見出し画像

知らないとヤバい⁉新しい働き方がはじまっている5つの理由


30年ひと昔というけれどDATA化すると…

よく言われているのが、100年企業を目指すとき、30年に1回生まれ変わるという説があります。

バブル経済が崩壊から30年経過することもあり、ちょっといろいろなデータをまとめてみたら、すごく変わっていることに気づいた。

対象項目:1990年ごろ⇒現在
消費税:3%⇒10%
平均退職金:2871万円⇒1788万円(厚生労働省の就労条件総合調査を参照)
平均年収:471万円⇒436万円
社会保険料の月額:3万円⇒6.5万円
定期預金の金利:6%⇒0.015%
日経平均株価:3.89万円⇒2.85万円
平均寿命:77歳⇒84歳
GDP:世界2位⇒世界26位
世界のTOP20企業:14社⇒0社
ジェンダー指数:2016年108位⇒2021年120位

タンス預金という言葉が流行ったのも、低金利になってしまったことが原因となって、投資の話をするときに日本にはタンス預金が市場に流入したらもっと景気が良くなるのにということを言われていた。

100万円を預金したら6万円の利子がついて帰ってきたのが、1990年前後。
100万円を預金したら150円の利子にしかならないのが2021年。
ビットコインなど仮想通貨で儲けた人が億りびとといわれたり、株式の運用をする人などが増えたのはここ数年のこと。

リモートワークによって残業代がなくなり、月額5万円から8万円ですが、年間にすると60万円から96万円変わってしまいます。

この5万円~8万円を稼ぐために、ココナラ、ウーバーイーツなどのギグワーカーが増えてきた。
料理やキャンプなど趣味を教えたりすることで稼ぐ人も増えた。

時代は起承転結で30年周期といわれている

1800年代封建制、1900年代近代化、2000年代未来化という大きな流れがあり、30年周期で大きな変化があるといわれている。
産業モデルも家内製手工業から工業化が進み、サービス産業モデルに変化をしている。

世界のトップ20社に日本企業が14社もあったのは驚きですが、現在ではゼロになっていることから推測されるのは、モノづくりが中心となっている工業製サービスモデルから、GAFAのようなサービス製サービスモデルに変化をしていることではないだろうか。

また、イノベーションを起こしたいという企業が増えているけど、働き方もいろいろ、考え方もいろいろあるため、多様性を認めていくことができるかできないかで大きく分かれてくるのではないだろうか。

公的資金を注入されたり、資本金を減資することによって大手から中小企業に格下げをしたうえで、税制上優遇を受けて企業の延命に必死になっている企業も多くなった。

公的資金の注入をされてしまうと、ニュースになりますが延命措置で国の保護下に置かれてしまうことによって、ゾンビ企業というレッテルを貼られてしまうことになり、企業ブランドが下がることを警戒している。

世界が変革をしていく流れに乗れていた時代に、日本は以前の旧体制のままでいたことが今日の世界での発言権にもつながっていくことになる。

たった一回やらかしただけではしごが外れる!?

最近増えている相談の1つのテーマであり、失敗を恐れるあまりはじめの一歩を踏み出すことができず、モコモコしている人が多くなっています。
話を聞いてみるとよく分かるのですが、失敗を恐れるあまりに完璧を目指してしまってタイミングを失っていることもよくあります。

完璧を求めるあまりにいろいろな情報や知識を手に入れて、リスクを減らそうとしているのはよくわかりますが、実際に体験をしてみないとわからないことも多くあります。

知識のメタボリックになってしまうと、評論家や批判家になりやすく、できない上にできるようなことをいってしまったり、反対をするケースも多く、価値観を押しつけてきてしまうから厄介な存在になってしまうケースも多くなっている。

完璧を求めてから始ようとする人が多いのですが、その間にいろいろな問題が発生をすることになり、モチベーションも下がってしまう。
計画性はあるけれど、セコセコ動いている人は強いし発言力も持っていることが多い。

川の上流では大きな岩であるけれど、川を下ってくるうちにいろいろな生涯を乗り越えて、海に着く頃には小さな石になっていたり、砂に近いかたちになっているだろう。

それと同じようにいろいろな人と摩擦を起こしながらも問題解決をしながらすすんでくるため、行動力もあるし、発言力もあるし、社内の信用預金もガッチリ確保をしているケースが多い。

