続・神様カフェ
「ねぇ、君、往生際が悪過ぎますよ。そろそろ諦めなさい」
「嫌ですぅ。だってアタシ死にたいなんて言った覚えないもん。記憶にございませーん」
「ここは人間界じゃないんだから、そんな政治家みたいな言い訳、通用しませんよ!」
ここ神様カフェでは、まだ小競り合いが続いていた。
「君がイライラさせるから、トールとアレスが喧嘩し始めちゃったわよ。地球壊しかねませんよ、彼らは」
「知ーらない。アタシのせいじゃないもん。チェンジで」
「君ね、誰と話してるかわかってるの?私ブラフマーですよ?宇宙もあらゆる生物も私が創造したんですよ!?」
「だから知らないってばぁ。っつか創造主多過ぎじゃない?何人いるの?」
「それは言っちゃダメなやつ!」
「あっ、あそこのイケメンと変わってよ。あんた顔いっぱいあって怖いし」
「失礼にも程がありますよ!ちょっとアポロンさん、変わって!」
「いや、僕ちょっとダプネにフラれたショックが大きくて...」
不毛な時間は終わらない。
完
note杯無視して続編書いちゃいました。
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