翻訳家は娘にフランス語を教えるか
わが家には2歳の女の子がいます。
みぃちゃん。
音楽と絵本がだいすき。
母である私は、フランス語の翻訳をしています。
赤ちゃんの頃からフランス語の音の出る絵本を読んだり、童謡を聴いたりと、フランス語に親しみはあったみぃちゃん。フランス語で語りかけると、いつもとは違う母の音をおもしろそうに聴いています。
子育てをしていると、「子どもがネイティブのように外国語を話せるようになるには、3歳までに始めるのがだいじ」という話をよく聞きます。たしかに、友人のお子さんは2歳にしてすでにとても良い発音で英語を話しています。ディズニー英語システムを生後まもなくから日常的に取り入れているそう。
そんなことを聞くと、興味がむくむく。私も一度は入会を考えました。英語が自然に話せたら楽しいよね、とワクワクして。
でも、英語にしても、フランス語にしても、積極的に学ばせよう(教えよう)という気持ちにはなかなか火がつきません。
外国語の「音」をたくさん聴く機会だけは、用意したい。みぃちゃんも楽しそうだし🐈。
けれど外国語を学ばせること自体については、いつかやってくる偶然の出会いを楽しみにしている私がいるのかもしれません。
✳︎
「偶然の出会い」というのは、私がこの世界で気に入っていることのひとつです。必要なことは、ちゃんと日々を生きていればあるときふらりと訪れてくれる。私が与えなくとも子ども自身が「出会う」のではないか、という、勝手ながら私が抱いているイメージです。
また、3歳までに始めるに越したことはないだろうけど、3歳以降に始めても全然大丈夫という確信もあります。
みぃちゃんの中に学びたい欲が湧いたときに、すかさず環境を与えられたらいいな、と思っています。
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