失敗をしないように緻密に綿密に計画を立てたとしても、そのとおりに行くことはほとんどなくなってしまう。
いろいろなところで問題が発生してしまい、抵抗勢力や社内の政治家社員と戦って、自分がやりたいことを押し通していることが多い。

最短距離でゴールを目指すことが美学かもしれないけれど、失敗しても失敗したではなく、こういう考え方もあるのかという柔軟性と発想力を持ち合わせていれば、すぐに軌道修正をすることができるだろう。

何か変える力を持っていないけど…ビビりながら生きている!?

正義を通すことで多数派になりたいのはよく分かるけど、それでは何も現状を打破しようとはしていない。
上司や上層部の顔色を伺いながら仕事をすることが多くなっている。

リモートワークになり管理職が勘違いしてしまったことによって、リモートハラスメントという現象も起きてしまった。
働き方改革をススメていくところで、コロナショックが発生してしたため、強制的にリモートワークへ切り替わったことが原因であるけれど、リモートワークになって、有能な管理職と無能な管理職があぶり出されたことは間違いない。

コロナショックの影響で売上が下がり、大幅赤字を計上する企業が多くなる中、新型リストラが敢行されるのは時間の問題だろう。
2020年冬のボーナスカット、あぶり出された社員はリストラの名簿に名前が載ってしまうと、追い出し部屋や強制的な人事異動によって代謝をさせようと必死になる企業が増えるだろう。

それと同時に、新卒採用をストップして未来へのリストラとして数年間は採用停止ということも検討されている。
こうなると弱いものが更に弱いものを叩く時代へ戻ってしまうことになる。

ブラックに限りなくグレーだということもホワイトであるという、思考停止状態になり、目に見えない恐怖と戦うことになり、価値観を押しつけたり、自分の成功体験を押しつけてくることによって、部下がついてこなくなる。

情報過多!?情報をカスタマイズする時代

IT断捨離という言葉があったり、つながらない権利という言葉があるように、スマホ1台持っていれば、地図も本も音楽も写真も取れてしまう時代。
それに電話、パソコンの機能がついて、SNSやyoutubeを移動中に見ている人やメールに返信をしている人などいろいろな人がいます。

情報が過多になってしまったため、真偽を疑わずにみんながシェアをしているからシェアをしてしまったことによってデマを流してしまう可能性がある。
コロナショックのときもトイレットペーパー事件があったりしましたが、手軽に情報を手に入れられる反面、シェアをする際には本当であるかどうかを確認した後、拡散をしないといけない時代になってしまいました。

例えば起業をしようとしたときに、評論家、批判家のポジションを取る人たちは、「やめておけ!」の大合唱。
Google先生で色々調べれば、起業に関する情報がドッバーっと出てきて、どれを選ぶかで分かれる運命の分かれ道状態。

起業のために何かをしはじめていくと、評論家、批判家は「あーでもない!」「こーでもない!」「こうした方がもっといい!」などとガヤを入れてくる。
Google先生に聞いてみるとわからず、高額なセミナーに参加をして、お金だけを取られてしまって、残るのは借金だけ。

わからなければわからないなりに自分でもがいた上で、信頼できる専門家に相談をしてみることも一つの方法です。
信頼できない人に相談をしても時間の無駄になりますし、怪しいと思った瞬間、こころの中で閉店ガラガラ。
その瞬間から新しい情報については入ってこない。

YESorNO、対立構造で空気を読んで気配のシェア

ブラック企業という言葉の反対がホワイト企業という人もいますが、企業についてはブラック企業の要素が山盛りであり、ホワイト企業って言われる企業が少ないのが現状。

なぜなら、人が不平、不満に思うことを完全に潰している企業というのはないからだ。
人それぞれの尺度があり、企業には企業なりの尺度がある。
それが100%合致しているということはまずないからだ。

