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大地と繋がる

八月を迎えて、夏真っ盛り🌻日中、外に出ると汗がじわ~とにじみ出ます。
暑さのピークを迎え、まだまだ暑さが続きますね。まもなく、立秋になり、
秋の気配も感じてくる頃です。一つの季節がピークを迎えると、新しい季節が生まれてくる。八月は二つの季節が交じり合う時期。暑さが厳しいので、秋の気配が伏せられてしまいますね。
ところで、三伏(さんぷく)という言葉を聞いたこと、調べたことなどありますか?
歳時記の中にある時候の言葉でこの時期に使われる季語です。
「三」とついてるように夏至後の第三庚(かのえ)の日を「初伏(しょふく)」、次の10日後の4度目の庚「中伏(ちゅうふく)」、また次の10日後に訪れ、立秋後の最初の庚「末伏(まっぷく)」これらを合わせて「三伏」と呼び、昼の暑さは絶頂に達し、耐え難い暑さの頃を言います。
今は「中伏(ちゅうふく)」の頃で暑さも極まりつつあります。ただ、暑い!だけだと終わりのない暑さに苛立ちと不安が募り、暑さを失くしたいと感じます。先人の叡智を少し、知っておくと暑さが見えて、今の自分の立ち位置がわかり、同じ38℃の暑さでも暑いけど、苛立ちや不安は和らいでくると感じます。暑さの中にある〝涼〟を感じてみてくださいね。
朝は涼しい時間があり、夕方の陽ざしは以前より和らいでいるように

この夏は川へ散歩に行くと、必ず川に足をつけて涼みます。
川は流れているので、足を浮かしていると流されてしまいそうになります。
川辺に腰をかけていますが、弱い流れであってもからだごともっていかれそうになる。足を地面につけていると流れの勢いは感じるものの、流れされるようなことはない。
「足を地面につけるってこういうことなのか・・・。」って体感を通して感じることができた。「地に足をつける」という言葉はよく耳にする言葉。
わたしはそこに足はしっかりとつけるて、地球と繋がるものだと勝手に思い込んでいた。
川で足を地面につけた時、ぎゅっと地面を踏みしめることはなく、地面にただ足を置いただけ。それでも川に流されることなく、足にかかる自分の体重だけで立てた。実は大地に足を置くだけで繋がっていた!川の中なので、もちろん裸足。足元見ながら、足場の良いところを見つけながら歩き、深さをみたり、石がごろごろしているところは避けたり、藻があるところは気をつけてみたり〝今ここ〟に集中しつつ、大地と繋がっている。
自然はいつも何かを気づかせてくれます。

現代は自然と触れ合う時間がないことを痛感します。かつての私も仕事をしていた時は自然が身近にあって、通勤の時に眺めているだけで、空を見上げ、雲や月、星を眺めていたけれど、見ていて自然を感じる余裕がこころにはなかった。帰ってきてからの家事、次の日の仕事など何かに追われていて忙しい日々を送っていたな。って改めて気づきました。
太陽や月、星、風や山、海など自然はいつもそこにあり、それぞれの営みを繰り返しています。それぞれのリズムでありながら、すべては調和をしている。ぶつかり合うこともなく、全てが地球の、宇宙の一つ一つの存在でありながら、全体の調和の流れでもある。
自然はただそこにあり、繰り返される営みを感じることで人は自然と暮らす叡智を学び、生き延びてきた。
地球という大きな自然の中で生きている私たち。地球の営みは私たち人間にとってあまりにも大きすぎるので、身近な自然を感じて地球の鼓動を感じ、寄り添って歩む。地球規模の自然がほんの少しでも変動すると私たちの生活には大きな影響を及ぼし、生命にかかわるほどになる。
感じる視点によって、母のように包み込む柔らかさもあれば荒々しく襲ってくるような時もある。陰陽太極図でもあるように、時と場合によって物事は揺れ動く。片方だけみて判断してしまうけれど、実は今は感じていないが、片方の側面もある。それを表しているのが勾玉だとわたしは感じている。
勾玉は陰陽太極図の片割れで今は感じていなくても違う側面もあるということを古代の人たちは感じていて、それをカタチにしたものだとわたしは思っています。荒々しい魂(荒魂)と穏やかな魂(和魂)があって、人の性質として表している側面と自然の変動によって影響を受けた人の魂としての側面をお祀りしているのかなって私個人的には感じています。

自然、地球、宇宙の一つの存在として人間であるわたし。
宇宙の大きな調和の中の一つとしての人間のわたし
人間であるわたしが生まれた時点で宇宙の調和の中の一つになる。
これはわたしに限らず、みんながそう。
みんな愛されている。愛されてほしくなくても愛されてる。
地球や宇宙の愛をたっぷりと注がれている。

わたしも含めて、世界中の人たちが大きな愛に気づいて
愛されている自分を大切にして、世界が愛の星になりますように。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。







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