「地続きのロシア」という記事を書いたことがある。その時に感じていたことが、今回スクリャビ…
シューマンがバッハの無伴奏チェロ組曲のピアノ伴奏の作曲に取り組んだのは、1853年の3月から4…
― いまこそ話しておくが、ヨハネス、 わしは君の心の中を深く見通していて、その中にある危険…
忘れたい、忘れよう。 そう願う時期が長くなることで、その一つの記憶が色々な時間と繋がって…
ブラームスが若き日に書いたピアノ三重奏曲について、ずっと不思議に思っていたことが、少しず…
いま、世の中から失われてしまった感情。 もう思い出すことの出来ないものについて考えている…
11/25の公演「ベートーヴェン捏造」では、本編である、著者のかげはら史帆さんのレクチャーの…
1821年1月25日、シューベルトの作品がウィーンの楽友協会ではじめて聴かれた。ギムニヒの歌唱…
「インヴェンションとシンフォニア」は、もともとは『クラヴィーア手帳』に掲載されていて、そ…
ゲーテとシラーのいわゆる「バラードの年」といわれている1797年のこと。 21歳のアブラハム・…
カップのサイズや、飲み口が厚かったり薄かったりで、コーヒーの味が違う!という主張を始めた…
まずは形なのである。 はじめに人形をつくり、その人形を人間にする。 ベートーヴェンの『プロ…
作曲家マックス・ブルッフは1838年、つまりブラームスより5年後に生まれ1920年、つまりブラー…
ブラームスのチェロソナタ 第2番 op.99を聴く公演に、この作品が交響的だからという理由で「シ…
京都府立図書館でノルウェー文学の祖といわれるホルベルクの書いたものを何か読もうと思ったら…
近代ベルギーを代表する作曲家ジョゼフ・ジョンゲンは1873年生まれ。 つまり生誕150周年?とは…