新卒入社した会社で1社しか経験をしていなければ、「この会社の文化は素晴らしく、時代に合わせて変化をしているから」と信じているから。
また、数社転職をしている人は「この会社はここが良かった!あの会社はあそこが良かった!」と評論家、批判家になってしまう人が9割いる。

転職をするということは社内の信用預金もゼロリセット、信頼関係もゼロリセット、相手の期待値を超えないと「アイツを採用して損をしたなぁ〜」と思われてしまうリスクがあるということ。

それを勘違いしてしまうと、「私はこれだけ仕事ができる人間なんです。」「御社でもすぐに結果を残せるので安心してください!」という実力以上に自分を見せたがり屋が増えているのは事実。

仕事はチーム制、個人戦ではないということ。
チームで信用を得てレギュラーを取るまでにそのちっちゃいプライドが邪魔をしてしまう。
こんなはずじゃなかった〜と思ったとしても時既に遅し。

これから必要とされると力は、環境適応能力はもちろんですが、変幻自在の仕事スタイル、素直さと謙虚さを持って、目の前にある仕事に対して全力投球をすること。
そうすることでチームで信用、信頼をすることができるようになり、社内の信用預金も高くなってくることになります。

いつやるの!?今でしょ!

完璧を求めていたらいつになるかわかりません。
不安というボールを持ったまま、前へ進まないと何も始まりません。
不安がなくなるわけはありませんし、みんな何らかの不安を抱えながら戦っています。

よくあるのが、「お金が貯まったらやります!」「仕事が落ち着いたらやります!」「余裕ができたらやります!」という人がいますが、そういうことをいっていたら、チャンスを逃してしまうのということ。

やらない後悔よりやって後悔したほうが原体験を積める分、プラスになるわけで、モコモコチャンスを伺っていると、チャンスの神様を捕まえることはできない。

完璧って思っていたとしても、実際にやってみていろいろな問題が発生することになるわけですし、あーでもない!こーでもない!と言いながらやってみて、また修正を加えて、より良くしていけばいいのに、失敗に対する恐怖や周りの目を気にしてしまって、モコモコしてしまうことチャンスを知らずしらずのうちに見逃してしまう。

これからの時代は試合にで続けて、スタメンをはって頑張る時代です。
こいつにかなわないという後輩がでてきたら潔くそのポジションを譲る時代なんです。

肩書に固執してしまって、逃げ切ろうという人たちもいますが、コロナショック以降のリストラの対象になってしまうでしょう。
会社に貢献することができない管理職はその席を早く若手に譲ってください。

組織には新陳代謝が必要であり、新陳代謝をしない組織は老害化してしまって、出世の大名行列ができている。
離職率が10〜20%は正常な組織であると言えるでしょう。
10%以下は新陳代謝がうまくいっておらず、組織の硬直化がすすんでいる可能性があり、20%を超えると危険水域、30%以上になると組織が崩壊しかねないのが現状です。

規定演技と自由演技

ここでいう規定演技とは、会社が求めている役割をきっちりとできる人のことであり、役割を与えることでのびのびとする人のことを示します。

自由演技とは、会社からの役割をはみだしていく力を持っている人のことを示します。

役割を与えることも必要なのですが、個性を生かしてはみ出す力を持っている人がイノベーションを起こしやすくなっているのは事実です。

どんなボールでも返せる人もいれば、これしか返せない人もいるので、管理職は特にその人の長所短所をしっかりと見極めてほしい。

長所を最大限に伸ばして、才能を開花させることはもちろんですが、どういう役割を与えでどうしてほしいのかをしっかりと伝えることが必要です。

伝え方については対面で伝えるのか、誰かを使って伝えるのか、文章で伝えるのか、電話で伝えるのかなどいろいろの手段と方法があり、丁寧に腹おちをするように伝える必要があります。

特徴をしっかりとつかんで、伝え方を間違えないようにしないと、ハレーションが起きやすくなりますし、退職の連鎖が生まれてしまうので、注意が必要になるでしょう。

労働市場と投資して資産化する人が出てくる時代

コロナショック影響で働き方改革が一気に加速をしたのですが、オフライン、オンラインでのハイブリッド勤務体制をとる会社がほとんどです。

株式投資、不動産投資などで資産を形成する話ではなく、今までの原体験やスキルを基本にしてスキル資産の形成をする時代になっている。

労働市場から抜けだけないとなると陸上トラックをぐるぐる回っている状態であり、ラットレース状態から抜け出せないということになると、中間層から貧困層をぐるぐる回っている状態になっていく。

