『業界研究 出版業界編』
こんにちはH.Iです。
今回の記事では出版社について紹介していきます。
最近紙の本を卒業して、電子書籍に切り替えました。
同時に読みたい本を何冊も持ち運べるので、長距離移動の時はかなり重宝しています。
しかしながら、電子書籍の登場によって業界に暗雲が立ち込め始めています。
そこで今回は出版社の仕事や職種を紹介し、今後どのようにビジネスを展開していくのかをご紹介していきたいと思います。
『出版業界とは』
出版業界の仕事は多岐に渡ります。
主な業務は書籍・雑誌の企画から編集、発行までを行い、全国の書店などから消費者に販売することです。
出版業界は、大きく3つに分けられます。
まず初めに、「出版社」です。
企画を立ち上げ執筆者やデザイナーと共に執筆作業やイラスト製作をした後印刷する作業を請け負います。
代表的な会社は、集英社(総合系)、講談社(総合系)、小学館(総合系)、KADOKAWA(総合系)、日本経済新聞社(ビジネス系)、ベネッセHD(教育系)、学習研究社(教育系)などが挙げられます。
次は、「出版取次」です。
代表的な会社は、トーハン、日本出版販売です。
出版社に比べると聞き馴染みのない企業名が多いです。
業務内容は、書店の間をつなぎ書籍を書店に委託販売します。
いわゆる仲介役を「出版取次」では行なっています。
そして最後は「書店」です。
私たち消費者にとって一番馴染みがあるのではないでしょうか。
例えば、紀伊国屋書店やジュンク堂書店などがあります。
業界の業績としては、出版事業以外に強みを持つベネッセHDやKADOKAWAが売上高において2大巨頭となっています。
デジタル化による書籍離れの影響で既存出版物の落ち込みが、出版社の不調の原因となっています。
実際に、2017年時点で日本の書籍の出版販売額は11年連続で減少しており、書籍離れの深刻さが伺えます。
特に、スマートフォンの普及により、情報を得るスピードが格段に速くなったことから、速報性を重視した週刊誌を始めとした雑誌類は厳しい状況になってきています。
『出版社の職種』
ここでは出版業界ではどのような職種があるのかを紹介していきます。
出版業界の職種は「制作」「編集」「営業・販売促進」の3つがあります。
制作
制作では雑誌などの企画、制作、外注依頼、打ち合わせ、デザイン編集などを行います。
校閲では原稿を隅々まで読み、内容の誤りを修正したり不足な点を補うといった作業を行います。
編集
編集は作家との企画、執筆依頼、スケジュール管理、打ち合わせ、原稿チェック及び編集、各部署との調整などといった業務を行います。
担当する複数人の作家やイラストレーターから締切前に原稿をもらうという、非常に重要なタスクを課せられており、ここが編集者の腕の見せ所となるそうです。
営業・販売促進
営業では出版取次会社や書店に対して自社の書籍や雑誌の営業、提案などを行います。
営業手法としては、担当書店の立地や客層、過去の売上データなどからどの本が売れるかを分析し、担当者と相談して注文を受けるという形を取ります。
また、販売促進の業務としては、書店の販売スペースの拡張や陳列方法の変更を行っています。
宣伝方法においても、新聞広告や電車広告、テレビCMやインターネット広告といった広告媒体のうちどれをチョイスするかによって売上に大きく影響が出るため、担当書店の立地や客層などその書店の特徴の把握は非常に重要となります。
いかがだったでしょうか。
今回の記事では出版業界について紹介しました。
次回の記事では本日紹介した出版社の特徴について詳しく見ていきたいと思います。
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