知らないとヤバい⁉戦略的にクリエイティブなキャリアを目指す!3つのポイント
失敗を許容できる社会へ
新卒、第二新卒のレンジの社員と話していると、すごく失敗をすることについて、怖がっていることがわかった。
失敗をすると詰められることはもちろんですが、失敗して叱られると委縮してしまうことはもちろんですが、その人の顔色を伺いながら仕事を進めていくことになるので、悪い情報が伝わりにくく、致命傷になってしまうこともよくあります。
これは管理者にも問題があることが多く、「わかっているんだろう?こんなこともわからないって信じられない」という気持ちがあり、感情的になりすぎているため、本人はもとより、周りに対しても雰囲気を悪くしてしまうため、ホウレンソウがうまく回りません。
人を育てるということは時間がかかることであり、人をつぶすことは一瞬にして簡単にできてしまうという諸刃の剣である。
人を育てることがうまくできる人は、いい点と悪い点、改善点を上げて、同じ轍を踏まないように、本人に腹落ちをさせるようにうまく誘導をしていく。
人を育てることができない人は、感情のままにあらぶってしまうことによって、恐怖心を植え付け、悪い報告については顔色を見ながら切り出してくることになってしまった原因を自分が作っているということには気づいていない。
管理職は失敗してもいいから、前向きに、楽しく、面白く、いろいろな経験を積ませてあげることから始めてみてはどうだろうか。
進むべき道VS進みたい道
いろいろな経験をしてくるとそのうち、得意分野、不得意分野がはっきりと見えてくる。
しかしキャリアとして進むべき道と進みたい道で迷っている人が多くいる。
実にこれはもったいない話であり、そこで停滞して悩んでしまっていることはすごく時間がもったいない。
進みたい道には、ロールモデルの人がいたり、憧れの人がいるから、あの人みたいになりたいという気持ちが強く出てくるものである。
進むべき道については、自分が今までやってきた仕事に対する市場の評価であり、〇〇といえば××さんというように、点が線になり、線が面になっている状況であるということ。
ここで大きな矛盾にぶつかってしまったからこそ、悩んでしまったり、不安を感じることになる。
なぜこういうことが起きてしまうのかというと、自分の特徴を自分自身が認められないため、こういうジレンマが生まれてきてしまう。
成功をしている人の特徴としてあるのが、自分自身の得意分野で勝負をしている。
逆に言えば、自分の得意分野以外で勝負をするということは、勝てないゲームに参加をして時間とお金を浪費してしまうということになる。
自分の才能が開花するかどうかは、自分の才能の特徴を理解している人がいて、失敗をすることを許容してくれて、助けてくれるチームメンバーがいるというように、いろいろな環境について条件が揃ったときである。
ブラック企業に入社したくない
ブラック企業の定義をどうするのかによって答えは変わってきてしまいます。
ブラック企業の定義が低賃金、長時間労働、コンプライアンス違反など、いろいろな点において、点数化する人もいるけれど、新卒、中途問わずに入社前にはわからないことが多い。
私は自分に合っていない仕事を選ぶこと以外は、入社後に誰とどうやって働くかによっていい方向にも、悪い方向にも、振り切ってしまうことになるといい続けている。
どうしても会社の看板や大きさ、口コミ評価などで選び勝ちになってしまうけど、本質を見失わないでほしい。
あなたの才能や得意分野をどんどん成長させてくれる環境を選ぶことができたら、あなたの職能についてはどんどんレベルアップしていくだろう。
自分の強みや特徴を知ることができる2つの方法
自分自身の強みや特徴を知るうえで、やってほしいことがあります。
1つ目は自分の特徴、好きなことを形容詞で100個上げる。
2つ目は自分が好きなこと、夢中にできること、得意なことを動詞で100個上げる。
これをやることによって、あなたの強みと弱みが見える化してくることになるから、めんどくさく、時間がかかることですが、一度やってみてください。
そこで出てきた単語や動詞をグルーピングしていくことで、見える化が進みます。
Thiching(考える力)
communication(対話力)
readership(統率力)
この3つのカテゴリーに分けてみてください。
どの分野が一番多いのかによってあなたの強みがしっかりと見える化されます。
いろいろな人がいて、いろいろな考えをもって、いろいろな違う経験をしてきた人たちの集合体が会社であり、業界や会社の看板で選択をしないこと。
自分自身の強みに特化して才能開花ができる環境があるかどうかで選択をすることで、仕事も楽しく、面白くできるようになるでしょう。
目的志向の重要性
目的の中で核心にあることはなんだろう?
