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いつだって芸術祭の季節だ[持ち物紹介]

大学時代から芸術祭をめぐり続けてきたら、いつの間にか旅行のパッキングが得意になりました。
特殊なものは何もないけれど、私流の芸術祭に持っていくもの及びパッキングを紹介します。
参考になるか不明ですがゆるく書いていきます。

芸術祭は上品なお出かけではなくほぼ野外フェス

芸術祭は基本デートの装備では行けません。
身軽で歩けることが大事です。
ヒールではなくスニーカー(めちゃ歩くしなんなら走る)、
サンダルもだめ(虫に刺される)、
上品なブランドバッグではなくリュックやショルダー(最悪汚れる)、
スカートではなくパンツスタイル
(床が鏡になっているところを歩くこともある)、
タイツやストッキングも危険
(山歩きで伝線するし、たまに足湯に入らないと見られない作品もある)
…だんだん書いていていろんな作品があったなと思いを馳せてしまいました。
作品を鑑賞するという文字面ではインドアな行為なはずなのですが、私の中で芸術祭参戦は非常にアウトドアな行為です。
そうです、もはや芸術祭は野外フェスなのです。
フェスに参戦しているみなさんの服装をお手本にするのが大正解です。

前回のReborn-Art Festivalにて。山の中をドライブして崖?を降りた先に見える景色



カバンは現地で2つに分ける

宿泊用の荷物:下着や化粧品などを入れておく大きな旅行かばん
これはホテルに預けることを前提に考えています。
ボストンでもリュックでもキャリーでもOK。
私は両手をあけたいのでリュックが多いです。
芸術祭参戦時の荷物:ナイロンのサコッシュや簡易なトートバッグなど

まず移動中はサコッシュも丸めてまとめて宿泊用の荷物に全て入れておき、ホテルに預けるときに貴重品をサコッシュに入れてそれだけで芸術祭をめぐるのがおすすめ。
移動中荷物を置き忘れることもないし、ホテルにチェックイン前に預けちゃえばコインロッカーがなくて困るなんてこともない。
車移動の芸術祭なら後部座席に放り投げておけるけれど、都市型の芸術祭で駅周辺に宿をとっているなら預けてから出かけるのが一番効率的です。


日焼け止め・つばつき帽子・折り畳み傘で天候対策

天気が晴天だと日焼けするし、何より暑い。
帽子が売ってないこともあるから(地方の芸術祭を舐めてはいけない)帽子は必須です。
必須と言っておきながらこの前あいち2022でうっかり忘れて、栄の3coinsで300円の黒いキャップを入手しました。
また出先で雨に降られることもあるから折り畳み傘をカバンに忍ばせること。
濡れてもカバンに入れられるように専用のカバーかジップロックに入れておくと良いです。
ビニル傘を現地で買うと荷物になるし、そもそも山村地域だとコンビニがない場合もあります。
晴雨兼用の折り畳み傘も便利ですが、作品に近づくとうっかり破損させてしまうかもしれないのでそこは注意してくださいね。
日焼け止めも重要。首の後ろや足首がうっかり焼けるので注意しています。
スプレー状の日焼け止めがメイクの上からも使えて便利ですが、車に放置すると爆発する危険がありますので持ち歩きましょう。


室内展示を鑑賞するために夏でも薄いストール

屋内会場は作品保護のために冷房が強くかかっていることも多いので、私は荷物になってもストールを持っていきます。
野外展示では邪魔なのでカバンの持ち手に括っておいて、室内に入ったら首ではなく、肩からかけて羽織るようにすると寒さを防げます。
カーディガンを常に持ち歩くのもいいですが、嵩張るのでより場所を取らない薄いストールを持ち歩いています。
冬はもこもこのストールを首に巻き、美術館のロッカーにコートを預けてもストールは館内に持ち込むようにしています。


快適なホテルライフのためのモバイルバッテリー

ホテルのベッドの枕元と電源が遠いとか、友達と一緒に旅行に行ってコンセントを譲り合うとか、そういうのが煩わしいので、モバイルバッテリーをフル充電して持っていくことにしています。
そうすればコンセントを友達に譲れるし、コンセント位置に悩まされることもありません。


基礎化粧品は荷物にならないようにする

基礎化粧品は普段のものを使いたい気持ちもありますが、特に化粧水をカバンの中でこぼれたりしたら嫌なので、個包装のパックを持っていき、化粧水と美容液の代わりにしちゃうことも多いです。
友達との女子旅なら一緒にパックしても楽しいし、肌状態も良い状態で次の日を迎えられます。
その後つけるクリームやクレンジングは試供品を持っていくと荷物を減らせるのでおすすめです。
ちなみに友人は朝もパックを使っていて、特別感を味わっていていいなと感じました。


これらが基本で、あとはお財布やら化粧道具やら服やらを持っていきますが、
荷物は少なくがモットーなので、カード決済多め
(とはいっても山村部などは現金オンリーなども多いのでちゃんと持っていきましょう)、
メイク道具は最小限、ボトムスを使い回す、ブラは嵩張るからブラトップを使う
…など女性ならみなさんがやっているようなものが多いです。


身軽さを薦めておいてなんですが、自分が慣れない土地で数日を過ごすのに不安じゃない荷物で芸術祭に出かけることが作品を全力で楽しむコツだと思います。
私は荷物を現地に置き忘れることの方が不安なので(過去にはコインロッカーに荷物を入れたまま帰ろうとしたり、韓国のレストランにパスポートを置き忘れたりと事件ばかりを起こしています)、
荷物は少なく、自宅から持って来る忘れたら現地で買うか諦めるという方針をとっています。
なんなら自宅に確実にあるので旅先で置き忘れる心配をしなくてよかった、くらいに感じています。


では今年の秋も楽しく自分らしく芸術祭に参戦しましょう!

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本日も読んでいただきありがとうございました◎
このあとも素敵な夜をお過ごしください。

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