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BYARDではどんな人が活躍しているの?〜面接でよくいただく質問にお答えします!〜 #BYARD採用note

こんにちは。BYARDの創業メンバーであり、現在はVP of Customer Success/執行役員の鈴木高太郎です。


今回は、採用面接でいただくことが多い「BYARDではどんな人が活躍していますか?」という質問にnote上でお答えしてしまおうという企画です。


ズバリ答えを言ってしまうと……

BYARDで活躍しているのは

\BYARDの「行動指針」にマッチする人です/

……が。

これでは皆さんが知りたい答えにまったくなっていないと思いますので、この記事では行動指針との関係に触れながら、前半は「BYARDという会社」の視点から、後半は「BYARDのなかのCSチーム」の視点から、どんな人が活躍しているのかを紹介します。

CS以外の職種にご興味がある方にも参考になると思うので、ぜひ最後までお付き合いください。



BYARDの「5つの行動指針」とは?

本編に入る前にBYARDの行動指針について軽く触れておきます。行動指針は以下の5つの要素から成り立っています。

仮説1st | 改善1st | 仕組1st | 家族1st | 仲間1st

ここでは1つ1つを詳しく解説しませんが、この記事を読み進めてもらえば大枠のイメージはつかんでもらえるんじゃないかと思うので、「5つの要素があるのね」ぐらいになんとなく覚えておいてもらえるとうれしいです。

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「BYARDという会社」ではこんな人が活躍してます

それでは本編に入っていきましょう。まずは前半の「BYARDという会社」からの視点です。


① 「人へのリスペクト」がある人が活躍してます

BYARDのメンバーは、人のことをちゃんとリスペクトしてくれる人たちだなーと思います。

これは「仕事の優秀な人がリスペクトされる」みたいな話とはちょっと違って、メンバーの後ろに誰がいるのか想像する、という話です。

目の前にいるメンバーの後ろに「その人のことを大切に思っている人たち」が必ずいるはずです。それは親かもしれないし、パートナーや子ども、あるいは友人かもしれません。

仕事ができる/できないとは別に「その人の後ろにはどんな人たちがいるのだろうか」と思いを巡らせ敬意を払う。これがBYARD流のリスペクトだと僕は思います。


ここまでの話を読んで、もしかしたら

「理屈は分かるが、仕事は仕事でちゃんとやらないといけないのでは」
「マネジメントする側の立場として、どう成果を出させるのか」

と思った方もいるかもしれません。

ですが、人は誰しも得意・不得意があり、加えて、仕事や生活の環境・状況に影響されてパフォーマンスは上下しますから、仕事ができる/できないという軸だけで考えていると結局、最後は誰もいなくなっちゃうんじゃないでしょうか。

ここで登場するのが、行動指針のうちの1つ「仕組1st」の考え方です。

たとえば、仕事の締切に遅れてしまったメンバーがいたとします。そのときに大切なのは分解して考えてみることです。

「締切に遅れてしまった」という状態は、いくつかの論点に分解できます。

😢締切を忘れていた
▶▶ 💡リマインドの仕組みをつくれないか

😢工数を少なく見積ってしまった
▶▶ 💡バッファを含んで工数設定できないか

😢差し込みの依頼を断り切れず受けてしまった
▶▶ 💡まずチームで相談するようにできないか

😢想定外の手戻りが発生してしまった
▶▶ 💡業務プロセスを見直せないか

😢体調を崩してしまった
▶▶ 💡引き継ぎがしやすい状態にできないか

「締切に遅れてしまった」という状態は抽象的すぎて、そのまま取り扱うと本人の性格や努力などの「ヒトの問題」として捉えがちです。しかし分解して抽象度を下げ、具体的な論点を明らかにすることで「コトの問題」として捉え直せます。

「コトの問題」として捉えることができれば、その人の人格と仕事を切り分けやすくなり、それがひいては「人をリスペクトする」ことへつながってくんじゃないかなーと思います。


まとめると、「人をリスペクトできる人」とは

  • 問題が起きたときに「人の問題」ではなく「事の問題」にフォーカスできる人のこと

  • そのために、抽象的で大きな問題を分解して論点整理する力を持っていること

……という感じです。


②失敗を恐れない人が活躍してます

失敗は怖いです。でも、失敗を恐れながら行動を起こしてもあまりいい結果にはなりません。

むしろ、VUCAの時代と言われるように、いまの世の中では正解が分かっていることの方が少ないんじゃないでしょうか。スタートアップならなおさら、トライ&エラーで試行錯誤な日々が当たり前ですしね。


