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プロがやっているキャリアの棚卸とは⁉


知らないとヤバい‼効果的なキャリアの棚卸とは⁉

市場価値という言葉で言い表されることが多いけど、実はキャリアの棚卸がきちんとできているのか、できていないのかで職務経歴書の差が大きいことについては、人材紹介の営業、アドバイザーでも9割は知らない。

若手の場合については経験が少ない分、簡単に表すことができるようになるけど、年齢を重ねるにつれて、いろいろな経験をしているため、強みが見えないことも多く、的外れな職務経歴書になりやすいのも事実である。

当たり前のことを馬鹿にせず、ちゃんとできることができて、初めてスタートラインに立てるのですが、ほとんどの人がスタートラインに立てていないのも事実。

まずはご自身が経験してきた仕事内容について考えてみましょう。
総合職で就職をして、営業職として3年、マーケティングとして3年、商品開発として4年などと書き出してみましょう。

そこから、専門性があるかどうかを判断するために、さらに細かく分類をしていきましょう。

例えば、営業職であったとしたら、新規顧客営業なのか、既存顧客営業なのか、法人営業なのか、個人営業なのか、無形商材の営業なのか、有形商材の営業なのかというように経験したことを書き出してみてください。

マーケティングなら、WEBマーケティングなのか、SNSマーケティングなのか、というように専門性が見えてきます。

職種に結びつかない経験というのもあります。
例えば、チームマネジメントをしていたとか、建材販売営業だったり、印刷機械の営業だったり、機械加工専門の営業だったり、営業職でもニッチな営業職なのか、汎用性のある営業なのかによって市場価値も変わります。

20代のうちはいろいろな職種を経験することによって、自分の適性を見極める時代であり、30代になるとスペシャリティを発揮して、経験を積むことによって大きくキャリアが決まってくる。

40代になるとその経験と専門性に加えて、オリジナリティを発揮してさらに経験を積むことによってキャリアに厚みを出していく。

50代になると今までの経験に個性を加えることになるので、唯一無二の存在になり、組織や会社に必要とされるのか、独立していくのか、といういろいろな選択肢が見えてくる。

人生100年時代ということになり、老後破産にならないように何歳まで現役を続けるかわからない時代になっているからこそ、時代に合わせて、組織、会社、社会に貢献できるスキルを身につけておかなければならない。

突然、キャリアは中断する時代

男性、女性問わずに、これからの時代はキャリアが中断をする時代であり、その時になって慌てふためいたとしても時すでに遅し。

キャリアはコントロールできるものですし、そのためには自分がどうしたらいいのか、何をしたらいいのかが見えてくることになる。

ライフスタイルについてはコントロールすることができないけど、キャリアについてはコントロールすることができるようになるのは、キャリアの早回しという考え方があり、個人でやる場合と組織的にやる場合の2通りがある。

個人的にやる場合については、圧倒的な実績とスキルを発揮して、会社や組織に必要とされる人材であるという印象を与えることになる。

営業でトップクラスの成績をとり続けることであったり、上司と部下などチームメンバーにも信用と信頼を得ることができる状況にしておくことが必要になります。

管理職になったとしても両親の介護が関わってくるリスクもある時代ですから、管理職としてもワークシェアリングができるように、仕事の見える化をしておくのはもちろんですが、何かあったときのために日々の業務内容を棚卸して、誰にやってもらうのか、チーム全体の状況をしっかり把握して見える化しておく必要があります。

そのためには周辺の管理職と情報共有をするのはもちろんですが、割り振りについても話し合いを重ねておくことが必要になるでしょう。

専門性で勝てなきゃ、経験で勝つしかない

誰しも自分が勝てる土俵で勝負をすることをオススメしている。
いろいろ経験をしているから、専門性で勝負をすることになると、その道のプロには勝つことができない。

少し視点をずらして自分が戦える土俵で戦うことで勝ち続けることができるし、勝ちパターンも見えてくる。

1つの案件に30人から50人と戦っていくことになることを考えていたら、他人と同じことをやったとしても、1勝9敗がいいところかもしれない。

せめて3勝7敗までもっていこうとすると、視点を変えることはもちろんですし、ご自身の経験とスキルをしっかりと棚卸をすることはもちろんですが、そこからどの市場で戦うのかを選択して、そこで勝つための戦略を立てていく時代である。

昔のように経験もスキルも書けばいいというものではありませんし、戦略と戦術をもって転職活動をしていかないと、3か月後に転職をするということは夢のまた夢である。

一番最初の部分については時間がかかることですが、ここをしっかり超えていくことによって、転職活動のシナリオができていくことになる。

これはまだ最初のピースであり、完成するまでには時間がかかる。

自分の強みというのは自分が理解していないことが多く、他人にぶつけてみて価値が生まれることもよくあります。

ひとりで転職活動をしがちになりますが、いろいろな人と一緒にすることをオススメします。

軌道修正が簡単にできるようになるのはもちろんですが、強みをさらに磨き上げることによって、素晴らしい才能を開花させることができるようになる。


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