利”を奪わない。
”失敗は悪いこと”という大人のマインドは捨てて、安心・安全な環境で大いに失敗できる学びの場を提供する。
・学校は同年齢で同じ地域の子を集めた場所。
バラのような子もヒマワリのような子もタンポポのような子もいるのに、全員をチューリップらしく育てようとしていませんか?

このような問題提起や投げ掛けがあります。

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「勉強はしても良いし、しなくても良い。
それよりも”好きなコト”や”やりたいコト”を見付けて欲しい。」

私はずっと、我が子にそう伝えています。

学校に対しては、
・子どもが本来持っている『自己肯定感』『学ぶ力』『助け合う力』を奪っているように感じてしまう。
『みんなと同じ』『いかに周りに溶け込めるか』を教えているのではないか。
という想いがあります。

私は懇談ではいつも、先生から始まる成績や学習面での話題は早々に引き上げ、友達との関わり方や給食・自由時間の子どもの様子について質問をします。
でもこの質問や、私の子育て方針に戸惑う先生は少なくありません。
『この先生ともっと話したい』
『もっと自分の子どもに関わって欲しい』
そう思えたのは、小学校6年間+中学校3年間でもせいぜい2~3人。

その根底には、私自身が学校に対する”信頼”がなかったのでは、と思い直しました。
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この本では、蓑手先生の教育観を書かれていますが、それは人生観に通じるものがあります。
それを公立校で実践されているコトに尊敬の念と期待を持ちながら、また先を読み進めます。


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