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一人暮らしをして親に感謝していること。

父も祖父も調理師だ。
母はズボラで大した料理は作らない人だ。

私はザ★家庭の料理に子供の頃から憧れがあった。

我が家は週に一度、下手したら何ヶ月かに1、2度くらいしか家族が揃わなかった。
父は寿司職人だから、世の中が休みとなればかきいれ時。

家族の揃う日は朝昼兼の決しておしゃれ風なブランチとは言えないご飯を食べ、晩御飯はなんらかの素材が生きた(焼いただけとも言うが)ご飯が多かった。(あとはなにかしらの素使用飯)
そして断然外食が多かった。

子供の頃はそれが寂しくもあったが、おかげで目と舌が肥えたんだなと今は思う。(体もな。。。)

いい素材、美味しい味が分かる、というのはひとつの私の強みで、安いものの中でもそれなりにいい食材を選べるし、それなりに美味しい味に仕上げられる。
実家では週末作り置きで生活していたけど、一人暮らしになっても食に全く苦労していないことは私のQOLを確実にあげていると思う。
こうしたら食べたい味になるだろう、どうしたらあの味になるだろうという計算が出来ることは時短にもなる。
ある食材をどう活かすかという閃きもほとんど失敗しない。
そして食べたい味を自分で作れるのは外食しなくて済むし、何より安上がりだし、心も満たされる。

月の食費がこんなにローコストで済んでるのに何かを我慢してるわけじゃないというのはとても大きい。

ささやかに、親に感謝。

あなたと支え合いたい.