投資することができるようになると、自分のスキルや経験をマネタイズ化することができるようになり、YouTuberやインフルエンサーという人たちが新しい職業になっている時代です。

マネタイズ化することができるようになると、ラットレース抜け出すことができるようになり、お金持ちから中間層になっていくことができる。

2023年になると新しい時代の幕開けになるといわれているのは、労働市場の変化に伴い、1億総中流社会が崩壊していくことがすぐそこまで来ているということを理解しておかないといません。

2020年ごろから副業解禁ということを言われていたのは、消費税のインボイス制度が導入されることもある。
本来であれば2022年から始まる予定だったけど、コロナショック影響で2023年から導入されることになった。

その他にも、個人事業主としては厳しいルール変更が2022年以降続いていくことになります。
なので、2022年のうちにある程度実績を出しておいた上で、合同会社、株式会社化をしておく必要があります。

経団連も推奨!?副業、兼業

働き方改革はリモートワークだけではなく、終身雇用の崩壊、45歳定年制、入社10年目での判断、個人事業主など、いろいろな企業が独自性を出すためにいろいろな働き方改革を提案している。

そこでもう1つの議論がなされているのが、副業・兼業問題である。
コンプライアンス重視で情報漏洩や労務管理などをしながら、会社が推奨をしているケースが増えてきている。

大企業や新興企業のベンチャーなどが中心となってやっているケースが増えており、徐々にではあるが副業・兼業をする会社員も増えてきた。

なぜ会社全体で副業・兼業を認め始めたのだろうか?
理由はトヨタ社長の年功序列の完全崩壊発言がきっかけになっているのは間違いなさそうです。

定年まで社員として採用をしていると1人2億から3億の生涯賃金といわれており、それから社会保険、退職金などを考えると3億から4億5千万かかるとした場合、従業員が多い企業であればそれだけのコストを考えて、売上を計算して、個人目標を計算していくことになる。

しかし、日本企業の特徴として人材の流動化が進まない理由の1つとしては法律で労働者が守られていることが原因である。
そのため、低賃金でサービス残業で長時間労働が当たり前になり、ボーナスカット、定期昇給をしないというスパイラルに突入をしてしまった。

それが失われた20年であり、そこで生まれたのが早期退職制度、追い出し部屋、セカンドキャリア研修などというような法律を迂回して事実上の解雇宣告をすることだった。

それによって管理職については教育が追いついておらず、ハラスメント関係で労働訴訟になってしまったり、民事訴訟なども行われてしまう時代になってしまった。

管理職の優劣がわかった!?コロナショックの影響

組織の中にいるとその人の役割というのが決まっていることが多い。
管理職は才能に気づくことはなく、自分の好き嫌いで才能をつぶすことになってしまう。

才能をつぶされてしまったら、その才能については誰も気づかないまま。
ましてや、失敗することで萎縮することになり、怒られるのが怖くなってしまうとどんどん行動範囲が狭くなってしまう。

才能をつぶすことはすごく簡単なことですが、才能を伸ばすことができる管理職は1割いたら十分である。

才能をつぶすこと心地いいと感じている管理職も多く、人をいびって自分の地位に満足をしている管理職が多くいるため、こういう管理職は代謝して、若手にチャンスを与えたいと考える経営者が多くなるのもよくわかります。

また、リモートワークになったことによって、管理職の管理能力の差が大きく開いたというのが実情である。

相互監視体制で出社をすることで免罪符代わりになっていた時代から、これからは会社に対して貢献できない人材と判断をされてしまったら、リストラの名簿に名前が載る時代。

高給取りで働かないおっさんたちといわれる老兵は去るのみなのだろうか?
社内の政治家を放置することにもなることに気づいていない。
働かないおっさんでも社内の政治の勝ち組にのっている場合については、リストラの名簿に載ることがない。

