吸い込む夕暮れの静
今日は昨日と変わって晴れた梅雨の日。
昨日のどしゃ降りとのギャップがまたいい。
例のごとく寝坊した朝だったので、今日はあえて夕暮れどきに、網戸越しに世界を見ながら俳句をつくる。
ちょっと雲が多めだったかな。
夕焼けの陰影がはっきりしてとても美しい。
蛙の鳴き声も、鈴虫の擦れる音も、どこかの家から窓を閉める音や、料理の音が聞こえる。
遠くマンションがひとつひとつ明るくなっていく。
電気の音が聞こえてくるかのよう。
うん。
今日も幸せな1日だったな。
1日の終わりの景色の美しさに、1日の印象のすべてが持っていかれている感はあるが、気にしない。
幸せだと思い込んでいる人が1番幸せなんだ。
知らんけど。
そんな感じで今日の俳句に移りましょう。
夕暮れどき、穏やかで澄んだ心で詠んだ俳句です。
ゆっくり深呼吸して、色んな情景を思い浮かべながらお楽しみください。
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「ふぁーー·····」と寝ぼけ眼とジャスミンと
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雨蛙見つめ合ったら鼻に舌
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万緑や置き石なく人生進む
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夏と梅雨ギャップにきゅんとする日々に
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梅雨晴の雲多きほど焼ける夕
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あのマンション電気の音が1つずつ
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薄赤く静画のような夏の夕
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網戸越し血を吸いに来る蚊とお見合い
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いかがでしたか?
今日の俳句の中で「なんとなく好きだなぁ」というものがあったら、コメントなどで教えてください!
スキもしてくれるとむっちゃ喜びます!☺
では、
今日も最後まで読んでくださりありがとうございました。
晴れの日も雨の日も、素敵な何かを探していきましょう!
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前回の俳句。
俳句を作っている最中に爆睡してしまった日。
心が揺れたものが現れているかなぁ。
俳句ってどうやって詠むんだろう·····?という方へ
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