ずる賢い仕事論VOL11
キャリアのVSOPは重要
最近では最短距離で成功を求めるために、下積みはいらないとか、とっとと成長していきたいという人が多くいらっしゃいますが、本当に最短距離で成長できる人は、全体の5%の才能と努力ができる人。
次に才能がないかもしれないけど、努力ができる人は15%いるといわれています。
残りの60%は普通であり、残りの20%は代謝層といわれています。
これは2:6:2の法則とか、2:8の法則といわれています。
20代はバラエティーにとんだ経験を、30代はスペシャリティーを身に着けて、40代では独自性を発揮して、50代ではパーソナリティを発揮するキャリアが理想的といわれています。
20代は下積み機関としてバラエティーにとんだ経験を積むことで、30代以降のスペシャリティーを身に着けるための準備をしてほしい。
無鉄砲といわれたり、無茶をしても通用する時代であるのと同時に、失敗をしたとしても取り返すことができる時代でもある。
30代以降で失敗をすることは致命傷になることもあり、はしごを外されてしまったり、左遷をされるリスクが常について回る。
出世レースからも離脱することになり、他人の失敗を機に新しい勢力がのし上がっていくチャンスをうかがっている。
30代になると自分の仕事に対して真摯に向き合って、スペシャリティーを身に着けていく時代であり、自分のキャリアの方針が決まる時代でもある。
不自由な環境で慣れてしまって、思考停止となり、会社の忠実なセントバーナードになってしまうのか、自分のやりたいように変化をさせるのかという運命の分かれ道にもなってくる。
40代を過ぎると、自分の力で職場環境を変化することができるという前例を部下に示さないといけない時代である。
キャリアには4つのパターンが存在している
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