リモートワークで評価ができない管理職、コミュニケーションが取れない管理職、新しい方法に順応していく管理職、ITリテラシーに順応できない管理職など、管理職にも優劣がついてしまった。

正社員が安泰という時代が終焉している

早期退職の対象になるのが、45歳以上であったり、在籍5年以上が対象になったり、新卒から入社している社員、中途採用の社員問わずに対象になってしまっている。

40歳~50歳以上の社員がなぜ対象になっているのかというと、出世レースが終わったころであり、政治家になったり、毒になってしまうこともあり得るからである。

経営側から考えると、新陳代謝をしてもらいたいのと、組織の活性化も図りたいというのが特徴である。

例えば、20~30代の若い層に対して製品を作っている会社であった時に、上層部が60歳前後のおじさんばかりが決定権を持っていたら、廃れていくしかないだろう。

20代や30代の感覚については、同年代が一番理解をしており、60歳前後のおじさんたちが理解をすることはできないからだ。
説教、自慢話、武勇伝を語られて丸め込まれてしまうし、よそはよそ、うちはうちということで変化をすることを拒絶してしまうからである。

40歳を過ぎたら2つの失業の危機を意識して

また、40歳を過ぎたあたりから、2つの失業の危機に立ち向かってほしい。
1つの失業の危機は構造的な失業。
例えば、営業職の社員がWEBデザインやプログラミングをしてほしいという時に、できません。という状態。

もう1つの失業の危機は循環的な失業。
例えば、年収2000万円の本部長クラスの人が、失業したときにブランク期間を埋めるために、コンビニやスーパーで1200円の時給で働くことをしないこと。

40歳を過ぎると覚悟してほしいのが、構造的な失業と、循環的な失業の2つである。
理不尽と不条理の社内人事異動があって、異動先が自分のできる仕事ではない部署であったりすることもあります。
営業職からコールセンターへの異動であったり、バックオフィスから営業職への異動であったりすることは日常茶飯事である。

海外展開をしている企業や全国展開をしている企業であった場合は、海外勤務、転勤しての勤務などが発生することになり、単身赴任で赴くことになることもよくあります。

よくあるのが本社から支社への人事異動である場合、本社への復帰がなくなり、事実上の左遷ということもあるので、注意が必要である。

転職先を探した場合は、現状の年収が高ければ高いほど、生活レベルを下げることができないのと、住宅ローンや車のローン、教育ローンなどの支払いが多くなっているため、年収を下げることは家庭内不協和音になってしまうからである。

ここで出てくるのが嫁ブロックである。
リストラの対象になってしまったことに絶望をしてしまった後に、年収が下がってしまうことに対して不安が大きくなってしまう。
そこに家計のこともあるため、いろいろな理由をつけて反対をすることが多い。

嫁ブロックが発動される場合は、一度拒否をされるとひっくり返ることはないので、一番注意をしなければならない。
ここで家庭内の力関係が見えてくる部分でもある。

規定演技と自由演技

組織の中には、あなたの役割はこれです!という目的を与えると頑張る人もいれば、あなたの役割はこれです!といわれながらも自信をもって失敗をしたり、違うことをする人がいます。

チームの中にもいろいろな人がいて、その特徴をしっかりと捉えてから、才能を開花させるように導いていくのが管理職の役割である。
チームメンバーを管理して、ガチガチの規定演技をさせることが目的ではありません。

人には個性があり、その個性をいかに伸ばしていくのか、どんなことをやりたいのか、キャリアについて腹を割って話すことがもとめられるのが、1on1ミーティングであり、言われたからやればいいというものではありません。

やり方がわからないから適当にやっていると、チームは崩壊していくことになりますし、離職者が続出してしまうことになるでしょう。

管理職の育成が急務といわれている

コミュニケーションで関係値があると思っていたら、ハラスメントといわれてしまったり、1on1ミーティングのやり方がわからず、フォローアップすることをしないでほったらかしにしていたら、管理職失格の烙印を押されてしまう。

