知っている人がコッソリ実践している⁉理想のキャリアに進むための3つのポイント
市場価値って何ぞや!?
人材紹介会社の営業さん、アドバイザーさんが異口同音で言っているのが、市場価値を高めましょう!という言葉。
市場価値って、2020年前後で大きく変わったと個人的には変わったと思っています。
地の時代から風の時代に変わって価値観が変わってしまったというのが現状でしょう。
昔、ビートたけしさんが、等々力ベースという番組で言っていたのが、「俺さぁ、スーパーカーが納車されるのをみて、スーパーカーを買うために仕事をしてきたのかってがくっとしちゃったんだよ。」という言葉が今でも頭の片隅にずっと残っている。
これを買うために頑張ってきて、手に入れた瞬間に喪失感が一気にこみあげてきたという。
ものを手に入れると幸せになれない。
これは今の時代にも通じるものがあり、日本人の幸福度も低く、幸せっていろいろな個人の感情によって、多様化してきたのも事実である。
市場価値は年収をアップさせたり、会社の規模が大きくなったり、上場企業、ベンチャー企業、外資系企業を渡り歩くことではなくなってしまった。
目の前にある仕事に対して一生懸命やることで、努力を最大限にすることができるようになる。
どこに行っても努力できる人と認められると信用と信頼を得ることができるようになる。
努力ができる人の周りには、好調、不調問わずにいろいろな人が集まってきて、応援をしてくれる。
コアなファンになってくれることが多く、この問題といえばこの人というレベルまで上がってくることができる。
がんばっています!やっています!というのは身内レベルで評価をしているわけであり、このレベルになるとこの問題はこの人に聞いてみようというレベルになるので、この人に聞いてダメなら数珠繋ぎでいろいろ探してみようという形になっていく。
これからの時代の市場価値は信用と信頼の世界になってくるのではないでしょうか。
これからジョブ型雇用が進んでいくと、退職した会社から転職先への推薦状がついてくる時代になるかもしれません。
業界で有名だった人からの推薦だったり、インフルエンサーの推薦だったりするとさらにその推薦状に箔がつくのではないでしょうか。
リンクトインに登録をされている方だと自分が持っているスキルに対して、一緒に仕事をした人や友人、知人からスキルに関する推薦を受けることができるようになっています。
人材紹介会社のインタビュー力や質問力が問われる時代の中で、それよりもAIで判定される時代もすぐそこに来ているのかもしれません。
行動力とコミュニケーション力がポイント!?
多くの人とどれだけ出会えるかがキャリアにも重要なのです。
当然のことですが、より多くの人と出会うことで、生きる上で多くの「選択肢」が生まれるからです。
その人と出会わなかったら味わうことのなかった、新しい経験や考えたこともないようないろんなチャンスと出会う確率も高くなります。
人間は人との出会いで人生が立体的になっていきます。
ご時世がら飲み会ホイホイはできませんが、SNSの弱いつながりや職場の弱いつながりなどをうまく活用して、WEBで打ち合わせをしたり、飲み会をしたりする人も増えています。
6次の隔たりという言葉がありますが、会いたいと思っている人まで、6人を隔てていくと会うことができるといわれています。
そのためにはコミュニケーション力と行動力が問われる時代になってきたといえるでしょう。
声がでかい人ほど優位になる時代
「あれもしたい!」「これもしたい!」と周りの人を巻き込みながら、試行錯誤しながら走っている人と、知識をインプットしてできるかどうか判断をする人では大きな差がついてしまう時代です。
YouTubeやライブ放送ができるアプリがあったり、ポッドキャストなどの音声コンテンツもあったりする時代です。
スマホ1台があればどんなことでも発信できる時代になってきたからこそ、点が線になり、線が面になりやすくなったというのも、1つの時代の流れです。
SNSで仲間を集めたり、クラウドファンディングで資金を集めたり、簡単にできる時代になったからこそ、声のでかい人が信用と信頼を得ることができるようになっているのかもしれない。
「何を言ったか」ではなく、「誰が言ったか」という時代になってしまっている。
昔であれば、テレビ番組で取り上げられると、翌日は完売するという時代から、インターネットを通して、いろいろなことが発信される時代に変化をしている。
逆算力と大局観が求められる時代へ
終身雇用が完全に崩壊をして、45歳定年制など各企業が独自性を出すためにいろいろな働き方の提案や改革を進めていく時代になったため、今までのように、サラリーマンは気楽な稼業ではなくなったということです。
社畜という言葉も流行しましたが、コロナショックの影響で年齢問わずに社畜になっていた人があぶりだされてしまったというのが現状です。
会社としても経営をしていくうえで、活躍できない社員については代謝してもらうしか方法はなく、いつまでもぶら下がられるのは困るということが出てきている。
そのため、20代のうちから逆算力と大局観を持っておかないと、バランスが取れなくなってしまって、リストラの対象になってしまう可能性も高くなっています。
現時点では年齢で考える企業が多くなっていますが、これからの時代は人事評価や成績を加味して、リストラの名簿ができるようになる可能性があります。
そうすると、下位の1~2割については常にリストラの対象になりやすく、上司の管理不域とどきということで管理職も同じようになってしまう可能性が高くなっているということです。
キャリアの目的地については変わりませんが、その途中の経由地や寄港地というのは柔軟に臨機応変さを出して、最善な方法を探す時代かもしれません。
キャリアには最短距離では進めない!?
