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知らないとヤバい⁉管理職がアップデートしていない3つの理由


話を聞くとわかる、その人の人柄

モヤキャリ相談室の初回セッションで気づくことは、話しているうちにその人の日記みたいなものを聞いている感覚になってくる。

はっきり言って不思議なことなんですけど、書類はきらびやかなのにちょっと時代と合っていないなぁという発言をする人がいらっしゃったり、書類からは見えてこないんだけど、しっかり考えていると感じる人。

相談に来る人はいろいろな人がいて、いろいろな年齢層がいる。
人生いろいろ、経験もいろいろ、未来もいろいろ。

相談をする人の特徴として、共通しているのがこの5つである。
動いているけど、不安でしょうがない、正しいかどうかわからないけど、正しい方向で進んでいるのかを確認したい人。
正解を探しているわけでなく、不安や恐怖を取り除いてほしい人。
背中を押してもらいたい人。
共感してもらいたい人。
聞いてもらってスッキリしたい人。

白黒はっきりさせたい人もいるし、自分が正解だと思っていても違う方向へ進んでいたりする人もいる。

相談に来た時に直感でわかることが1つある。
人によるけど、ちっちゃいプライドや過去の成功体験にぶら下がっている人は、伸びないということや猜疑心をもっている人は伸びないというのがなんとなくぼやっと見えてくる。

人は自分の嘘についてはめちゃくちゃ敏感だけど、他人の嘘は見抜けないというのが心理学のデータで上がっていた。
通常ならそのデータは大当たりといえるのだが、洞察力、観察力に優れている人にとってはちょっとした変化を見逃さない。

自信満々に目を見ていったとしても、実はちょっと違和感を感じて、そこからロジカルにどんどん袋小路に追い込んでいってしまう。

逆にいうと素直さや謙虚さがある人はどんな仕事でも伸びているし、天狗にならない限り、その信用と信頼の基盤というのは揺らぎないものにしていることが多い。

理想のキャリアを掴める人の特徴とは!?

相談後の伸びている人はありのままをさらけ出すことができて、弱みもしっかり見せることができる人。

全然かっこよく見せようともしませんし、不都合な真実も隠さない。
生身の人間をさらけ出してくれるから、こちらも応援をしたいという不思議な気持ちになってしまうものである。

最近ではインターネットでググったりすると、面接突破について、自己プロデュースについてなど、いろいろな型がたくさんあることに気づく。

それだけいろいろな人がいろいろなことをいっているのはよくわかりますが、いい情報と悪い情報が玉砕混合になっており、的確な視点がないと間違った情報を正しいと理解をしてしまい、間違いに気づくまで時間がかかってしまう。

老害、働かないおっさんといわれる人たち

若者に勝とうとしている人は、老害、働かないおっさんといわれてしまう。
iPadやスマホが子供のころから触れている若手と、社会人になってからパソコンを使いだしたミドル層では、22倍の能力の差が開いている。

若者に勝とうとすることをしなくなると、すごく楽になるのに、ちっちゃいプライドがそれを妨げている。

年を重ねれば重ねるほど頑固になるといわれていますが、できないことをできません!教えてください!といえるかどうかである。

こんなことを聞いちゃまずいだろうなぁ~という雰囲気を出してしまうと、そこからどんどん思考停止になってしまう。
調べてから来い!とか言っている管理職もいらっしゃいますが、教えてくださいといわれたら、教えられる関係になると、これさぁ~わかっね~んだけどというと若手から、これはこういうことなんですよ。という関係性が構築できるようになる。

コミュニケーションの基本は関係性の構築

お互いをリスペクトすることはもちろんですが、相互補完的な関係性になるとすごく関係性が良くなって、生産性も上がっていくことになります。
退職する時も、仁義、順番を守っていくことになるので、立つ鳥跡を濁さずという環境になる。

なぜなら、それまでの関係値が構築をされており、それが高い位置で維持されているのであれば、それなりにきちんと道理や仁義を通していくものである。

やらされている感が出たりすると、いい加減になったり、トラブルを抱えることになってしまうもの。

部下が退職を申し出たときに、上司の思考が2通り出てくる。
2割が「お前なんかどこに行っても通用しないよ!」
6割が「あっ!辞めるのか?いいよ」
1割が「えっ!聞いてないよ!辞められちゃ~困るなぁ~!」
1割が「自分で決めたことなら、応援するからがんばれや~」

管理職のほとんどが裏切り者というレッテルをはってしまって仕事がやりづらくなってしまうように仕向けていく。
引き継ぎを終わらせてすぐに有給取って、追い出すのがシナリオになっている。

実際にそういう上司がほとんどである。
1割の応援する上司については、退職後も弱いつながりを保つことができ、何かあったらいい相談役にもなってくれる。

令和の上司は応援タイプ。昭和の上司はその他のタイプである。
働き方もいろいろ、会社の辞め方もいろいろ、相談にのっていると人となりが話からみえてくるから不思議です。


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