Corazon

笑いあり、涙あり?の珈琲屋の悲哀を綴っております。

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    水出しアイスコーヒーパック

    昨日の自分にありがとうを言いたい。 コーヒー粉が入ったパックを一晩、水につけておくだけでアイスコーヒーができます。 ドリップして淹れるアイスコーヒーに比べると、苦味が少なく甘みが感じられます。 1パックなら、サーバーでも作れます。(水、約400cc) ※クール便での発送となります。
    1,370円
    cafe de corazón|自家焙煎珈琲と手作りお菓子のお店
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    夏みかんサブレ(4個入り)

    口に入れると夏みかんの風味がふわっと感じられます。 ピールを噛むとさらに夏みかんを感じられる、この時期限定のお菓子です。 ■原材料名 薄力粉、無塩バター、粉糖、夏みかんピール、アーモンドプードル、牛乳 ■アレルギー表示対象品目 小麦、乳、卵 ※本品製造工房では小麦、卵、乳、ナッツ類を含む製品を生産しております。
    260円
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    水出しアイスコーヒーパック

    昨日の自分にありがとうを言いたい。 コーヒー粉が入ったパックを一晩、水につけておくだけでアイスコーヒーができます。 ドリップして淹れるアイスコーヒーに比べると、苦味が少なく甘みが感じられます。 1パックなら、サーバーでも作れます。(水、約400cc) ※クール便での発送となります。
    1,370円
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    夏みかんサブレ(4個入り)

    口に入れると夏みかんの風味がふわっと感じられます。 ピールを噛むとさらに夏みかんを感じられる、この時期限定のお菓子です。 ■原材料名 薄力粉、無塩バター、粉糖、夏みかんピール、アーモンドプードル、牛乳 ■アレルギー表示対象品目 小麦、乳、卵 ※本品製造工房では小麦、卵、乳、ナッツ類を含む製品を生産しております。
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    コーヒーとバターサンドクッキー(レーズン)のギフト

    <セット内容> バターサンドクッキー(レーズン) 5個 コラソンブレンド(中深煎り)100g グァテマラ・コンポステラ(中深煎り)100g コーヒー豆は、豆のままか粉にするかお選びいただけます。 【バターサンドクッキー レーズン】(要冷蔵) 原材料名:バター、卵、砂糖、小麦粉、牛乳、アーモンドプードル、レーズン、ホワイトチョコレート、ラム、キルシュ、塩、ヴァニラビーンズ、シナモン、カルダモン 〜発送について〜 ・日付指定がない場合、ご用意でき次第クール便で発送いたします。 ・金額の下に 『※この商品は、最短でxx月xx日(x)にお届けします(お届け先によって、最短到着日に数日追加される場合があります)。』と表示されていますが、 通常、ご注文日当日〜3営業日以内に発送しています。
    3,930円
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台湾風かき氷の衝撃

繁忙期のはずの春が去年に比べるとそれほど忙しくなかった。 ということは、いつも暇な夏が忙しくなるのかと思っていたら、いつも通り暇であった。 しかし、こんなことぐらいで挫けるような私ではない。 時間があるなら今後に向けて行動しなくては、個人事業主として失格である。実は密かに夏を乗り切る秘策を練っている。企業秘密にしておきたいが、言いたがりなので披露しよう。 それは、「かき氷」だ! 「そんなもん、どこでもやってるよ」そう言いたいのだろう。たしかに近年かき氷はどこでも見かける

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      • うまいものを不味く食べる

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        • 保健所の抜き打ち検査

          「マスター!保健所の方がいらしてます」 配達を終え、着替えようとしているところにスタッフが呼びにきた。 営業許可の更新手続きは来月のはず。なぜ連絡もなしに、しかも直接お店にやってくるのだろう? 疑問に思いつつ、お店に出て入り口に立つ保健所の職員の方に問いかけた。 「何でしょうか?」 「今日はこの辺りの更新が近いお店を回っておりまして、今からカウンターの中を拝見してよろしいでしょうか?」 ほお、これは抜き打ち検査だな。 飲食店は営業許可を取るために、厨房設備などの決ま

