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斉藤 夏輝
2022年10月17日 19:49
初対面の人間に、特技を聞かれたときに困ってしまうのは「自慢しすぎていないか」、あるいは「格好つけすぎていないか」という要素を考えすぎてしまうからだ。その点、僕は特技を聞かれれば、「フラフープを回すことが得意です」とか、「自分でセルフ散髪することが得意です」と即答することができる。フラフープを回すことより、「ギターが弾ける」とか「カラオケ」、「リフティング」とかの方が断然格好いいのだけれども、僕
2022年10月10日 20:21
順風満帆の高校生活の時間の中で、部分的に悲壮感の漂う時間を過ごしたことがある。これは高校生や中学生といった思春期「ならでは」のものではない。年齢を問わず広く一般的に感じるものであると思っていた。だが、それは局地的なものであるようだった。ーーー僕が高校3年生のときのことだ。秋風が冷たくなってきた時節であると同時に、日本シリーズがホークス優勝で幕を閉じ、プロ野球への、いやカープ球団への寂しさが