その次にはリストラの名簿に名前が載ってしまったら、ベルトコンベアで右から左へ受け流すように何人を対象としてという形でやっていくことになる。

失われた20年で管理職の育成をほったらかしにしてきたツケが回ってきたといっても過言ではありません。
管理職研修についても急務になっています。

ハラスメント続きの管理職、結果を残せない管理職については、代謝になってもおかしくありませんし、管理職が対象になるだけではありません。

外部から管理職を招聘したとしても、管理職の多くの意識が変わらない限りハラスメント問題やマネージメントスタイルの確立はできないだろう。
管理職になったからということで地位や名誉に胡坐をかく時代ではないということ。

日々刻々と変化をしていく社会に対して、ちょこちょこと当たっていかないと、アップデートをすることはできずにあっという間に老害といわれてしまうだろう。

管理職になったら、いろいろなことに興味をもって、人と会って、自分の世界を広げていくことが必要になった。
アップデートをしていくことができれば、これからのサバイバル時代にも生き残ることができるだろう。

リスキリングっていうけれど…

リスキリングとか、学びなおしとか言われているけど、失業保険をもらうための手段になりそうな気がしている。

失業保険についても見直しがされることになっているが、現行上は自主退職なら3か月のペナルティー期間があり、雇止めについては講習会を受けてから1週間前後は必要になっている。

講習会についてもすぐに受講できるとは限らず、数週間待ちというのはざらにある。

失業保険をもらうために職業訓練を受けることによってペナルティー期間をなくして、即受給というケースが多くなっている。

失業保険で食いつなぐことはすごく恥ずかしいという若手が多く、失業保険をもらっている間については、アルバイトなども原則禁止されており、働いて賃金をもらうと申告をしないと不正受給になってしまう。

若手の場合についてはバイタリティーがあるので、スマホを駆使してインターネットからいろいろな媒体を通じて、人材紹介会社を通じで、転職活動をしていく。

しかし、ミドルからシニア層になってしまうと、応募するだけでも吟味をして、条件を細かく検索して、応募してもお祈りメールが届くことが8割ある。

ガンガン行こうぜ!ということはなく、いろいろな可能性を排除していくことに時間がかかり、その間に求人終了ということもある。

スピード感がないことはもちろんですが、失敗したくないというちっちゃいプライドが先行しているケースが多くなっている。

失敗したくない、年収は現状維持など条件を付けることによって、長期化していくことになる。

長期化する理由というのは、自分のプライドであったり、家族へのメンツなど、本当にどうでもいいことを気にしているケースが多い。

守るべきものがあるからしょうがないといっていると他責思考であるといえる。

自分のキャリア、自分の人生を他人とのメンツを保つために妥協できないというのは問題外である。

年収が下がったら、副業、複業をしたりしてもう1つの食い扶持をつくることが必要になる。

自分が今までに培ってきたスキルや経験を言語化してみてはどうだろうか。
健康のためにウーバーイーツなどのギグワーカーになるというのもあるが、年を重ねていくと無理、無茶ができなくなってくる。

ここで勘違いしてほしくないのは、投資をすればいいという人もいるが、生活に余裕があって、お金を回せなくなるのであれば問題外である。

楽して稼ぐ、楽して痩せる、楽して美しく見せたいというのは、人間の性であり、脳が楽したいというのは本能である。

自分が培ってきたスキルや経験を言語化することによって、転職活動の職務経歴書を作成することができるのはもちろんですが、副業、複業のヒントにもなっていく。

儲けようとしてギラギラしていると間違った方向に進んでいくので、あなたの周りにいる半径5メートル以内の人を幸せにすることができることは何かと考えてください。

また、最近もセルフブランディングという言葉が流行り始めていますから、自分のスキルや経験を言語化をしていくことはもちろんですが、わかる~っ!っていう共感と話を盛らないような等身大のマーケティングに合わせていく時代である。

コーチングビジネスについても脚光を浴びているが、それは相手の持っているカードを引き出すテクニックであり、出てきたカードから勝負を決めるカードについては、本人が決めること。

