見出し画像

知らないとヤバい⁉シン・リストラ2.0の時代に社員として生き残るための3つのポイント

ワーキングコーチの礎になった2人との出会い

新卒で人材紹介会社の営業兼アドバイザーとして、医療系の会社、独立系の会社、大手の人材紹介、系列系の人材紹介会社を渡り歩いてきた。

ワーキングコーチの礎を教えてくれたのは、独立系会社での上司と大手の人材紹介会社の経営幹部の2人でだった。
この2人昔は同じ会社で切磋琢磨しながら、全国の営業TOP3に10年間ずっとランクインしていたすごい人たちだった。

なぜこの2人が還暦近いのにもかかわらず、違う方向に進んでしまったのか。
理由は現場へのこだわりの強さと時代背景が錯誤していることに気づいたのは、お二人と会食をしているときだった。

独立系の人材紹介会社で上司だった人は、現場へのこだわりがすごく強く、経営に向いていないことを受け入れたから、独自性を出すことができたすごい人だった。

つまり、あきらめることで、自分が置かれている場所を受け入れることができたから、できる業だということは会社のスクラップビルドが起きてから、オリンピックが3回すぎ、干支が1周したときに気づいたこと。

もう1人の大手の人材紹介の経営幹部のおっさんは、営業の第一線で戦うよりも、後輩へ道を譲り、自分が置かれたところで才能を発揮して、経営幹部まで上り詰めていった。

わからないことを聞くと、教えてくれるけど、それは理解しただけであり、血となり肉とはなっていないから、そこからはお前が考えて、仮説をぐるぐる回しながらやっていくしかない。が口癖だった。

この2人から学んだことは今の礎になっていることは間違いない。
二人から学んだことは、寄り添う力と仮説思考だった。

人材紹介会社ではカバーをしきれない部分について、ワーキングコーチでカバーすることができないのかということを考えるようになったきっかけは、人材紹介会社への危機感からである。

人材紹介会社への危機感

人材紹介会社の案件に応募をすると、登録面談がおこなわれる。
対面、WEB、電話の3種類があるけど、優先順位は対面、WEB、電話である。

コロナショック影響で対面が難しくなったこともあったが、WEBであっても雰囲気やマイクロジェスチャーが見えないから、対面と比べて精度が低いこともあった。

電話の場合については、微妙だなという時が非常に高い。
書類選考の通過率が低く、推し人材を通過させるために集められたということもある。
これはあくまでも人材紹介のフィルターであり、企業のフィルターではない。

企業のフィルターを通すと、逆転することもあるから不思議である。
人材紹介会社が集めてきましたと書類を送ってきますが、書類選考の通過率は各企業10%~13%という狭き門である。

理由は簡単である。
採用した人の月給×12か月分+見込残業代×12か月分+平均賞与が見込年収として算出される。
算出した金額に35%を支払わなければならないからである。

例えば、年収500万円なら165万円、400万円なら140万円が手数料として支払われることになる。

日本企業の9割は採用をコストと考えているため、高額な商品を買いたくないというところが多い。
その価値に見合った魅力がない限り、採用をするということはない。

オーバースペックだとか、うちの社風やチームのイメージに合わないとか、抽象的なことを言って断ったり、他社決してしまいましたので、予算を超えてしまったので採用をストップしますなど、企業としては人材紹介会社に本音を言わずに断ることが多くなっている。

人材紹介会社が取引先を選ぶように、企業人事も人材紹介会社を選ぶことにしており、むげに断るよりも上層部のせいにして隠れ蓑にして断ることが多い。

人材紹介会社の根底にあるものとは!?

