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新業態『交流屋』の第1、2回の実績報告書

以前に新しい試みとして「交流屋」を始めるという記事を書いた。
「交流屋」がどういった業態かは下記のnoteを読んでいただきたい。

そして今回は実際にやってみた感想を書いてみたいと思う。

「まずは1回やってみよう!」とチラシを作り店内に置いてみたところ、興味を示してくださる方が多く、定員の4人はすぐに埋まり、時間をずらして2回目も同日に行うこととなった。

結果から先にいうと、2回とも大盛り上がりだったので成功といえる。

「普段のカフェと「交流屋」は一体なにが違うのか?」
そう思われた方もいるのではないだろうか?

まずホスト側としては、他のお客さんや仕事を気にすることなく話に集中できる。

この効果は意外と大きい。
通常のカフェの営業だと楽しい話で盛り上がっていても、頭の半分は他のお客さんやあとの仕事の段取りについて考えてしまう。
特に周りに他のお客さんがいるとき、同じ人とばかり話していると常連さんへの身内贔屓に取られかねない。これではお店としてマイナスだろう。

今回やってみて感じたのは、そういったことを気にせず話ができるということは非常にストレスがなく楽しいものだということだ。
参加者全員が同じ目的で来られているので、隣の人の話にもどんどん入ってきてくれる。
少人数なので、孤立する人はなく一体感のある雰囲気をつくることができた。

次にゲスト側としては、不特定多数のいる場ではなかなか話せないことでも、少人数で心理的安全性が保たれていれば、深く掘り下げた話までできてしまうところが良かったのではないだろうか。

ホスト側からすれば「どこまで踏み込んで聞いてよいものか?」と考えながらやっていたのだが、自ら打ち明けて話してくれる場面が多かった。

考えてみれば不思議である。
初めてあったばかりの人たちに自分の仕事や過去の話などを詳しく話しをする。
一人が打ち明けることで連鎖的に他の人たちも話し出す。
こちらが聞いてはいけない話かなと思っていても、案外だれかに話したいと思っているものかもしれない。

この一期一会の「交流屋」の距離感というのは、その辺りが絶妙のところにあるように感じられた。

1回目と2回目では盛り上がり方も違い、1回目は興味のわく話題が次々とでてワイワイと賑やかな感じであったが、2回目は悩みごとに対するアドバイス的な話になったりと比較的落ち着いた流れで話が進む感じであった。

テーマを決めて話を展開するわけではないので、その時の参加者が引っかかった箇所を皮切りに話が広がっていく。
参加するメンバーの組み合わせによって、全く違う雰囲気になっていくのも「交流屋」のおもしろいところかと思う。

どちらの会も最後にはInstagramを教えあったりして、今後の繋がりにも発展しそうに感じたし、全員が都合がつけば次も参加したいといってくださった。

ありがたいことである。

今回見つかった課題としては、盛り上がりすぎて1時間半の開催時間を大きくオーバーしてしまったことだろうか。

まぁ、この辺は想定内というところかな・・・。

「交流屋」サロン・デ・コラソンにご興味のある方は、お店でコーヒーを飲みながらスタッフにしれっと聞いてみてください。


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