コーチングっていうと格好はいいけど、実際には価値観の押し付けや説教の押し付け、武勇伝の押し付けになっていることもあるので注意が必要です。

覚悟を決めて動いてもらうために相手が大切にしているものは何なのかをしっかり聞くことができるかどうかで変わってきます。

投資とリターンの関係性があり、投資をしたけどリターンがないということになると、マイナス評価はもちろんですが、ワンチャンありきの戦い方になるので注意が必要です。

SNSで必死に集客をしたとしても、期待値を超えるようなものにならないと、リピートはありませんし、人が集まってくることはありません。

有料はハードルが高いといわれているけど、本当に覚悟を決めている人が多く、質が高い人たちが集まってくる傾向がある。

無料についてはハードルが低いといわれているが、キャンセル率が高く、ドタキャンが当たり前。
本気で学ぼうとしていないから、質が低い人たちが混ざることが多い。

正解はないからこそ、いろいろな方法を試して、いろいろなプラットフォームを試してみてはどうでしょう。

自分の商品価値、市場価値、感情価値を上げるのであれば、沖へ出て試行錯誤をしながら、前向きに地道にやっていくしか方法はない。

点が線になり、線が面になるまではすごく時間がかかることはもちろんですが、他人の方法があなたの方法にマッチするとは限りません。

ある程度まで山を登ることができるようになるかも知れませんが、実際にはあっという間に下り坂になってしまう。

夏季休暇中にキャリアのレストアで備えておこう!

2023年は新時代の幕開けが起こるといわれています。
今までの常識や世間に出てこなかったことが、パンドラの箱が開いたようにいろいろなことがわかってしまう時代に変化をしはじめています。

そのために、しっかり準備をしておく時期であり、そこで準備をしていないと1億中流社会が崩壊したときに間に合わなくなってしまう。

企業もリモートワークによって評価が変わり、過去の成功体験が全く通用しなくなってしまった時代になってしまっている。

人材の流動化が進むことになれば、赤点ライン付近にいる人材については、配置転換か退職勧奨をする時代がすぐそこまで来ている。

いきなりの戦力外通告を受けてから、転職活動をしたら長期化は当たり前になってしまう。

覚悟が決まらないまま、中途半端気持ちで転職活動をしたとしても、人に伝わってしまう。

自分の強みを再認識して、自分の内面としっかり対話をすることができるのは長期休暇が絶好のチャンス。
自己分析をするというと、就職活動をする学生だけのイメージがありますが、転職をするときやカバンの中に入れておくと、いざという時にも役に立つでしょう。

ビジネス系SNSのLinked inやyoutrustなども盛り上がっていますが、うまく使いこなせている人はごくわずか。
TwitterやFacebookとは違う使い方をしている人もいれば、同じように使っている人などがいる。

blog、note、メルマガなど複合的にいろいろな発信ツールを使う人もいれば、tictokを導入にして、YouTubeに誘導したり、Podcastなどの音声コンテンツに誘導したりするように、複合的に多チャンネルをうまく活用して発信をしている人も増えています。

そこで成功している人を分析をしてみると、自分の内面とちゃんと話をしたうえで、キャラクターを設定していろいろな発信をしている。
偏った発信になっておらず、時々プライベートが見えたりする。

しかも、使っているSNSごとにキャラクターを設定しているから、言い方を変えたり、表現を変えたりして、共感性を得ることができているのが特徴的。

いろいろなところで使えるのが自己分析であり、ここをちゃんとやっているとこれからの時代はすごく強くなっていく。
ビジネスシーンでも営業であれば初商談の時にいろいろ話ができますし、コミュニケーションを取る際にもいろいろと必要なスキルに変わっていきます。

エレベーターピッチという言葉が一時期もてはやされましたが、数十秒でも人の印象に残ることを話すことができるのは、ちゃんと内面としっかり対話をしているからできる業。

常に客観的に自分の内面と対話をし続けることって、忘れていることかもしれません。
すぐに自分ひとりでできるという人もいるかもしれません。

イメージをしてもらいたいのは、大きな舞台でサーチライトが当たっている部分しか見えておらず、それが自分の中で思い込んでいる部分であり、それがすべてであると感じていることが多い。