人材紹介会社の給与は薄給であり、長時間労働になりやすい。
若手を使うことでその点をカバーすることが多くある業界であり、若手の採用や未経験者の採用が8割である。
サービス産業は元々低賃金、長時間労働になりやすい傾向が強く、他の業界に比べて、給与水準の低さが問題になっている。

そこで経験者、ミドル、シニア層については、基本給が新卒並みの安さであり、紹介手数料の30~50%をインセンティブとして還元する仕組みを作り上げた。

ここが問題になっていることは気づいていない。
目の前にぶら下がったニンジンが大きければ大きいほど、自分の利益になると人は人でなくなり、金の亡者になってしまうからだ。

これが問題になっているのは、強引な営業やアドバイザーやコンサルタントが増えてきてしまったことである。
そこから不幸な転職が起きていることに気づいていない。

人材紹介会社の営業、アドバイザー、コンサルタントは感情で仕事をしているわけでなく、仕事として割り切って無茶苦茶だけど押し込んで、会社に貢献すると同時に、自分のインセンティブももらいたいというのが心境である。

会社で読みが甘いと詰められますし、入社が決まりクロージングが決まればヒーローになるわけですから、精神的にもよくない。

人材紹介会社に期待をしてはいけない!?

私は常に言い続けているのは人材紹介会社を情報屋として利用することをおススメしている。
応募者に余裕がないということが見えてしまうと、人材紹介会社はそのすきに入り込んできて、相手に主導権を握られてしまう。

一度主導権を握られてしまうと、交渉がうまくいかない。
その関係性がずっと続くのは、相手の術中にはまってしまうことになる。
それによって、不幸な転職になってしまうからだ。

また、先ほども言いましたが、未経験者や若手が活躍している業界だからこそデメリットもある。

自分の保身のために仕事をしている!?

それは深堀りをしていないため、理解の齟齬が生まれやすいということである。
応募者に対しても、クライアントの企業に対しても、質問票が存在をしていて、これを聞くということが決まっているからだ。
実に薄っぺらいことしか聞いておらず、話も薄っぺらいことが多い。

「この募集背景は?」「人員構成は?」「面接官の印象は?」「不採用になっている理由は?」などと質問をすると、答えられないことが多い。
つまりは、案件を紹介しているにも関わらず、書類選考の通過率を上げるためのネタを持っていないことが多い。

書類選考が通りやすいために書き直すときに、具体的なポイントを指摘することができない。
成功事例がないということはもちろんですが、その他にも担当者や採用の部署との連携が甘く、聞けていないことが多い。

業者の1つとしての仕事ぶりをしていると、人事もこの会社には期待していないということがよくわかります。

売上目標があり、行動指針があり、それをクリアしていくことで、会社に貢献をしているという錯覚を起こしているのが現状。

案件の紹介数、推薦数、書類選考数、面接数、内定数、入社数というように、細かく数値設定をされていることが多いのが、人材紹介会社の営業やアドバイザーである。

企業によっては、電話、メール、SNSでの案件の詳細数や本人承諾率など、もっと細かく設定をしているところも多くある。

土日祝日構わずに人材紹介会社からの電話が鳴ることはこういうところからきている。
知らない番号から電話が来ていると、93%が折り返しの電話をしないという結果もあるように、未だにアナログ的な業界ともいわれている。

ワーキングコーチの特徴とは

人材紹介会社に登録をする前に、自分自身と徹底して対話をしてもらうことによって、セルフブランディングをすると同時に、自分のキャリアとの関係性を紡いでいくことになります。

何も難しいことはありませんし、自分自身とちゃんと対話をする覚悟があれば、簡単にできるものですし、一度やり方を覚えてしまったら、応用をすることができるものですので、後々にご自身で使える内容になっています。

【転職活動の初心者におススメ!】
転職しようかな。。。

でも、
『自己分析?』
『履歴書?』
『面接?』

あー面倒くさそうだなぁ。

「そんな方のために!
ワーキングコーチを開催します!」

転職に必要なスキルが身につきます。

転職活動をスタートすることができます。

転職において「職務経歴書」は非常に重要です!

その書類で『あなたの強み』『あなたができること』『あなたが何者か?は表現できていますか?

少しでも不安があるのであればいますぐに見直した方がよいでしょう。

なぜなら【現場の責任者】が職務経歴書をみて判断をするからです。

その現場責任者は、多忙なので「チラっ」としか見ません。

意味が分からないとお祈りメールが届きます。

面接に行けるのか、お祈りメールになるのか、あなたがつくった職務経歴書が運命をわけます。

面接に進んで思う存分、自分の経験やスキルについて語っていただくために、職務経歴書を作成してみませんか?