最近、いろいろな業界の方からの話を聞いていると、世代間ギャップが広がっているというイメージが多かった。
20代については最短距離で何事も知りたいということが中心になって、体験する、作り上げるということについてはなかなか参加できない。
30代については過去の成功体験にぶら下がってしまった上司に対して嫌気がさしはじめ、イノベーションが起きない、やりがいがないと感じると転職市場に出てくるケースが増えている。
40代以降については、いつリストラされるかわからない状況で、会社に対して忠誠を誓うのか、新しい食い扶持として副業・複業をしようとしている人が増えている。
「自分のキャリアをどう構築していけばいいのか?」という悩みに正解があると期待するのはやめたほうがいい。
あなたはなぜキャリアの構築で悩み始めたのか?その原因は何なのか?ということをしっかり解明していかないと、思考停止のまま転職市場に出てくることになってしまう。
悩みの奥底にある真の課題は何なのか?まずは悩みの正体を特定すること。
自分が機嫌よく生きていくために、絶対に欠かせない最低限の要素を洗い出してみると、一気に発見しやすくなります。
社内、社外の人と弱いつながりを増やしていこう
これから転職市場に出ていく人、ヘッドハンティングされる人、弱いつながりから転職をする人という3つのカテゴリーに分けられる時代ではないでしょうか。
転職市場に出てくる人は転職サイトに登録をして、広告から応募をしたり、人材紹介会社を通じて転職先を見つける人が8割。
実力、実績を認めてもらい、他社でも通用するフレームワークを持っている人がヘッドハンティングされる人は1割。
SNSを使いこなして、弱いつながりから転職をする人が1割。
Twitterは拡散力が魅力、Facebookは身内や友達に対してアピールすることが多い、Instagramはセンスを光らせる。
ユートラスト、ウォンテッドリー、リンクトインがビジネス系SNSということで発展をしている。
ウォンテッドリーについては、エンジニアや若手のビジネス系SNSになりつつあり、ユートラストは新しい食い扶持としての副業・複業としてスキルを発揮して実績ができたら転職をしようというスタイル。
リンクトインについては成熟期を迎えている部分もあるけれど、知の集合体でもあり、世界中のいろいろな人が登録をしている。
日本にも上陸をした当初は英語ができなきゃなぁ~ということで嫌煙をされていましたが、現在では日本人が活発に使うことによって、ガラッと様相が変わってきました。
点が線になり、線が面になるまで
SNSを使って発信してみることからはじめてみませんか!?
ただ「登録はしたけど発信しづらいんだよね」といった意見もチラホラあります。
理由を聞いてみると、
1位:昔の知り合いがいるからなんとなく発信しづらい
2位:変な絡み方をされるから発信しづらい
3位:毎日書くことがないから発信しづらい
など、いろいろな理由で発信したくないというネガティブなイメージが9割以上占めていました。
私自身も同じことを感じたことがあるのでよくわかります。
ただ発信してみればわかりますが、別に何か言われるわけでもありません。
しかも、タイムラインにどんどん流れてくるので人の記憶には鮮明には残っていません。
他人の目を気にしていては何もできません。
仮に何か思われていたとしても、最初だけです。
継続的に発信し続けていれば「また○○について発信してる」と認知に変わっていきます。
こうなればもう何も気にする必要はありません。
認知をされるまでには時間がかかりますが、スキマ時間にメモに書き留めたり、スマホのメモ機能を使ってもいいでしょう。
本業にかかわること、自分の趣味、自分の家族についてなど、思いつくままに発信をしてみて、そこから反応のいいものがわかりはじめたら、キャラクターをつくっていきましょう。
SNSを活用する目的はそれぞれでしょうが、いずれも共通していえるの「自分の思ったことを発信する場所」だということです。
節度をもって発信していても、まれに「それは違う」「自分はこう思う」「あーだこーだ」と反応をもらうケースもありますが、これも気にする必要はありません。
多様性を重視しようと言いつつも、どこかで意見の食い違いは認めない。相手の発信に対していわば「ツッコミ」を入れることで「嫌気、嫌味のリプ」と化す。残念ながらこういったケースは少なくないです。
コメントで嫌気がさしたと判断をしたら、ブロック機能を発動すればいいだけです。
これはSNSを活用する上であらかじめ認識しておくべき点とも言えますが、これをもって発信をやめる理由にはなりません。
発信し続けていれば、同じ想いを持った人に出会うこともあります。
自分を知るキッカケや世の中をより良くするヒントを見つけることもあります。
要はメリットの方がめちゃくちゃ大きいのです。
最初はためらったとしても勇気をもって最初の投稿に踏み出してみてください。
これからSNSを活用して発信していこうと思っている方の原動力に少しでもなればうれしいです
人が辞める会社には理由がある!?
転職をすることになると裏切り者とする会社。
成果を出したのに評価をされない会社。
鬼詰め、数字が出なきゃ自腹買いする会社
イメージとしてはブラックといわれる会社の特徴。
転職をすることになったら、応援をしてくれる会社
退職後もゆるいつながりを続けている会社
退職者同士がコミュニティーをつくっている会社
イメージとしてはポジティブに前向きな会社といわれる。
これからの時代は口コミの影響力が大きくなっていて、ネットの掲示板であったり、退職ブログなどからいろいろな情報を分析する時代。
退職者の評価が高い会社については人が集まりやすく、退職者の評価が低い会社については採用しにくくなっていく。
昔よくあったのが「企業名 ブラック」「社長名 ブラック」というキーワードが出てくると人が集まりにくいといわれた時代があった。
人事の仕事は入社から退社までといわれていますが、その後の弱いつながりも持っていないといけない時代。
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