……とは言っても、ただ無鉄砲に突き進めばいい、というわけではないのがミソで、ここで大切になるのが、行動指針のうちの1つ「仮説1st」の考え方です。

たとえば、マーケティング施策として記事をつくるなら、いきなり「とにかく書きまくって本数を増やす」なんてことはせずに、

・ターゲットは誰で
・その人に読んでもらうにはどの媒体が良くて
・興味を持ってもらえうための内容は○○で
・どうやって記事まで誘導するのか

……と仮説を考えるのではないでしょうか。

仮説が正しいかどうかはやってみなければ分かりませんが、仮説がないと結果を「成功か失敗か」でしか測れず、「どこが良くて、どこに改善が必要で、じゃあ次はこうしてみようか」という話ができません。

ですので「仮説1st」というのは「最初から筋のいい仮説を立てられなきゃダメ」ってことじゃなく、あくまで仮説はその後に改善していくこととセットで考えようってことです。これが行動指針の1つ「改善1st」へとつながっていく部分です。


先ほど例として出した「マーケティング施策として記事の話」でいうと、コンテンツマーケでどれだけプロフェッショナルなキャリアを持った人だとしても、最初からいきなりCVしまくるなんてことは(たぶん)不可能だと思います。はじめての環境で最初から筋のいい仮説なんて立てられないだろうし、僕たちもそんなのを求めていません。

「最初から成果をださなきゃ……」とプレッシャーを感じて二の足を踏むより、1本目より2本目、2本目より3本目……と改善を重ねていき少しずつ、でも着実に、PV・CVが増えていく方がよっぽど大切なんじゃないかなと思います。


そういう意味では「失敗を恐れない」というのは「フィードバックを恐れない」と言い換えることができるかもしれません。

うまくいかなかった結果に対してフィードバックをもらうのは正直「うっ」てなるときもありますが、結果とは「ゴール」ではなく、改善に向けた「スタート」と捉えれば、フィードバックはむしろ宝の山です。

そもそも「フィードバック」という単語には本来ネガティブな意味はなくて、する人とされる人はお互いに協力しあって1つの目標を達成するんだよって意味だったりもするので、仮説はあくまで仮説であって正解ではないし、どんどんフィードバックをもらって改善していこう!って方が大事だよなーと思います。

フィードバックとはもともと軍事用語で、打った大砲の弾がターゲットからどれくらい外れているのか観測し、砲撃手へ伝える役割のことだそうです

(フィードバックの由来は、これ以外にも諸説あります)


まとめると、「失敗を恐れない人」とは

  • 結果はゴールでなく、次に向けた改善のスタートだと捉えられる人

  • 改善のためには、結果を分析できるようまず仮説を立てる力を持っていること

  • そしてフィードバックを恐れず、むしろ歓迎して改善を進めていくこと

……という感じです。


③「冷静な頭」だけでなく「温かい心」も超大事です

BYARDの5つの行動指針のうち仮説1st改善1st仕組1stの3つが出てきましたが、ここまでの話だけだと

「BYARDでは論理的・理性的に考えることが重要で、超・合理的な集団なんだ」

っていう風に見えるかもしれません。でも、僕たちが大切にしているのはそれだけじゃないんです。


まずは「メンタル」の話。

泥臭い努力や辛さを乗り越える根性だってもちろん大切です。最後の最後で諦めずに踏ん張るのに必要なのは、メンタルの強さだと思います。

ただ、それは「精神論でがんばる」みたいなこととはちょっと違っていて「踏ん張れるように日ごろからメンタルを整えておこうよ」って方が近いです。

仕事の重要なシーンで踏ん張りがきくためには、日ごろから家族と仲よく話ができていたり、食事や睡眠がちゃんと取れていたり、そういう普段の生活がちゃんと充実してるってことが関係していると思うんですよね。それらがあってこそ、いい仕事ができるんじゃないかなと。

なので「メンタルを整えるスキル」っていうのは超大事だし、それがBYARDの行動指針の1つ「家族1st」につながってる部分だと思います。


そして、もう1つは「一緒に働く仲間」の話です。

自分で言うのもなんですが、今、BYARDにはとてもすばらしい仲間たちが集まっていると思ってます。みんなGive&Giveの精神を持っていて、勉強熱心で、仕事をガンガン前へ進めるけど仕事だけじゃなく家族やプライベートも大切にしている、そんな人たちが集まってます。

