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ハラスメントと叱咤の境界線

何事も受け手の解釈が9割

最近、経営者の人、人事、営業マネージャーなどからよく受ける質問があります。

それは、「パワハラと叱咤」の違いについてです。

なぜ、この質問が多くなったのかというと、巷のニュースでパワハラが横行しているとザワザワしているからでしょう。

上司のパワハラで部下が自殺し、遺族らが上司と会社を相手に裁判になっていることが現状です。

また、数年前の年末にはとある社労士が「モンスター社員の解雇のノウハウ」として、「強烈な合法パワハラ」の手段を披露したことで、問題視されるようになった。

以前にも書きましたが、解雇をするには客観的な事実と能力不足が認められないといけないなど、いろいろな事例を上げながらお話をしています。

パワハラで訴訟問題になるとどうなるかというと、企業ブランドの失墜がおき、離職率がアップすることになる。

ブラック企業で仕事をしているというと、世間から白い目で見られてしまうからだ。

また、いろいろな情報がインターネットやマスコミによってリークされているため、情報の本質を見抜けないと、そういうデマや間違った情報に躍らされることになります。

本質が理解できれば、過剰に反応しなくていい

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