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【DataRobot】AIプロジェクトの始め方

東京では雪が降ったと思ったら、20度近くになったりと不思議な天気がつづきますね…。

さて、今回はAIプロジェクトをどうやって進めていけばいいか?といったテーマでデータサイエンティストのSさんに教えていただきます!

はじめまして、データサイエンティストのSです。
データを活用して社内のDXを推進する際、機械学習を導入することは難しそうだと感じることがありませんか?データサイエンティストでないと取り組みにくいイメージもあるでしょう。
しかし、今回ご紹介するDataRobotという機械学習のサービスを利用することで、誰でも簡単にデータを活用し、DXを進めることができるようになります。なぜそういったことが可能になるのか、機械学習について初心者だった私が実際に使用してみて感じたその便利な機能を厳選して紹介します。


1.DataRobotとは

1.1. 機械学習の概要

まずは機械学習とはどういったものなのか、何ができるのかを説明します。機械学習とは人工知能(AI)の1つであり、コンピュータが大量のデータを分析し傾向を学習して、その傾向(モデル)を新規データに適用して未来を予測する技術のことです。例えば製造業の場合、この技術を応用することで、製品の中から不良品を自動で判別することが可能であり、また製品や部品の需要を予測することもできます。これにより在庫余剰や人件費などのコストを削減できる可能性があります。
通常、機械学習の予測モデルを作るにはPython、Rといったプログラミング言語を用いるのが一般的です。

1.2. DataRobotの概要

DataRobotとは、高度で高速なモデル開発を実現する機械学習自動化プラットフォームです。このプラットフォームには、世界的なデータ分析コンペティション「Kaggle」で高い成績を収めたデータサイエンティストのデータ分析ノウハウが組み込まれています。数ステップの操作で、高精度な機械学習モデルを自動的に構築することができます。さらに、モデルの構築だけでなく、実際のビジネスへの組み込みまでの一連のサイクルを自動化することも可能です。

2.便利ポイント3選

2.1. ポイント① データを入れてボタンを押すだけ!最適なモデルが自動で選定される

まずご紹介する便利なポイントは、ボタン一つでモデルが自動で作成されるという点です。
機械学習を進める上で大変な点として1つ挙げられるのが、解決したい課題に適したモデルを選択し、そのモデルにデータを流して傾向を学習させるという予測モデル構築の作業に対する敷居が高いことです。データの種類や予測するテーマによって適切なモデルは異なるため、どのモデルが良いかを判断するというのはプロのデータサイエンティストでなければ難しい作業です。しかし、DataRobotはその作業を完全に自動化してくれます。
データをアップロードし、予測したい項目を設定したら、あとは開始のボタンを押すだけでモデル構築までを自動で行ってくれるのです。通常であれば、データサイエンティストがおおよそ数週間かけて、Python等のプログラミング言語を用いて予測モデルを作成しなければならないところを、DataRobotであればわずか数十分で自動作成することが可能です。この手軽さとスピード感はお客様からも高く評価されています。
また、この自動生成されるモデルは、DataRobotの優れたデータサイエンティストのノウハウによってデータの前処理が自動でなされ、数千のアルゴリズムから最適なモデルが選ばれるので、高速にモデル改善のプロセスを回すことが可能です。

2.2. ポイント② 精度が一目瞭然!できたモデルを自動で評価、精度がすぐにわかる

次にご紹介するのは、作成されたモデルの精度が簡単にチェックでき、良いモデルかどうかをすぐに確認することができる機能です。
モデルが構築できたら、そのモデルの…

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そして、今回紹介したDataRobotのハンズオンセミナーを毎月開催しております。今回のコラムで興味をもった方はぜひ体験してみてください!

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