言語化できるから客観的になれる⁉

キャリア相談になると過去、現在、未来を仕事軸で考えることになりやすく、その人の裏側にあるものやその人の良さが見えにくいのが特徴です。

コロナショック影響でWEB面談も手段の1つになっているが、若手のジュニア世代にとっては、ただ面倒くさい対人接触になっている。

人材紹介会社の営業、アドバイザー、コンサルタントもその人がどんな強みがあって、ここをフォーカスしたらいいのにということは考えていない。
いい方が悪いが右から左へ、案件の条件に合致をする、合致をしないで判断をしているわけですから、AIにとって代わられてしまってもしょうがない。

何をどうしたいかを主体的に考えることが求められるわけですが、それができないのは短時間で聞かなきゃいけないというプレッシャーとインタビュー力のなさが露骨に実力差が出てくる。

アウトプットする時に、自由に発言をすることでいろいろなことに気づくのですが、枠にはめられてしまうと面倒くさいという判断をされてしまう。

これは個人差があるとはいえ、枠を与えることで生き生きとする規定演技が得意な人と、自由を与えることで生き生きとする自由演技が得意な人がいることを理解せずに、ヒアリングをしてしまうことが間違いです。

また、聞き手がインタビューに集中するあまり、アイスブレイクを飛ばしたり、話し終わる前に次の質問の事しか頭にないため、話の流れを見ていないこともあります。

インタビューする側のスキル不足が露呈しているため、応募者からすると話を聞いてくれない、マウンティングをされたというイメージができてしまうのかもしれません。

「なんでもできますし…」とか、「優秀な人ですから…」といいながらも、ふっふっふっと笑いながら言われたら、こういうとは仕事をしたくないというのが現状です。

真剣勝負をしていない転職エージェントの営業、アドバイザー、コンサルタントが増えているのは事実です。

自由な発言から、言葉を紡いで言語化する

モヤキャリ相談室やワーキングコーチでおこなっているのは、自由にいろいろな発言をしてもらいながら、そこから魅力を探っていくことにしています。

価値観の押し付けをしないようにご自身が納得できるように、できるだけ自分の言葉で表現をしてもらうことにしています。
表現が拙いとか、同じことを言っているなぁと感じることがあるかもしれませんが、ご自身の言葉で表現をすることになるので、粗削りで十分なんです。

そこからいろいろな質問をしたり、フィードバックをさせてもらってから、どのようにして伝えていくのか、何を伝えるのかなどを考えていくことにしています。

言語化を文字で可視化することができる

話し言葉で流れるように話すことができるかもしれませんが、言語化して文字にすることによって、自分が言いたいことや強みが客観的に見ることができる。

自分を客観視することができると、目的地に向かいながらも思考が整理されてくるのはもちろんですが、やらなきゃいけないことに優先順位をつけることができるようになります。

また、本業の仕事で身についたスキルや経験を見えるかすることによって、新しい一面が見えてくることがよくあります。
あ~だ~こ~だ~いいながら、新しい一面が見えてくるとそこから突破口になることもよくありますし、新しいことが見えてくることもよくあります。

言語化することができるようになったら、今までと違ったところが見えたりすることがよくあります。

伝えることで思考が整理される

文章で伝えるのもよし、図解して伝えるもよし、イラストを描いて伝えるもよし、フォーマットはありませんし、どのように伝えるかは皆さんの自由でやっているから、個性あふれる回答が多い。

Word、Excel、PowerPoint、イラスト1枚、マインドマップなど、どうやって伝えようか試行錯誤をされている人が多く、わかりやすく自分を知ってもらうために、いろいろ表現にこだわっている人もいらっしゃいます。

そうすることによって、思考が整理されていくことになるのはもちろんですが、どこを言いたいのか、何を伝えたいのかということが、ロジカルにわかってくることがあります。

言葉を並べて、どのように表現をすることが一番人に伝わるかどうかを考えることができるようになるのはもちろんですが、文章力と表現力の両方も身につくことになります。

これはプレゼンテーションでも使えますし、もちろん転職面接でも使えるものに変わっていきます。
エレベーターピッチとしても使えますし、ホイホイとついていった飲み会でも使える。

マッチングアプリやビジネス系SNSでも使えるので、一度本気になってやってみたときに、後々投資したことで飛躍できるチャンスが拡大していくことになるでしょう。

よろしければサポートをお願いいたします!頂いたサポートについては、製作費として使わせていただきます。