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クリエイティブなコモンズとして。初のオフィス開放日。

暑いくらいの太陽に恵まれたC's CREATIVEの初のオフィス開放日。とても心地よい時間を過ごすことができました。

当日は大学院(Globis経営大学院22期生。ビジネスの最先端をキャッチアップするためMBAを学習中)の仲間が九州から家族で遊びにきてくださったり、地元のママ友だちなどが足を運んでくださり、とても心温まる1日となりました。

お仕事でつなぐ両端に、大切な人の笑顔が見つかることはとてもとても幸せなことですね。


起業のきっかけは私の私的な想いから。

「感性が無意識に養われる素敵な環境。優しい気持ちに包まれて、やりたいことが無限に湧きあがり、始める勇気や自信をくれるクリエイティブな仲間に出会える。そうした機会が耐えることのない、毎日ワクワクと成長していける人生が送りたい。」

街に眠っている沢山の宝物を活かしてつくっていきたい。。。

人の『小さなできる』が解き放たれて、らしくいられる出会いに恵まれ、前向きな気持ちで前進したり、挑戦したくなる。そんな心地よいポイントが街中にポコポコっと気さくに在るってきっとだいじ。

また、街の中にどんどん増えていく空き家もとても「もったいない」気持ちがしていました。ただ壊して、また「壊す」前提で物語のない家を作るのではなく、創意工夫で「活かせる」資源としての視点や発想を定着させることのできる再生モデルを作れないものか。「いかす」という視点で空き家の問題もずっとずっと気になっていました。

借りたい人も貸したい人もいっぱいいるのになぜ空き家が活かせないのか。空き家は資産価値としてお金以上の大切にすべき「物語」が存在する特別なもの。オーナー様にとってもご近所さんにとっても。だから空き家問題を解決していくには、丁寧に心でつながり、顔が見える安心感と信頼感で次の物語につながっていくカタチが必要だと。

そんな思いから、ブランドづくりをしていくオフィスとして使いつつ、温かいクリエイティブなコモンズとして定期開放していくことのできるスペース&空き家活用のショールームとして、コツコツとこの2ヶ月沢山の仲間に助けていただきながらお借りした空き家を丁寧にととのえてきました。


皆で丁寧に愛情込めてピカピカに。
「おうちが喜んでるね!」
直す私たちも通りすがりのご近所さんも同じコメント。
おやすみにできる人で、集まれる仲間で。


できる限りこの家の持つ魅力を引き出す形で。創意工夫をして、無駄遣いせず、地球にあまりご迷惑をかけない形で。と。いただきものと廃材と知恵と工夫と発想で、なんとか人が呼べるまでになってきました。

廃材をいただき制作したテーブル

というわけで、早々にスモールスタート!

初回の開放日を快くサポートくださったのは都内でセレクトショップを運営していた頃から買い付けさせていただいていたオールハンドメイドのレザーバッグブランドtortoagoのデザイナー兼作家の大久航さん。

作業を温かく見守る大久さん

活字を愛する我孫子らしく、大切な読書の時間を伴走してくれるレザーのしおりを制作するワークショップを開催しました。


沢山の色から表と裏の革を選びます。
使用するレザーは、制作過程で出た端材を活かして。
2024年の読書のお供に。
大切にしたいことを言葉に託し制作するレザーのしおり。

電子書籍に移行している時代ではありますが、やはり紙の書籍を手に持ってページをめくりながら進む読書は特別なもの。使い込むほど自分らしくエージングするしおりを、大切にしたい言葉でデザインしました。

しおりにデザインする言葉を選ぶ前に、
自身の行動を決める軸となる価値観を内省するminiワークを実施しました。


ノリを薄く塗り張り合わせる練習


tortoagoの商品は大久さんが1つ1つ丁寧に手作業で作られています。


南向きで心地よい日差しが家いっぱいに差し込みます
いいお道具は作業の途中、無造作においていても絵になる。美しい。

作業に没頭する時間は気持ちが良いものですね。そして出来上がった時の達成感。できがった瞬間の「できた〜!」という声とともに見せる笑顔がとても素敵でした!


はじめましてから広がる出会いと会話

ワークショップに参加する人、自由に縁側やお庭で過ごす人。

少し異なるゆったりした時間が流れるコモンズで、思い思いに過ごしていただけて、未来がまた少しくっきりしてきました。


次回の開放日は23日土曜日!

縫製作家のMaNaMiさんとワークショップを開催し、
みなさまのお越しをおまちしております!

ワークショップの詳細はこちらからhttps://note.com/c_is_creative/n/n1716d4309e54


besitoooooooo
ゆうさん

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