重心はどこにあるだろうと考える癖をつけておくと便利である。
数学の授業で三角形の重心を求める問題や、物体のバランスが取れるところが重心だとか、学生時代の勉強内容を思い出すわかりやすいかもしれません。
重心があることで止まることができているのだから、バランスがどうなっているのかを気づいてほしい。
流行っているものを導入したとしても、二番煎じといわれたり、〇〇のパクリじゃね~っ!?などといわれてしまう。
流行っているものをやり始めたとしても、ブームが去っている可能性も高く、SNSの栄枯衰退などについても、昔のように長い時間のブームにはなっておらず、台風の瞬間最大風速のようにあっという間にさってしまう。
やみくもに探すことをせずに、重心から見えてくるものがある。
それについて徹底的にやっていくことができたら、独自性が出ることにつながっていく。
露天掘りのようにいたるところに穴を掘ったとしても、あたりを引くことができないけれど、1つ、1つ深掘りをしていくことができたら、本質が見えてくることになるでしょう。
キャリアの変数はいろいろな外的要因と内的要因が重なっていることが多く、個人差があるというのが特徴で気である。
ここでいう定数とは、自分ではコントロールできないものである。
主に外的要因に属するものが多く、他人からの影響を受けやすいのが特徴。
変数とは自分でコントロールすることができるものである。
自分の特徴、自分の才能、自分の得意分野をしっかりと理解して、特徴や才能を伸ばす環境を選択して、自分のスキルを磨き上げていく努力が必要になっている。
クリエイティブにキャリアをつくるためには
モヤキャリ相談室でも「人材紹介会社経由で内定をもらったんですけど、転職するかどうか迷っています。」とか、「選考が進んでいるのはうれしいのですが、違和感があって辞退したいのですか」という相談がふえています。
ここにあるのは、「人に押し付けられることで、自分の決断をしない、またはできない状況にある」ということです。
転職をするときに、転職理由をポジティブに伝えることができたとしても、自分の本心と乖離していることがよくあり、入社後にここではなかったと判断しても、時すでに遅し。
自分のキャリアに対して、「こうなりたい」「こうやりたい」という軸があることによってブレない気持ちがあるのと、ないのでは雲泥の差になってしまう。
チャンスを取れる人は、自分の軸がしっかりとしており、そこへ向かうためにはどんな手段、どんな方法でもチャンスを取り切り、目的のキャリアを目指すことができるのが特徴です。
常に動きながら考えて、より良い結果を得るためにはどういう最善の策があるのかどうかということを、将棋の棋士が考えるように数手先を何百、何千通りよんでから行動に移していることが多い。
やらされているということになると、悲壮感が漂うことになり、クリエイティブな仕事はできない。
最も大切にしてほしいのがwill beingであり、自分がどうありたいかということを大切にしてほしい。
幸福度は自己決定をしたうえで、前向きに、感謝して、自分らしさを得られたときに感じることができるものである。
小さな成功体験をたくさん積んで、たくさん失敗することから学ぶことができたら、どんな状況下にあったとしても、自分自身を見失うことはなく、前向きに楽しく仕事ができるようになるだろう。
仕事はやったことからいろいろな体験を積むことができ、その時にどう思ったのか、どう感じたかということを考えることも大切な1つです。
弱みは強みには変わらない
日本は特に平均点のパフォーマンスを出せる人を好む傾向があり、1つの分野に物凄く特化した強みを持っていたとしても、その強みをさらに伸ばすことはせず、弱みを伸ばして平均点を取らせようとする。
人間だれしも持っているのが、強みと弱みということである。
これはチームをつくるうえですごく重要な要素を占めている。
例えば、コミュニケーションの達人なのに、事務作業が苦手というAさん。
事務作業は得意なんだけど、コミュニケーションがうまくないBさん。
着眼点は面白く、広い視野を持っているけど、対人関係スキルがないCさん。
あなたがこの3人をまとめるリーダーだったとしたら、どういう風にチームを作り上げていくでしょうか?
弱みである部分をゼロ地点へもっていくことが正解なのか?それとも強みをもっと伸ばして、個性あふれるチームにしていくのか?自分のコピーを作って、個性をつぶしてしまうのか?などいろいろなチーム運営があります。
そこで考えてほしいのは、熱い思いと冷たい客観性をもって、考えてみてほしいということです。
9割の人がやってしまうのが、自分が体験をしたことを押し付けてしまったり、アドバイスをしているつもりが個性をつぶすことになることは気づいていない。
バックボーンも経験を違うわけですから、ちゃんとチームメンバーの話を聞きながら、ファクトと数字とロジックの基本軸をもって、部下の才能を開花させる方法をことを考えていかないといけない。
論理的思考の練習をすると問題解決能力がつく
やりたいことがかなっている人の特徴として、論理的思考と問題解決能力が高い傾向があり、戦略から紐づいて考えることが多く、実に時間と労力を割くべきことを理解しているケースが多い。
定数と変数で成り立っていることが多く、変更できないものが定数であり、かなわないことに対して努力をしても無駄である。
変数は自分の努力次第で変化させることができるわけですから、こちらに注力をすることがポイントということに気づいていない。
定数として例を挙げてみると、会社、人事評価、上司、同僚、配属先など自分の力では変更することができないことではないだろうか。
親ガチャ、上司ガチャという言葉を使いがちですが、他責にすることはすごく楽なことであり、自分の責任ではないのでどうしようもないことと割り切ることが必要である。
変数については、仕事後や休日に仕事に関することを勉強したり、興味のあることにチャレンジしたり、コミュニティを運営したり、勉強会を運営したり、自分ができることを徹底してやり抜くことができれば、自分のスキルを磨き上げることができる。
時間と労力を割くべきところを見極めることができるようになると、情緒に流されることなく、論理的に考えて、問題解決能力を発揮することができれば、成功への唯一の近道であることはいうまでもないだろう。
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