言い換えれば「会社の名刺を持たなくても、個人としても仕事が取れる実力を持ったメンバーが集まっている」と言えるかもしれません。実際、複業(副業)しているメンバーも何人もいます。


じゃあ、それだけ実力を持った人たちがわざわざ集まる意味ってなんなのかというと、一人でできることには限界があるからだと思います。

一人でやる仕事は、言ってみれば「足し算」です。スキルも知恵も経験も出どころは自分一人だけで、それ以上の力を出すことはできません。

ところが、複数人でやる仕事では、お互いのスキル・知恵・経験を持ち寄れるので、力は何倍にもなります。つまり「かけ算」です。

1+2+3+4は7ですが、1×2×3×4は24なので4倍もの差が生まれます。


僕たちは企業ミッションとして「社会のリソースを解放しより自由で快適な仕事環境を創造する」を掲げています。

これは、単に目の前の仕事を効率化しよう・自動化しようということを越え、仕事の在り方そのものを変えるとても大きなミッションであり、達成は簡単ではありません。でも、簡単ではないからこそ僕たちの力で実現したいと本気で思っています。

人が増えればいろんな調整とかは必要になるので「1人でやった方が早い」ってこともありますが、1人では絶対に到達できない場所もみんなで力を合わせればたどり着くことが可能になります。

これはまさに、

「早く行きたければ一人で行け、遠くへ行きたければみんなで行け」
“If you want to go fast, go alone. If you want to go far, go together.”

っていうアフリカのことわざの考え方と同じ。今はまだ遠くに見える目的地(企業ミッション達成)へとたどり着くためには、今いる仲間たち、そして、これからBYARDに加わってくれる仲間たちの力が絶対に必要です。

これが、BYARDの行動指針の最後の1つ「仲間1st」につながってる部分だと思います。

まとめると、BYARDの5つの行動指針のうち、

仮説1st | 改善1st | 仕組1st

の3つが「冷静な頭」だとすれば、

家族1st | 仲間1st

の2つは「温かい心」

BYARDで活躍しているのはロジカルさも、エモさも、どっちも持ち合わせている人だと言えるのかもしれません。


 「BYARDのCSチーム」ではこんな人が活躍してます

前半は、4つの行動指針になぞらえながら「BYARDという会社」の視点から見てきました。

続いて後半では、「BYARDのなかのCSチーム」の視点からもう少し具体的に見ていきたいと思います。


①「人の喜び」を喜べる人が活躍してます

僕がCSをやってて良かったなーと感じるのは、お客様が喜んでる顔を見たときです。

せっかく取り組むんだからちゃんと結果を出してその人が会社から評価されてほしいし、昇進したり給与が上がったりしてほしいなって思います。

CSチームのメンバーも、こういう「人の喜び」を自分の喜びとして感じられる人たちが集まってる気がします。

CSの仕事は文字どおり「お客様に成功していただくこと」なので、自分ががんばればどうにかなるってもんでもありません。

とくに、BYARDの提供価値は、お客様が仕事の仕方そのものをアップデートしていただくことなのでけっこうたいへんです。実際に業務を改善するのはお客様自身なので、長い時間をかけて根気よく取り組まなきゃいけません。

そのためには、やっぱり「人の喜ぶ顔を見るのが好き」みたいなところにモチベーションを感じられた方が、楽しく働けると思うんですよね。


じゃあどんな人がそういうモチベーションを感じやすいのかと言うと、あくまで1つの例ですが、チームスポーツが好きな人とかは近い気がします。

僕はサッカーをやっているんですが、1つのゴールを決めるまでにはいくつものプレーがつながっていて、それぞれのポジションがそれぞれいいプレーをし、もっと言えばフィールドに立っていない縁の下の力持ちの人もたくさんいて、その集大成が1つのゴール、そして試合に勝つことへつながっていきます。

華々しいゴールを決めたのが自分でなくても、それを自分のことのように喜べて、そっちの方が自分がゴールを決めるよりモチベーション上がるって人は、きっとCSに向いてるんじゃないかなーと思ったりします。

※チームスポーツはあくまで一例ですから、やってこなかった人がBYARDのCSに向かないってことじゃありません!


