カフェ・モンタージュ

京都・御所南のあるカフェの形をした劇場です。 https://www.cafe-mon…

カフェ・モンタージュ

京都・御所南のあるカフェの形をした劇場です。 https://www.cafe-montage.com

記事一覧

失われずに、失われている音楽の話

ビーチボーイズの『スマイル』というレコードが、この世にあるはずであった。 、あるはずであ…

音楽のように、読む、プルースト

フォーレ研究の第一人者ネクトゥーもこう言っているのだから、フォーレの没後100周年に、いま…

「フィガロハウス」のモーツァルト

何も起こらず、ただ過ぎていくだけの時間は、存在しない。 ベルリンのイツィヒ家にて、ザラ、…

サリエリと陰謀

モーツァルトの歌劇『フィガロ結婚』が1786年に初演される際に、モーツァルトの父レオポルトが…

リストとクララの1838年

面白いと思っていることがひとつある。 1824年にシューベルトが大きなピアノソナタを作った。…

スクリャビンは違う

「地続きのロシア」という記事を書いたことがある。その時に感じていたことが、今回スクリャビ…

シューマンのバッハ、楽譜のこと

シューマンがバッハの無伴奏チェロ組曲のピアノ伴奏の作曲に取り組んだのは、1853年の3月から4…

「不在」の存在証明、永遠の三重奏

― いまこそ話しておくが、ヨハネス、 わしは君の心の中を深く見通していて、その中にある危険…

はじまりの三重奏

忘れたい、忘れよう。 そう願う時期が長くなることで、その一つの記憶が色々な時間と繋がって…

失われた時を 見出すとき - J.ブラームス

ブラームスが若き日に書いたピアノ三重奏曲について、ずっと不思議に思っていたことが、少しず…

喪失の上に立つ、ボードレール

いま、世の中から失われてしまった感情。 もう思い出すことの出来ないものについて考えている…

「読書会」?

11/25の公演「ベートーヴェン捏造」では、本編である、著者のかげはら史帆さんのレクチャーの…

フンメルに捧ぐ

1821年1月25日、シューベルトの作品がウィーンの楽友協会ではじめて聴かれた。ギムニヒの歌唱…

あなたがここにいてほしい

「インヴェンションとシンフォニア」は、もともとは『クラヴィーア手帳』に掲載されていて、そ…

バラードの年、荘厳ミサの年

ゲーテとシラーのいわゆる「バラードの年」といわれている1797年のこと。 21歳のアブラハム・…

シューベルトの「西東詩集」

カップのサイズや、飲み口が厚かったり薄かったりで、コーヒーの味が違う!という主張を始めた…

失われずに、失われている音楽の話

ビーチボーイズの『スマイル』というレコードが、この世にあるはずであった。 、あるはずであ…

音楽のように、読む、プルースト

フォーレ研究の第一人者ネクトゥーもこう言っているのだから、フォーレの没後100周年に、いま…

「フィガロハウス」のモーツァルト

何も起こらず、ただ過ぎていくだけの時間は、存在しない。 ベルリンのイツィヒ家にて、ザラ、…

サリエリと陰謀

モーツァルトの歌劇『フィガロ結婚』が1786年に初演される際に、モーツァルトの父レオポルトが…

リストとクララの1838年

面白いと思っていることがひとつある。 1824年にシューベルトが大きなピアノソナタを作った。…

スクリャビンは違う

「地続きのロシア」という記事を書いたことがある。その時に感じていたことが、今回スクリャビ…

シューマンのバッハ、楽譜のこと

シューマンがバッハの無伴奏チェロ組曲のピアノ伴奏の作曲に取り組んだのは、1853年の3月から4…

「不在」の存在証明、永遠の三重奏

― いまこそ話しておくが、ヨハネス、 わしは君の心の中を深く見通していて、その中にある危険…

はじまりの三重奏

忘れたい、忘れよう。 そう願う時期が長くなることで、その一つの記憶が色々な時間と繋がって…

失われた時を 見出すとき - J.ブラームス

ブラームスが若き日に書いたピアノ三重奏曲について、ずっと不思議に思っていたことが、少しず…

喪失の上に立つ、ボードレール

いま、世の中から失われてしまった感情。 もう思い出すことの出来ないものについて考えている…

「読書会」?

11/25の公演「ベートーヴェン捏造」では、本編である、著者のかげはら史帆さんのレクチャーの…

フンメルに捧ぐ

1821年1月25日、シューベルトの作品がウィーンの楽友協会ではじめて聴かれた。ギムニヒの歌唱…

あなたがここにいてほしい

「インヴェンションとシンフォニア」は、もともとは『クラヴィーア手帳』に掲載されていて、そ…

バラードの年、荘厳ミサの年

ゲーテとシラーのいわゆる「バラードの年」といわれている1797年のこと。 21歳のアブラハム・…

シューベルトの「西東詩集」

カップのサイズや、飲み口が厚かったり薄かったりで、コーヒーの味が違う!という主張を始めた…