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【読書メモ】「おしごとそうだんセンター」
こんにちは。彩菜です。
キャリアコンサルタントの資格取得を目指して勉強中のわたしですが、その先にはこどものキャリア教育に関わっていきたいという夢があります。
この1冊はこれからのわたしの「バイブル」!
まさにこういうことをこどもに伝えていきたいと思っていることを全部表現してくださったような1冊。(おこがましいですよね、すみません…)
いつかおしごとする いまこどものあなたと、
いつもおしごとしている むかしこどもだった おとなのあなたと、
「はたらく」って深いテーマですが、この絵本はほっこりと心をあたためてくれると思います。
地球にやってきた宇宙人が、職業相談所で「しごと」ってなんだろう?を
相談所のお姉さんと一緒にかんがえていくストーリー。
そのお姉さんのえらぶことばが、こどもにも大人にも響く……
特に気に入ったフレーズを以下ご紹介します。
「どんなしごとをしていくか」は、
「どうやって生きていくか」とだいたい同じです。
「自分は何を大事にしたいか」
「自分にとってしあわせってなんなのか」をかんがえるために
しごとがある、って言いかたもできるかもしれません
だって、あなただって、世の中だって、コロコロかわっていくんだもの。
そのときに、そのときのあなたが「こっちかな」ってえらべることが、
一番大事だと思うのよね。
子どものころ、大人になりかけのころ、大人になってから。
さいしょのおしごと、次のおしごと。
いろいろなものがどんどんまざって、あなたはあなたになっていく。
おしごとをすることで、自分をしあわせにすることができれば、
自分の大事な人も、しあわせにすることができる。
自分のまわりの人をしあわせにすることができれば、
もっとたくさんの人をしあわせにすることができる。
「しあわせの順番」ってこれしかなくて、自分をぎせいにして人のしあわせのためにはたらいても、すぐにつづけられなくなってしまうの。
世の中にあるおしごとはすべて、必要とする人がいるからおしごとでいられるの。つまり、どんなおしごとも、同じくらい大事だし、同じくらいかっこいいのよ?
こんな素敵なことばたちと、ヨシタケシンスケさんのかわいくてゆるゆるの絵と、奇想天外な「めずらしいおしごと」があわさって、自然体で真面目なテーマと向き合えてしまうのかもしれません。
ぜひ本を手に取ってお楽しみください!!
著者:ヨシタケシンスケ
出版社:集英社
発売日:2024年2月29日
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