②好奇心旺盛な人が活躍してます

ありがたいことにお客様から「Kotaroさんは話が上手ですね!」って言ってもらうことがあって、それってどういうことなんだろうと考えてみたんですが、きっと好奇心なんだろうなと思いました。

さっきも言いましたがCSの仕事は「お客様に成功していただくこと」です。そのためには知識としてお客様の業界や事業、組織や業務の構造を理解しなきゃいけません。

でも、当然ですがそれらはお客様によってぜんぜん違いますから「この業界は初めてだな」「この業務については詳しく知らないな」ってこともしょっちゅうあります。

お客様からお金をいただいている身だと「こんなことも知らないのかって思われたら恥ずかしい」と考えてしまいがちなんですが、僕は「すいません、そこは詳しくないので教えてもらえますか?」って正直に聞いちゃいます。

TPOに応じて聞き方は工夫したりしますが、そういったテクニック的なものプラス「恥を捨てて素直に聞ける」ことなども含めて、「コミュニケーション力」とか「対人関係力」と呼ぶんじゃないかと思います。

大人になればなるほどめちゃくちゃムズいですが(笑)


もちろん、これは「教えて君でいい」ってことじゃあなくて、自分でも勉強してるという前提があってのことです。

お客様から一度教えてもらったことは振り返って復習して、自分の血肉にしていくことが大事ですし、本当の好奇心とは表面だけ興味があるそぶりをすることじゃなく、気になったことをついつい自然に学びたくなってしまうことなんじゃないかなーと思います。

※BYARDでは「BYARD BLUES」っていう社内勉強会や読書の輪読会もやってますので、自分一人で勉強しなきゃいけないのか……なんてプレッシャーは感じないでくださいね!


 「人柄軸」と「スキル軸」でまとめてみました

「どんな人が活躍していますか?」という質問へ、BYARDの5つの行動指針に触れながら回答してみました。

まとめとして、採用サイトなどでよくある「人柄」「スキル」という2つの軸から今回の話を整理してみたいと思います。


「BYARDという会社」で活躍している人

人柄
・「人へのリスペクト」がある
・失敗やフィードバックを恐れない

スキル
・自分で仮説を立てゴール設定ができる
・実施した施策を振り返り次に向けた改善ができる
・抽象的で大きな問題を分解して考え「ヒト」ではなく「コト」にフォーカスして仕組み化できる


「BYARDのCSチーム」で活躍している人

人柄
・「人の喜び」を喜べるメンタリティーを持っている
・好奇心旺盛で学習意欲・向上心がある

スキル
・セルフマネジメント力
・対人関係力
・コミュニケーション力
・プロジェクトマネジメント力
・プレゼン力

逆に、BYARDはSaaS企業ですが「ITリテラシー」は後からいくらでも身に付けられますし、「業務設計スキル」もそれこそBYARDを使って型をつくり、ノウハウを共有できるようにしていますので、そこの経験がなくても心配しなくて大丈夫です!


CSは「人を動かす力を持った仕事」だと思ってます

スティーブ・ジョブズがiPhoneをつくって、僕たちの生活はすごく変わりましたよね。

待ち合わせの時間と場所を決めなくても友だちに会えるようになりましたし、切符すら買わなくても電車に乗れるようになり、移動中は音楽まで聴けるようになった。

しかも、それはジョブズがすべてをつくったわけじゃなく、iPhoneに合わせて周りが最適化され、僕たち自身が勝手に変わってしまったってところがすごい。

そういう「人を動かす力を持った仕事」ができるってかっこいいなーとずっと憧れていました。でも、僕はエンジニアでもデザイナーでもないので、ジョブズのようにはできないよなって諦めてもいました。


でも、あるときにふと気が付いたんです。


BYARDのCSは「お客様が仕事の仕方そのものをアップデートしていただく」ために仕事をしている。つまり、相対(あいたい)したお客様や会社組織に働きかけて、今までの行動を変化させている。

それって「人を動かす力を持った仕事」じゃん、今やってるのは憧れてた仕事じゃんって。

そして、それができるのは単に理論や方法論をコンサルティングするだけじゃなく、それを具現化する「BYARD」というツールがあるからこそだと思います。

これって結構すごいし、めちゃくちゃ楽しいことなんじゃないかと思います。

BYARDは2024年から「SaaS × カスタマーサクセス」という戦略で戦っていきますので、CSチームにとって非常にエキサイティングなフェーズになるのではないかと思います。

CSの経験がある方未経験の方も、ご興味がありましたらぜひ「カジュアル面談」でお話ししましょう!

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