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          デパート催事出店あるあるPart2

          ①高いセキュリティ 朝の8時、搬入口に商品を降ろしたあと、車を近くの駐車場に止めるため移動する。止めたあと、何も考えずにデパートに入ろうとすると扉は全てしまっている。ちょっと考えればわかることだが、デパートの開店は10時からなのである。 「しまった。駐車場に止めたあと、どこから入館するのか聞いていなかった・・」 あせった私はグルグルデパートの周囲を回ってみるが、入館証を持っていないのでガードマンが入れてくれない。泣く泣く担当者に電話して迎えに来てもらうハメに。お迎えは幼稚園

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          カフェをやりたい人達へ

          カウンターでカップを洗っていると、こんな会話が聞こえてきた。 「仕事やめたら、カフェでもやりたいと思ってるのよ」 「ええ!いいな!そしたら私も雇ってね」 また、以前に来たお客さんは、しげしげと店内やコーヒーカップを眺めて 「趣味の世界やなぁ」と呟いていた。 どうやら、カフェは誰にでもできる職業のように思われているらしい。 いいだろう。いかにこの仕事が大変であるかを、20年以上のキャリアを持つ私がとくと語ってしんぜよう。この話を聴き終えた後は、「もう二度とカフェをやりたい

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          デパート催事出店あるある Part1

          その1 普段とは違う客層 「デパートができた時に買い物の何が変わったか?」という話を聞いたことがある。 それまで商品とは使用価値で選ばれていた。つまり必要なものを目的に買いに行くということが普通であった。しかし、デパートは買う意思がなく、ただ眺めるだけということを可能にしたのである。 コーヒーと共にお菓子やコーヒー豆も物販として陳列していると、眺めにくるお客さんがやってくる。「よし、このまま視線があったときにお声がけしよう!」と思って待ち構えていたら、見事に私の顔をスキップ

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          「ある休日」 久さしぶりになんの予定もない休日。 家族もそれぞれ出かけていて、家には私一人だ。 こういう日にはコーヒーを淹れて、たまっている本をじっくり読みたい。 そう思い、朝からダイニングで本を読み始めた。 姿勢が疲れてきたら時折ソファに移ったり、ひとつの本に飽きてきたら他の本に変えたりしながら。 そんな午前中を過ごし、適当にお昼ごはんを食べたあと考えた。 「本にも飽きてきたし、誰かとしゃべりたいな・・・」 しかし、学生時代と違って急に連絡して「今から遊びにいこか

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          珈琲屋がお客さんに味を説明するときに感じるジレンマについて

          「判断ができません」 お客様がメニューをジッと見ている。 表情からは困惑の色が見てとれる。 「あの、すいません・・・」 やはりきたか! 「わからないので、教えていただけますか?」 それはそうだろう。 当店にはストレートとブレンド合わせて約20種類のコーヒーがある。 そして、メニューには生産国名が文字で表記されている。飲んだことがなければ、ブラジルだとかコロンビアだとかいった記号だけ見ても、どんな味か想像がつかないのは当然である。 ここで私は得意げに焙煎度について説

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          お金が降ってくる交差点

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          新業態『交流屋』の第1、2回の実績報告書

          以前に新しい試みとして「交流屋」を始めるという記事を書いた。 「交流屋」がどういった業態かは下記のnoteを読んでいただきたい。 そして今回は実際にやってみた感想を書いてみたいと思う。 「まずは1回やってみよう!」とチラシを作り店内に置いてみたところ、興味を示してくださる方が多く、定員の4人はすぐに埋まり、時間をずらして2回目も同日に行うこととなった。 結果から先にいうと、2回とも大盛り上がりだったので成功といえる。 「普段のカフェと「交流屋」は一体なにが違うのか?」

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          恥ずかしい卒業式の想い出

          「私の小学校時代とは随分変わったなぁ・・・」 袴姿で卒業式にでる娘をみて、時代の変化を感じてしまう。 私が小学校を卒業するときは袴姿の子など一人もいなかった。 それどころか、保護者でさえ着物を着てくる人は1、2人くらいだったと記憶している。 それが京都という土地柄のせいか、女の子の半数ぐらいは袴を着ている。 最初は袴で出席するというのを聞いて、「えっ、小学生で必要ある?」と思ったのだが・・・。 そんなことを考えながら、自分の卒業式の日を思い返していた。 私も一応は「よ

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