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キーエンスを辞めてスタートアップへ。最終的に転職を決めた理由とは?

ハイキャリアのための転職相談プラットフォームCareerSuiteでは、実際に転職を決められた方にインタビューして転職体験記を掲載しています。
今回は平均年収2000万円と高収入で有名な株式会社キーエンスからハードウェアスタートアップに転職したKさんの転職体験記をお届けします。

今回の記事は後編になります。
前編はこちら↓

転職の面接対策はどのようなことをしましたか?

退職を検討している理由は必ず訊かれると思ったので、退職検討理由についてはきちんと回答を準備していきました。
また、スタートアップへの転職ということで、新しい技術への興味関心が高いことをアピールできるように準備しました。

転職前の下調べはどのようにしましたか?

スタートアップ業界の知識はあまりなかったので、スタートアップ業界に詳しい転職エージェントの方とやりとりをして情報収集を行いました。

志望する会社が決まってからは、会社の公式HPとWantedlyのインタビュー記事を読みこみました。
スタートアップは情報が少ないので、Google検索で出てくるページは全て読みました。Techcrunchの記事も参考になりました。

転職前にエージェントや行きたい企業の社員の方などに相談しましたか?

前述したように、スタートアップ業界に詳しい転職エージェントの方には話を聞きました。行きたい企業の社員の方とは、さすがに少人数のスタートアップなので話を聞きに行くことはできませんでしたが、今思えばスタートアップはかなりカジュアルに話を聞きに行くことができる企業なので、もっと気軽に社員さんにアプローチしても良かったかなと思います。

最終的に転職を決めた理由を教えてください

まずは給与がそれなりに出ることですね。もちろんキーエンスの年収はかなり高いので、転職で年収が下がることは織り込み済みでしたが、許容できる下がり幅であることは確認しました。
スタートアップ業界も、一昔前は給与が低いイメージがあったかと思いますが、近年は資金調達環境がよくなったこともあり、高めの給与が出せる会社が多くなってきたように思います。
下手に日系大企業で働くよりもスタートアップに転職した方が年収が上がるケースも出てきていると思うので、給与面に関してはスタートアップ業界も悪くないと思います。

もう1つはストックオプションがあること。
ただこれは注意しないといけないと思っていて、ストックオプションは基本的に期待しないほうがいいかと思います。ストックオプションに夢を持つ人もいるかも知れませんが、期待するほどのリターンは基本的にないと思ったほうがいいと思います。

最後に、これがなりよりも重要ですが、会社のミッションや事業内容に強く共感したこと。
スタートアップは、まだ誰も解決したことのない課題に対して、最新のテクノロジーを駆使して解決を目指す組織です。
従って、解決したい課題に対する共感と、最新のテクノロジーに対する興味関心の両者が必要になります。両者がない状態でなんとなくスタートアップに転職するのは避けたほうがいいと思います。
僕の場合は、技術者として当然のことながら最新のテクノロジーに興味関心があることに加えて、課題について強く共感したこと、さらにそれを解決するためのプロダクトに対して筋の良さを感じたことが転職を決めた大きな理由になります。

転職を検討している方へ一言!

特に初めての転職活動は、わからないこともたくさんあり怖いと感じることが多いのではないでしょうか。だからこそ情報収集はきちんと行うことが重要だと思います。
新卒の就職活動と違い、本業の仕事をしながら情報収集を行うのはとても大変ですが、焦らずにじっくりと活動をしてほしいと思います。
転職は人生の大きな転機です。転職したらまた数年は新しい会社で働き続けることになるわけですから、本当に心の底から納得した上で転職を決めて欲しいと思います。

インタビューは以上になります!

ハイキャリアのための転職相談プラットフォームCareerSuiteでは、今回のインタビュー対象者に実際にキャリア相談をすることができます。
興味がある方はこちらから↓

https://careersuite.jp/s/lp/?ref=note


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