現場責任者にあなたが価値、戦力がイメージできないと容赦なく切り捨てられてしまいます。

そうならないためには、抑えておきたいポイントがあります。

現場責任者は日々の業務を抱えながら、人事から届いた資料をみて、この人を面接に呼んでほしいと判断をするのです。

何を言っているかと言いますと、職務経歴書に『あなたの価値や強み』が書かれていないのです!

ですから、『あなたの価値や強み』がわからないのです。

なぜ、書かれているハズのものがないのです!

なぜでしょう!?その理由は非常にシンプルです

それは、あなたの強みを現場責任者が読めるように、わかりやすく書かれていないからです。

わかりやすく、あなたの強み、スキルがイメージできると、面接に呼んで詳しく話を聞いてみたい!となります。

たくさんの書類の山に埋もれることなく、面接に呼んでもらうためには、どうしたらいいのかということを一緒に考えて、戦える職務経歴書をつくりませんか!?

私自身も採用の責任者をしていたこともありますし、人材紹介会社の営業としてクライアントに売り込む人材だという人には、徹底してやってもらった結果、年収をアップさせて転職をされた方もいますし、中小企業から大手企業へ転職をした方など、その人の魅力、強みにフォーカスしてつくることによって、書類選考の通過率が10%→30%へと格段に確率がアップしました。


ワーキングコーチは本当のキャリア相談!

人材紹介会社での経験や企業人事の経験でキャリア相談について大きな疑問を持っていました。

本来のキャリア相談って、転職ありきじゃなくて『私ってこれからどうすればいいですか?』に対して客観的な立場からアドバイスできることじゃないかなぁ?

これからの時代はいい意味で会社を利用して、自分のキャリアを作り上げていく時代になったと。
過去の成功体験や価値観が全く通用しない時代になったと、私はこれが本当のキャリア相談だと気づきました。

転職ありきでその人の可能性をつぶしてしまう案件を紹介して、入社させることではないということ。

あなたが一番大切にしていること、未来のイメージについてとことん聞いて、目の前の人を見て、長所を見つけ出して、自分らしい仕事を見つけ出すお手伝いをすること。

また、履歴書、職務経歴書を見ながらヒアリングして、その人のキャリアのハイライトをつくり、文章の添削をして、面接のアドバイスして一番その人が口ごもる部分を先に突っ込んで一度絶望してもらって、本番の転職面談よりもシビアな現実を突きつけること。

さらに、旦那ブロック/嫁ブロックがあった場合、キャリア相談しながら夫婦関係も同時に好転させることなどなど。

キャリア相談とは、生き方相談。
相談に来たからにはちゃんと応えたいし、変に遠慮して接するのは失礼ですよね。

不必要に厳しいことを言うつもりはないけど
・もういい歳だし…
・子供がいるから…
・転職の回数が多くなったから….
・親の介護があるから…
・家のローンがあるし…
こんな注釈を感じたら遠慮なく突っ込ませていただき、「そもそもあなたはどうなりたいの?」を再定義させていただくようなそんなキャリア相談をしていこうと思っています。

転職をしなくても現職で、または、副業、兼業することで、あなたらしさを追求しながら、一番輝ける方法を一緒に探します!

才能を引き出すためには優しい圧力をかけることによって、本質が見えてくることがよくあります。
才能がある人には愛があるゆえに厳しくして、愛があるから厳しいことを言う。
そうすることで新しい才能を引き出すことができたら、それ以上は優しい圧力をかけ続けることをいたしません。

新しい才能が開花したとき、あなたにとって新しい道が開いて、今まで以上に輝ける場所でいきいきと楽しく仕事をすることができるようになるでしょう。

この記事が参加している募集

仕事について話そう

仕事のコツ

with 日本経済新聞

よろしければサポートをお願いいたします!頂いたサポートについては、製作費として使わせていただきます。