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42歳ワーママのキャリア。ゆる転職活動を夫に話してみた。家庭の事情で選択はまた変わる?

独身の頃は、仕事選びは完全に自分事だったけど、子ども2人を抱える今はそうもいかない。

別の会社でもキャリアのステップを検討していることを夫に話してみた。

夫との擦り合わせは「止めないよ」で完


夫に話そうと思ったのは、ひとつ人事の面接のお誘いが来たからだった。それとは別にいくつか候補がある。

夫の返事は「止めないよ」。とのことだった。

夫と私もお互いの仕事については口を出さないが「家庭は回るようにしないとね、今もパツパツだよ!」と認識している。自分で考えて選ぶしかない。

家庭運営がパツパツで仕事は選ばざるを得ぬ

そう、パツパツ。うちの子どもたちの事情はなかなか込み入っている。

長男は支援学級への通級を勧められている小学校1年生で週5学童に夕方までお預けという状況には至っていない(プラス、命に関わるものでないがいくつかの専門科にかかっている)。次男はまだ一歳クラスの保育園児で数年後に補聴器を使ったり小学校高学年近辺に長期休みをぶっ潰すような手術を受ける予定だ。今は聴覚の専門の先生のところへ通園?や手術を受けることになる病院の通院がたまにある。

はぁ。

こんにちに至るまでに何度「もう、仕事どころじゃない!」と思ったか。

我が家は両親遠方で、夫婦で全てをこなさないといけない。ただでも、子どもというのは病気だの怪我だの手がかかるが、うちには先に述べたような事情がある。

ということは。私か夫が勤務時間や勤務場所に縛られていると、手が足りなくて家庭が回らない。

家庭と仕事は何がそんなに大変?

子育てで困ったら病児保育とか、シッターサービスとか、ファミリーサポートとかあるよ!と言ってくださる方もいる。もちろん、そういったものは、めちゃめちゃありがたい。

その反面、代わりのきかない、人任せにできないこともある。働く時間や場所に関してフリーになれないと困るのはこんなときなのだ。

子どもに関して病院に行く、連れて行く
子どものことで先生やカウンセラーさんと話す
次男の片耳難聴について学ぶ(聾学校での講演会や勉強会) 
小学校選びやら保育園選び
中学受験はする?しない?私立小から入る?幼稚園から入る?など進路の調べごと
子どもの習い事選び
習い事の宿題や練習などを見る
塾や学童の事務手続きやプリント回収で学童に行く
学校の宿題を見たり検定試験の準備をしたり
うちに関して重要な活動(広いうちに引っ越す必要があるか?とか、家のメンテナンスとか)

うぅ。多くて、引く。

誰かお願い!と言うわけにはいかないことがここまでたくさんあるのは、我が家が特殊なのだと思う。けれど、幾つかはどの家庭にもあることではないだろうか?

うちは便利家電フル稼働だし、病児保育も使うし、シッターサービスも幾度となく使ってるし、年に一度はダスキンにエアコン掃除やヘビーな掃除をしてもらっているし、家事代行さんに水回りの掃除や作り置きをしてもらっている。

私は、世間から見てサボっている主婦なはず。

それでも!!

他人に代わってもらうことが不可能な、平日勃発する家族の用事は枚挙にいとまがない。

仕事選び最優先は勤務形態

夫は「止めないよ」と言ってくれたが、私は今手にしている「裁量労働制、フルリモート可」という条件を外すと、上記の対応ができず家族が犠牲になることに気づいた。

家族の破綻はまずい。子どもの将来をぶち壊すのももっと、まずい。

さてどうする。裁量労働制でフルリモート可の求人として候補にあるのは現在一つだけだ。しかし、今後も粘れば他にもあるかもしれない。

裁量労働制、フルリモート可が叶えば残りの検討材料は仕事内容、労働負荷、待遇、労務環境くらいだろうか。

(仕事内容が、勤務形態の次になっちゃうあたり、実にワーママらしいと思う)

将来の不確定要素、例えば夫の転勤や転職、下の子の小学校選び(幼稚園選びからかも?)、上の子の中学受験どうする問題などを考えるとやはり、義務時間や勤務場所にキツく縛られる仕事は難しい。何かあると退職に直結する。

転職しても、裁量労働制とフルリモート可は必要な予感

裁量労働制とフルリモート可という条件で縛ってもなお可能性がわずかでも残るのは、外資系畑なのが効いているような気がする。

夫のイクメン偏差値は世間では高めだと思うけど、夫は英語が苦手で日本の組織で働こうとするとどうも、私が柔軟な働き方を選ばざるを得ないようだ。ここは、男女の差というより個人の資質の差だと思う。

流石に何年も先には子どもたちも自立していき、出勤も出張もできるとは思う。その時やりたい仕事を描いて、今の仕事がそこに繋がるよう考えられれば良いと思う。

少なくとも今は、子どもに寄り添い葛藤しつつもやりくりする自分でいる方が心地よい。それに、さまざまなケアが必要な子たちと運命的に出会ったのも何かの縁。神様のお導きなのだろう。

夫と擦り合わせしてよかったこと

夫と、次のステップでお互いどれくらいの給与を目標にしているかを握り合った。今と同じくらい家庭に時間を割くとするとお互い結構なチャレンジだと思う。

けど、子どもたちの状況から、やはり示せる選択肢が多い方が良いとの判断だ。


夫と子どもの成長や老後を見据えて、将来我が家には子どもの学校や住む場所や家の管理について、どんな選択肢があると良いのかも話し合った。これはよかった。こういうとき、夫は心強いのである。

仕事選びのテーマを決めた

家族のためにも自分のためにもなる職業人生を。

これが今のテーマのようだ。

さて、自分のためになる仕事って?
仕事内容についてはまた別にまとめたい。

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