ハイブリッドアスリート
って知っていますか?
ハイブリッドアスリートという言葉を知っていますか?「Hybrid athlete」で検索するとアメリカの記事やYoutubeチャンネルが出てきます。ハイブリッドとは異なる二つのものが一つになったものを指しますが、ハイブリッドアスリートという場合、パワーリフティングと長距離スポーツ(マラソン、ウルトラマラソン、トライアスロンなど)の2つを極めるアスリートを指すようです。
通常スポーツをやるということは何か一つの競技とじっくり向き合うこと。ハイブリッドアスリートは異なる(しかも大きく)ジャンルのスポーツでそれなりのアウトプットを出すということを考えます。この人なんてヤバい。Big3トータル600kg(ベンチプレス140kg、スクワット220kg、デッドリフト240kg)と60kmのウルトラマラソンサブ6を同じ日にやったそうです。
このハイブリッドアスリートという考え方が結構面白い考えだと思ってしまいました。だってマラソンは体重が1kg減ると3分縮まるとか言うし、高重量を上げるには筋肉=体重を増やさないといけないし、それぞれのパフォーマンスを上げるには別のベクトルでトレーニングを考えないといけない、なんとも矛盾的で非効率な方法に感じます。変態ですね。
でもなぜ取り上げたかというと、かっこいいと思ってしまったから。私は別の記事の通りマラソンサブ3を目指していますが、ザ・マラソンランナーのようにカリカリに痩せたくないと思っていたので、こんな考え方があるのか、と新鮮な気持ちになりました。
ということで、マラソンと平行して、Big3を中心に2ヶ月ほどトレーニングをしてきました。
実際にやり始めて難しいこと
筋肉痛。スクワットの翌日はランニングがかなりきつい。
トレーニングプラン作成が難しい。時間が減るだけでなく、筋トレとポイント練の間隔を空けないと練習がこなせない。
メリット
ランニングとは違う気持ち良さ。筋トレで重い重量を上げる時の瞬間的な「おっしゃ!」という感覚はランニングでは味わえない。
走りが安定する。ランニングって意外と単純かつ小さい動作なので、そればかりやっていると筋力が落ちる感じがする。スクワットで大臀筋や股関節周りの筋肉がきちんと使えるようになり、姿勢や蹴りが安定する。
ランニングだけでなく、違う刺激が入るため、気持ちが切り替わる。
カロリー消費が大きい。ランニングそんなに痩せません(経験から。人によると思います)。筋トレを取り入れてからは回復のためにもかなり食事量を増やしていますが、体重は変わりません。たくさん食べられるのは最高です。
筋肉痛は慣れてきて、ある程度トレーニングスケジュールが確立してくると、それなりにランも筋トレもこなせるようになってきました。高重量になる程フォームも大事だと思うのでそこは気をつけながらいきたいと思います。あと、プロテインは大事です。飲み忘れると筋肉痛が長引きます。
目標
目標はBig3で300kgを達成することです。今ベンチプレスを60kg、デッドリフトを90kg、スクワットを85kg程度であげられているのでそれぞれ80kg、120kg、100kgくらいまで引き上げていきたいと思っています。300&Sub3を達成したいと思います。
日本では新しいスタイルかもしれない?ハイブリッドアスリートを今年は目指して頑張りたいと思います。
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